近年、若い世代を中心に、「包丁キャンセル界隈」「コンロキャンセル界隈」など、従来当たり前とされてきた調理器具や工程をあえて省く「キャンセル調理」が注目されている。
タイガー魔法瓶はこのほど、全国の20代~50代の男女888名(男性444名、女性444名/各年代222名)を対象に行った「自炊に関する意識調査」の結果を発表した。
直近半年で使用した調理器具の種類数、20代は40代・50代の約6割。若い世代ほど調理器具を絞る傾向
普段自炊をする人は81.9%。週に1回以上自炊する人は7割以上(72.9%)に上った。また、直近半年の間で使用した調理器具の数を見ると、全体平均で11.5個。年代別で見ると、20代は平均8.5個、40代・50代は平均13.6個という結果に。20代は40代・50代より平均5.1個少なく、40代・50代の約6割の種類数にとどまった。年代が下がるほど、調理器具を絞る傾向が見られた。
調理工程も、若い世代ほど少ない。 50代は20代の約1.5倍の工程を行っていることが判明
平日の夕食調理について尋ねたところ、「主菜1品」を作り始めてから完成するまでに行う調理工程は、平均8.0回であることがわかった。年代別で見ると、20代と50代では平均3.2回の差があり、50代は20代の約1.5倍の工程を行っていることが明らかとなった。調理器具の使用数と同様に、若い世代ほど工程を絞って料理している傾向が表れている。
キャンセル調理は「包丁キャンセル」と「魚焼きグリルキャンセル」が上位に
調理工程で省くことが最も多いもの、最も避けるものについては、1位「包丁(15.2%)」、2位「魚焼きグリル(13.2%)」、3位「まな板(9.8%)」という結果に。「包丁キャンセル」に加え、「魚焼きグリルキャンセル」の傾向も見られる結果となった。
年代別では、包丁・まな板・ピーラー・キッチンばさみを合計した割合に大きな差が見られた。20代では、およそ2人に1人が下ごしらえに使う器具や工程を最も省いている一方、50代では4人に1人程度にとどまった。また50代の約3割は調理工程で省くことや避けるものが「特にない」と回答。「キャンセル調理」が若い世代を中心に広がっている傾向が見られる。
週21回以上コンロを使用する割合、50代は22.5%に対し、20代は1.4%。一方、最もよく行う調理方法は「焼く・炒める」が圧倒的首位に
コンロの使用頻度は、20代は50代より週平均4.2回少なく、若い世代ほど使用頻度が低い傾向が見られた。「週21回以上」と回答した割合も、50代は22.5%に上る一方、20代は1.4%にとどまった。
一方で、最もよく行う調理方法については、約6割(59.3%)の人が「焼く・炒める」と回答。電子レンジの活用も見られる昨今においても、「焼く・炒める」調理方法が圧倒的に多いことが明らかになった。
自炊で重視されることは「時短」「調理工程を減らすこと」
自炊する上で重視していることについては、1位「調理時間を短くする(19.1%)」、2位「調理工程をできるだけ減らす(16.2%)」、3位「おいしく仕上げる(11.7%)」という結果に。時短や家事負担の減少が最も重視されながらも、おいしさを求める傾向が見られた。
※タイガー魔法瓶「自炊に関する意識調査」より引用
<調査概要>
調査対象:全国の20代~50代の男女888名(男性444名、女性444名/各年代222名)
調査期間:2026年9月16日(水)〜2026年9月25日(金)
調査方法:株式会社ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチ
出典元:タイガー魔法瓶株式会社
構成/こじへい




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