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リクライニング&ロッキングでハンモックのようにくつろげる!仕事、ゲーム、休息を一脚でかなえるBouliesのゲーミングチェア「Master Rex 2026」

2026.11.01

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

日本上陸1周年を迎えた、英国発のチェアブランド「Boulies(ブーリス)」は、「日本市場参入1周年 事業戦略発表会」を開催、代表取締役CEOの包晨飛(ホウ シンヒ)氏が、日本市場に参入した1年間の取り組みや今後の事業戦略を発表した。

あわせて、仕事からゲーム、休息まで、一日のさまざまなシーンに対応した新製品「Boulies Master Rex 2026(ブーリス マスターレックス 2026)」を発表した。

ゲームだけでなく暮らしの様々なシーンになじむチェアを提供

大学で工業デザインを学んだ包氏は、2015年から英国のAmazonでオフィスチェア、ゲーミングチェアの販売に携わるようになった。

「当時のゲーミングチェアは派手なデザインが主流で、普段の暮らしにあまりなじむことができず、ゲーミングチェアはなぜゲーミングルームのみで使われるのか?生活の様々なシーンでなじむチェアを作れるのではないか?と思うようになりました。これが、私がBouliesという会社を設立するきっかけになりました」(包氏)

2017年4月に英国法人BOULIES LTDを設立し、Bouliesブランドを始動。2018年には「Master」シリーズの初代モデルを英国で発売した。2020年からは英国の自社サイトでの直接販売を中心にブランドを育て、同年に米国へも展開。2025年9月には福岡県に日本法人を設立し、日本市場へ本格参入、現在は、英国、米国、ドイツ、日本を中心に事業を展開している。

2017年の設立から2025年末まで世界累計売上高は80億円、本格参入から1年間経過した

日本市場での売上高は4,000万円に達した。

「Bouliesのコンセプトは『椅子を、使う人にも、暮らしにも合わせる』こと。その実現に向け、“製品を人に合わせる”“製品そのものに投資する”“実際の課題から設計する”の3つの考え方で製品づくりをしています。

人に合わせるというのは、体格だけでなく、前かがみになる、背もたれに体を預ける、腕の位置を変えるといった姿勢の変化に対応する設計です。

構造、素材、調整機構、耐久性、テストなど、毎日の座り心地を左右する部分に時間とコストをかけることが製品への投資です。

そして、機能を増やすことを目的とせず、長時間の使用や限られた空間での使いやすさなど、利用場面の課題を出発点に開発します。

開発を支えるのは、中国・江蘇省蘇州を拠点の一つとするものづくりの体制です。部品や素材、組み立て、検査などの関連産業が集まる長江デルタ地域の製造力を活用しています。

また、開発段階から椅子の構造や脚部、ガスシリンダー、キャスターなどの耐久性、安全性に関する試験を実施しており、使用場面を想定した社内検証や第三者機関による試験にも取り組み、発売後もユーザーの声を取り入れながら改良を続けています」(包氏)

オーディオビジュアル評論家の野村ケンジ氏が新製品を検証

オーディオ、ビジュアル機器分野における総合アワード「VGPアワード」の審査員も務める、オーディオビジュアル評論家の野村ケンジ氏が、新製品「Boulies Master Rex 2026」について、機能や使用感などを検証、特長について解説した。

「(旧モデルと比較して)細かいところがアップデートされていると感じました。一番の進化だと感じたのは腕の位置に合わせて調整できる6Dアームレストですね。上下だけでなく、360度転したり、前後に動いたり、上下に傾けられたりと、いろいろな要望に応えられるアームレストになっています。

座って仕事をしている時に、斜めに傾けると肘に接触している面積が多くなくキービードを打つときも楽になります。かなり自由にアームが動かせるので、いろいろなシチュエーションで使えるようになりました」(野村氏)

腰を支えるランバーサポートは、左右が独立しており微調整が可能。後付けパッドと比べて、座る人に合わせて背もたれのフィット感を整えられる点も野村氏は評価した。

本製品は組み立て式だが、組み立ても旧モデルに比べると簡易になり、慣れていない人でも1時間程度で組み立てられるのではと野村氏は話した。

「背もたれは165度まで無段階で調整できるのと、背もたれを倒してフットレストを使えば足を伸ばすことができます。座面と背もたれが連動するシンクロ・ロッキング機能もあるので、仕事の合間に全身を伸ばして休憩するのもいいですね。この状態で寝たこともありますが、4時間ぐっすりと寝ることができました。

僕も仕事で10時間座っていることもありますが、一脚で仕事も休憩もできるので、テレワークが多い人に特におすすめですね。また、本体にでっぱりもなく、6D アームレストはかなり自由が利くので、椅子を左右に回転させても後ろに引いてもあまり場所を取らず、立ち座りがスムーズです。スペース効率を重視したい人、機能的に使いたい人にもおすすめです」(野村氏)

「Boulies Master Rex 2026」は、12月28日(月)22時まで、応援購入サービス「Makuake」にて先行販売を実施。製品の発送は2027年2月末までを予定している。

張地はファブリック(コモ/チャコールグレー/アッシュグレー)と、PUレザー(ブラック)の2タイプ。価格は72,800円、先行販売では、49%OFF、36%OFFの数量限定リターンを用意(いずれも予定数量に達し次第終了)。

販売チャネルは公式サイト、公式Amazonストア。

10月29日~12月2日まで「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」でBoulies製品の展示を予定しており、実際に製品に触れて、使い心地を試したい人は、こちらで確認してみるのも良いかもしれない。

【AJの読み】ゲーミングチェアの域を超えた暮らしになじむエルゴノミクスチェア

筆者は自宅で仕事をしており、毎日長時間座りっぱなしのためエルゴノミクスチェアは必需品。長時間座り作業する人には、ゲーミングチェアも選択肢のひとつだが、やはり“いかにも”というデザインがネック。

「Boulies Master Rex 2026」はヘッドピローが取り外しできるので、ピローを外せばオフィスチェアとしても使えるデザイン性の高さが魅力だ。

ランバーサポートで個々に合わせて背もたれのフィット感を調整できるので、体格や姿勢に合わせられるのもメリット。フットレストを使って足を伸ばし、好みの後傾姿勢で固定し、ゆらゆらとロッキングして仕事の合間のひと休みも楽しい。また、椅子の上であぐらをかいたり、正座したりもできるので、気分転換に姿勢を変えるときにも便利。

収納式のフットレストと最大165度の無段階リクライニングを組み合わせた、もはや簡易ベッド?と思えるぐらいのリクライニングもポイントが高い。疲労を回復し、仕事の効率を上げる短時間の仮眠「パワーナップ」にも最適だ。

そして、長時間のゲームや作業をする際に重宝をするのが、野村氏も言及していた6Dアームレストだ。上下、前後左右に動くアームレストは多くあるが、それらに加え、天面が360度回転、上下にも傾けられるので、自分に合ったベストな位置で調整でき、デスクやテーブルとの干渉にも配慮できる。

「Boulies Master Rex 2026」のひとつだけ残念なところは、日本人向けに改良されているものの、身長160㎝の筆者が座った感覚だと、一番低くしても床に足裏がすれすれで届かない状態だったこと。男性には合うと思うが、女性は人によって座面高が高いと感じる人もいるかもしれない。

女性や身長の低い人には、2026年のVGPアワードのゲーミングチェア部門にて「Boulies Master Rex」と共に金賞を受賞した「Master Neo(マスター ネオ)」がおすすめ。

「Master Neo」は日本の住環境やライフスタイルを考慮して設計されたエルゴノミクスチェアで、低めに設定された座面高と、ゆとりのある53㎝ワイド座面で、足裏をしっかり床につけやすい。

取材・文/阿部純子

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