NHKは、2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」(2027年1月10日放送開始)のキービジュアルを公開した。
音楽を担当するのは、映画『正体』で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞した大間々昂!
「逆賊の幕臣」は、“勝海舟のライバル”と言われた幕臣・小栗上野介忠順を主人公に、忘れられた歴史の“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描くドラマ。主演は松坂桃李、脚本は安達奈緒子が務める。
放送開始まであと2カ月となるなか、遂にキービジュアルが公開。題字・キービジュアルを担当したのは、アートディレクターの木谷友亮。木谷は題字について、「小栗が日常的に書き残していた特徴的な手書きの線を、タイトルデザインに取り入れました。枠に収まる必要がある役人としての立場を表現しました。また、明朝体を精緻に手書きすることで、役人としての小栗の真面目さや実直さを表現しています。一方、小栗を知るほどに本人の内面にある強さ・野性味を感じることが多く、それが彼の最期につながったのではないかと思いました。その一面を題字に取り入れるために、整然とした造形にあえて逸脱を加えました。それまで几帳面に描かれていた文字が最後の一画のみ勢いのある筆の線に変わっています。几帳面に整えられた造形と、そこから生まれる逸脱。その対比によって、小栗の人物像と、時代の枠を越えようとする意志を表現したタイトルデザインです」とコメント。
また、キービジュアルについては、「劇中には、小栗が平伏する、地面にしゃがんで文字を書くといった幕臣としての象徴的な場面があります。これらに共通する“下を向いた小栗”を、地面に近い位置から見上げるローアングルで撮影しメインビジュアルにしました。こめかみに浮かぶ血管などの身体的なディテールも再現し、小栗の内に秘めた緊張感やエネルギーを際立たせています」と述べている。
あわせて、ドラマの音楽を、映画『正体』で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞した大間々昂が担当することも発表。大間々は「学生の頃、恩師の渡辺俊幸先生に『利家とまつ』のメインテーマの楽譜を見せて頂きながら、いつか自分も大河ドラマをやってみたい。と話していたのを覚えています。それから十数年が経ち、この度『逆賊の幕臣』の音楽を担当させて頂くことがとても感慨深く、光栄です。小栗忠順は、敵勢力からも後世に残るべき偉人であったと惜しまれながら斬首されました。対立や枠組み、国境を超え、日本の未来の為に彼が見た夢、今の私たちに残した偉業、歴史に翻弄されながらどのように最期を迎えたのか。彼の人生に想いを馳せながら、現代とより地続きなイメージで没入感のある音楽を作りたいと思いました。NHK 交響楽団の皆様との共演は私にとって大きな挑戦です。指揮の広上先生はじめ、全ての音楽制作を支えてくれた仲間、ミュージシャン、クリエイターの皆様に感謝いたします」とコメントしている。
関連情報
https://www.nhk.jp/g/ts/YPLNUWTT1W/
構成/立原尚子




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