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受験模試の復習からわかった「自力で解き直す」ことの重要性

2026.11.08

受験生は、そろそろ本番の試験が近づいてきて、模試を受けたり勉強の仕方を検討したり受験対策を進めている人も多いだろう。Stardyが運営する次世代オンライン学習塾『河野塾』は、2026年度第2回共通テスト型KONO模試を受験した高校3年生・既卒生に、『共通テスト100日前「模試の復習実態調査」』を実施して結果を発表した。アンケート回答と実際の模試得点を組み合わせて分析すると、受験生の約7割は模試の復習を「解き直さない層」だったが、「自力で解き直す層」は平均得点率が「解き直さない層」より約2割高く、全6科目で上回る傾向があったという。

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約7割が復習を解説の理解まで、またはそれ以前の段階で終える

模試や問題演習で間違えた問題をどこまで復習しているかでは、「解説を読んだり視聴したりして、内容を理解するところまで」が約4割で最多だった。それに「不正解だった問題の確認まで」が17.2%、「得点・正誤の確認まで」が10.7%、「ほとんど復習していない」が4.7%で続いた。これらを合わせた72.9%が復習を解説の理解まで、またはそれ以前の段階でやめる「溶き直さない層」だった。「自力で解き直すところまで」(13.9%)と「自力で解き直した後、日を空けて再び解けるか確認するところまで」(11.4%)の両方合わせた「自力で解き直す層」は約4人にひとりだった。

「自力で解き直す」層の平均得点率は「解き直さない層」より高い

復習の段階別に模試の平均得点率を比較すると、「自力で解き直す層」は59.5%で「解き直さない層」の49.4%より10.1ポイント高かった。

科目別でみると全6科目で「自力で解き直す層」の得点率が上回り、もっとも差が大きかったのは情報Ⅰの15.2ポイントだった。そのほかに数学Ⅱ・B・Cが12.2ポイント、数学Ⅰ・Aが11.2ポイントだった。数学系の科目で得点率の差が出たようだ。

復習を「解説を読んで理解するところまで」で終える人の26.5%が似た問題を自力で解けない

共通テスト対策でもっとも力を入れたい科目で困っていることでは、復習を「解説を読んだり視聴したりして、内容を理解するところまで」で終える受験生の約4人にひとりが「解説は理解できるが、似た問題を自力で解けない」と回答した。「自力で解き直す層」と「日を空けて再確認層」の合計は12.7%だった。解説を読んで理解したと感じることと、自分の力で解けることの間にギャップを抱える受験生が一定数いるようだ。

共通テスト100日前の悩みの1位は「優先して取り組む科目・範囲を決められない」

共通テストまで約100日の時点で、受験勉強を進めるうえで困っていることの1位は、「優先して取り組む科目・範囲を決められない」(32.3%)だった。2位以下は、「今の勉強法でよいか判断できない」(30.1%)、「計画を立てても、予定どおりに進められない」(28.9%)だったが、勉強の優先順位や進め方、計画に関する悩みがトップ3になった。

今回の調査結果について、河野塾の塾長の河野玄斗氏は、次のようにコメントしている。「受験生の約7割が間違えた問題を自力で解き直さないまま、復習を終えていました。解説を読んで「わかった」と感じることと、本番で自力で解けることは別物です。10月からは、勉強の進め方を切り替える時期です。焦って基礎を最初からやり直すのではなく、過去問や演習で見つかった弱点を特定し、その部分だけを補強してください。そのとき、「今やっている勉強が、本番のどの単元で何点につながるのか」を常に意識することが大切です。そして、すでに理解できている内容は「やらない」と決め、自分に必要な所だけに絞って繰り返す回数を増やす。追い込み期に得点を伸ばすのは、勉強時間の長さだけでなく、時間をかける場所の選び方です」

模試の平均得点率を見ても、自力で解き直すことが得点につながっていることがわかる。模試をきちんと復習して、自力で解き直すことが学力を伸ばすためには大切といえそうだ。

『共通テスト100日前「模試の復習実態調査」』概要

調査対象:河野塾が実施する「2026年度第2回共通テスト型KONO模試」の受験者
調査期間:2026年9月19日~2026年9月27日
調査方法:模試受験後のインターネットによるアンケート(選択式)。アンケート回答と同模試の得点データを組み合わせて分析
回答総数:402名(高校3年生・既卒生)
調査主体:Stardy(河野塾)
※得点との関係は相関を示したもので因果関係を示すものではありません。平均得点率は受験科目ごとの得点率(得点÷配点)の平均。

出典:「河野塾調べ」

https://stardy.co.jp

構成/KUMU

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30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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