■連載/阿部純子のトレンド探検隊
今年発売20周年を迎えた花王のオーラルケアブランド「ピュオーラ」。同社が実施した調査で判明した、生活者の8割が感じている「毎日の丁寧な歯磨きを継続するのが難しい」という本音に寄り添い、「がんばらなくても勝手に成果が出る」機能体験を提供することを掲げた製品を発表している。
昨年は微細な炭酸泡が歯周ポケットや歯間まで入り込む「ピュオーラ 炭酸ハミガキ」を発売。今年10月にはホイップ泡でからめて落とす新商品「ピュオーラ 超密着ホイップ」を発売した。
口内カバー率91.4%!ハブラシでは届きにくい舌や上あごまで泡が行き届く
花王の調査では、定期検診を受けるなどオーラルケア意識は向上しており、約7割がフロスや洗口液を使ったケアが必要だと感じている一方で、習慣化できていないことも判明。「毎日、毎回、完璧にオーラルケアするのは難しい」と感じる層が8割を占め、意識と行動にギャップがあることがわかった。
また、「毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、日中や翌日に口の中のネバつきや口臭が気になる」という生活者の声も多く聞かれ、意識はあっても毎日のケアに限界があると感じる生活者には、努力に頼らず成果を出す「機能的体験」が求められている。
こうしたニーズに応えて新発売された「ピュオーラ 超密着ホイップ」は、従来の歯磨きの泡と異なり、重力に逆らって口内全体に密着、滞留する高密着ホイップ泡により、届きにくい場所の菌や汚れをからめ落とす洗浄で、新しい歯磨き体験を提案している。
歯垢の約70%は菌であり、菌は歯だけでなく舌や粘膜、上あごなど口全体に存在する。歯磨きや洗口液で洗浄しても、舌や粘膜などにも汚れや菌が残り、ひいては、口臭やむし歯、歯周病にもつながる可能性がある。
「ピュオーラ 超密着ホイップ」は従来品と比べて密着率が約8.2倍。広がりにくく、弾力、密着性に優れ、3分後でも口内の91.4%をカバーして菌や汚れをからめ落とす。
口内カバー率91.4%の特性で、ハブラシでは届きにくい舌や上あごまで泡が行き届いて密着。汚れや口臭、歯周病の原因菌を逃さずからめて洗浄する。菌の増殖を抑えることで、長時間ネバつきや息のきれいな状態が持続する。
高密着ホイップ泡は舌や上あごにも留まり、スマホやテレビを見ながらの“ながら磨き”や電動歯ブラシ、長時間ブラッシングでも口元から泡が垂れにくい構造を実現した。下記画像は左が超密着ホイップ、右が従来品。
「ピュオーラ 超密着ホイップ」は、リフレッシュハーブとクリアリッチミントの2種類の香味。想定売価は各600円前後。
また、「毎日フロスまでがんばれない」という生活者の本音に応え、「ピュオーラハブラシ すき間PRO」シリーズからコンパクトサイズに加えて、よりヘッドが小さいものを好む人に向けに「ピュオーラハブラシ すき間PRO 超コンパクト」も発売する。
【AJの読み】洗顔では一般的なホイップだが歯磨きではどうなる?
発表会では、おいしいおやつをいただいた後に「ピュオーラ 超密着ホイップ」を使って歯磨き体験をした。
チューブからハブラシに出した段階では、いつもの歯磨きと変わらない感じだったが、口内に入れて磨いているうちに濃厚な泡に変化。口内全体に泡が密着する感じがあり、3分間磨いていたが、口角から泡が垂れてこなかった。
自宅では電動歯ブラシを使っているが、電動の場合さらに泡立ちがよくなるので、量を調整しながら使うと良い。
憚るものなので画像ではお見せできないが、磨き終わったあとに洗面所に泡を吐き出すときれいな塊が。水でなかなか流せないほどしっかりとした泡になるので驚き!
泡状にすることで表面積が増え、毛穴の奥や肌の細かい凹凸にまで洗浄成分が届きやすくなり、泡自体が皮脂や古い角質を包み込んで浮かせるため、擦らなくても汚れが落ちることから、洗顔フォームでは泡立てて使うのが一般的だが、ホイップ状になる歯磨きは初めての体験。
もっちりとした泡が口内に満ちて、隅々まで行き渡っている満足感があり、磨いた後のすっきりした感覚も長続きしていた。丁寧な歯磨きやフロスを使ったオーラルケアをついサボりがちな人にはおすすめの歯磨きだ。
取材・文/阿部純子
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