ゲンナイ製薬株式会社は、配偶者がいる20歳以上の男女に対し、「夫婦デートに関する調査」をインターネットリサーチで実施。1000名の有効回答サンプルを集計した。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
■夫婦はデート不足?3組に1組は「夫婦二人のデートは一年間で0回」、5組に4組が「夫婦デートしたい」と回答
結婚して夫婦になったカップルは、夫婦二人きりのデートをどのくらい行っているのだろうか。配偶者がいる20 歳以上の男女(全回答者)1000 名に対し、最近一年間、どのくらいの頻度で夫婦二人きりのデートを行ったか聞いたところ、「週に 1 回程度」(13.6%)や「月に 2・3 回程度」(12.0%)と答える人が多く、平均頻度は月に 1.7 回となった。一方、『最近一年で 0 回』は 32.6%と、3 組に 1 組の割合に。
結婚歴別にみると、新婚夫婦(結婚 1 年目)の平均頻度は月に 4.1 回、新米夫婦(結婚 2・3 年目)は月に 2.7回、中堅夫婦(4~10 年目)では月に 1.3 回、熟練夫婦(10 年超)では月に 1.5 回となった。また、『最近一年で0 回』の割合に注目すると、新婚夫婦では 0.0%、新米夫婦で 15.2%、中堅夫婦では 40.9%、熟練夫婦では34.6%となった。結婚歴を重ねると、二人きりのデートを行なわなくなる夫婦が増えるようだ。
■夫婦デートの効能 経験者の6割が「夫婦仲が良くなる」と実感 週一デートは「惚れなおす」効能も!
夫婦二人きりのデートをすることには、どのような効能があるのだろうか。最近一年で夫婦二人きりのデートをしたことがある人(674 名)に対し、夫婦二人きりのデートをしてみて、良かったと思うことは何か聞いたところ、「夫婦仲が良くなる(夫婦円満が続く)」が 60.5%で最も高く、「夫婦間で話題が増える」(42.1%)や「家事や仕事の活力になる」(27.7%)、「普段行けないお店に行ける(子ども連れで行きづらいお店や、一人で入りづらいお店など)」(27.6%)、「パートナーからの愛情を実感できる」(24.9%)が続いた。夫婦円満に役立ったり、家事や仕事の活力が湧いたりといった効能を実感している人が多いようだ。
夫婦デートの頻度別にみると、週に 1 回以上という高い頻度で夫婦デートを行っている人は、「夫婦仲が良くなる」(71.8%)や「夫婦間で話題が増える」(48.0%)、「パートナーへの恋心が強くなる(惚れなおす)」(24.8%)などの割合が、頻度の低い人に比べて高くなった。定期的に夫婦デートを行っている人は、夫婦間で話題が増えたり、パートナーを惚れなおしたりといった効能を感じているようで、それらの効能の結果として、夫婦円満が維持できると実感しているのではないだろうか。
続いて、夫婦デートを楽しむために気をつけておきたいポイントを探るため、全回答者(1000 名)に対し、パートナーにされたら嫌な、デート中の“NG 行動”について聞いた。男性の回答に注目すると、妻にされたら嫌なデート中の NG行動ワースト 1 位は「普段着のままなど、おしゃれをしない」(26.2%)、2 位は「スマホ(携帯電話)ばかりいじっている」(25.8%)、3位は「歳相応でない、度を越した若作りをする」(22.0%)となった。ワースト 3 に、妻のファッションに関する行動が 2 つ挙がった。二人きりのデートをするときは、普段着でなく、綺麗な格好をして欲しいと考えている夫が多いようだ。そのほか、妻にされたら嫌なデート中の NG 行動ワースト 10 には、「映画館や車の助手席で居眠りする」(8 位、9.8%)や、「普段使いしている行き先ばかり選ぶ」、「家計の話や子育ての話ばかりする」(同率 9 位、9.0%)などが挙がった。
女性の回答に注目すると、夫にされたら嫌なデート中のNG行動ワースト1位は「スマホ(携帯電話)ばかりいじっている」(46.0%)、2 位は「自分勝手に話したり、話を聞いていなかったりする」(37.0%)、3 位は「デートプランやお店にダメ出ししたり愚痴を言ったりする」(34.2%)となった。ワースト 3 に、会話に関する NG 行動が 2 つ挙がった。自分勝手に話を進めてしまったり、ネガティブな言動をしたりすることがないよう、夫は気をつける必要がありそうだ。また、「スマホ(携帯電話)ばかりいじっている」は、男女ともにワースト 3 にランクインする NG行動だった。夫婦二人きりの時間を楽しむために、夫婦は互いに“スマホいじり”に気をつけた方がよさそうだ。そのほか、夫にされたら嫌なデート中の NG 行動ワースト 10 には、「短時間で切り上げ、すぐに家に帰りたがる」(4 位、27.4%)や「お酒を飲み過ぎて、ハメを外す」(5 位、25.6%)、「他の女性のことを目で追う・やたらと褒める」(22.6%)などが挙がった。
【調査概要】
調査タイトル:夫婦デートに関する調査
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする配偶者がいる20歳以上の男女
調査期間:2016年1月7日~1月14日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1000サンプル
(有効回答から20代・30代・40代・50歳以上×男女が均等になるよう1,000サンプルを抽出)
実施機関:ネットエイジア株式会社