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折りたたみ式の「iPhone Duo」はタブレットやパソコンの代わりになるのか?

2026.10.27

Apple初の折りたたみ式スマートフォンとして注目を集める「iPhone Duo」。36万4800円という価格でも話題を呼んでいるが、実際のところ、購入に前向きな人はどれくらいいるのだろうか?

イードはこのほど、スマートフォンユーザー1,000名を対象に、折りたたみiPhone「iPhone Duo」がタブレットやパソコンの代わりになるかについてアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

タブレットを「ほぼ毎日」使うのは27.4%、「月に数回」以下は21.0%

「タブレット(iPad等)をどのくらいの頻度で使っているか」と尋ねたところ、「持っていない」が353名(35.3%)で最多となった。使っている人では「ほぼ毎日」が274名(27.4%)、「週に数回」が163名(16.3%)。一方で「月に数回」89名(8.9%)と「ほとんど使っていない」121名(12.1%)を合わせた210名(21.0%)は、タブレットを持っていても使う機会が少ない層だ。

タブレットを使わなくなった理由は「結局スマホで済んでしまう」が74.8%

タブレットの利用が「月に数回」「ほとんど使っていない」と答えた210人を対象に「タブレットを使わなくなった理由」を尋ねたところ、「結局スマホで済んでしまう」が157名(74.8%)で1位となり、2位の「持ち運ぶのが重い・面倒」16名(7.6%)を大きく引き離した。タブレットを使わなくなった人のおよそ4人に3人が、スマホで用が足りていることを理由に挙げていた。

外出時にタブレットを持ち歩く人は1割未満、ノートパソコンも約1割

「外出するときに実際に持ち歩いている機器」(複数回答可)について尋ねたところ、「スマートフォン」(991件)に対し、「タブレット」は73件、「ノートパソコン」は104件にとどまった。タブレットを「ほぼ毎日」「週に数回」使う人は合わせて437名(43.7%)いるが、外出時まで持ち歩く人はごく一部で、外に持ち出すのはスマホだけという人が大半だ。「モバイルバッテリー」は208件で、タブレットの約3倍となった。

「スマホの画面では小さい」と感じるのは「動画」と「仕事の資料」がそれぞれ5割超

「スマホの画面では小さいと感じる作業」(複数回答可)について尋ねたところ、「動画を見る」(573件)と「仕事の資料・書類を見る」(564件)がほぼ並んで上位となり、「表やグラフを見る」(445件)が続いた。「小さいと感じたことはない」は60件。娯楽だけでなく、仕事の資料を見る場面でも画面の小ささが不満になっていた。

「パソコンでないとできない」の最多は「表計算」、「特にない」はわずか40件

「パソコンでないとできないと感じる作業」(複数回答可)について尋ねたところ、「表計算(Excel等)」(775件)、「書類の作成」(712件)、「複数の画面を並べて作業する」(617件)が上位となった。「長い文章のキーボード入力」も551件ある。「特にない(スマホで足りている)」は40件にとどまり、ほとんどの人がパソコンでしかできない作業を抱えていた。

ノートパソコンの代わりにスマホ1台で仕事を「済ませたい」は6割

「ノートパソコン(MacBook Air 13インチは1.23kg・224,800円)を持ち歩く代わりに、スマホ1台で仕事を済ませたいと思うか」と尋ねたところ、「作業によってはそうしたい」433名(43.3%)と「そうしたい」168名(16.8%)を合わせ、601名(60.1%)がスマホ1台で済ませたいと答えた。

「パソコンは手放せない」は170名(17.0%)。「もともとノートパソコンを持ち歩いていない」229名(22.9%)を除いた771名で見ると、スマホで済ませたい人は78.0%にのぼった。

機器を「1台にまとめたい」は56.8%

「機器を1台にまとめたいと思うか」と尋ねたところ、「ややそう思う」380名(38.0%)と「強くそう思う」188名(18.8%)を合わせ、568名(56.8%)が1台にまとめたいと考えていた。「あまり思わない」「まったく思わない」は合計257名(25.7%)、「どちらでもない」は175名(17.5%)となった。

1台にまとめる条件は「保存容量」「キーボード」「バッテリー」がそれぞれ5割超

「スマホ1台にまとめるために『これがないと無理』だと思うもの」(複数回答可)について尋ねたところ、「保存容量が十分ある」(537件)、「キーボードが使える」(521件)、「バッテリーが1日以上持つ」(517件)がほぼ横並びとなった。「2つのアプリを同時に開ける」も431件。

画面の大きさだけでなく、入力のしやすさと電池・容量の余裕が、1台にまとめるための条件と考えられている。なお「ペンで書き込める」は177件となった。iPhone Duoは発売時点ではApple Pencilに対応していない(2026年内に対応予定)が、ペン入力を必須と考える人は多くない。

開いて7.6インチの画面、「タブレットの代わりになる」は62.1%

「開くと7.6インチの画面を持つ折りたたみiPhoneは、タブレットの代わりになると思うか」と尋ねたところ、「用途によっては代わりになる」が531名(53.1%)で最多、「十分に代わりになる」90名(9.0%)と合わせて621名(62.1%)となった。

一方で「少し小さいので物足りない」236名(23.6%)と「まったく足りない」62名(6.2%)を合わせた298名(29.8%)は、タブレットの代わりには小さいと感じていた。全面的に置き換えるというより、用途を選べば代わりになるという受け止めが中心だった。

重さ254gは82.1%が「毎日持ち歩ける」

「重さ254gの折りたたみiPhoneを毎日持ち歩くとしてどう感じるか」と尋ねたところ、「少し重いが許容できる」572名(57.2%)と「まったく気にならない」249名(24.9%)を合わせ、821名(82.1%)が毎日持ち歩ける重さと答えた。

「重くて負担に感じる」は135名(13.5%)、「持ち歩きたくない」は44名(4.4%)。iPhone 18 Pro(211g)より43g重いものの、iPad mini(293g)より軽い重さは、多くの人に受け入れられている。

Galaxy Z Fold8との比較では43.6%が「iPhone Duo」を選択

「A:Galaxy Z Fold8(開くと約7.6インチ・約201g・約30万円) B:iPhone Duo(開くと7.6インチ・254g・364,800円)では、どちらを選ぶか」と尋ねた。

その結果、「B:iPhone Duo」が436名(43.6%)で、「A:Galaxy Z Fold8」の251名(25.1%)を上回った。画面の大きさはほぼ同じで、Galaxyのほうが約53g軽く、約6万円安い条件だ。

メインの機種別に見ると、iPhone利用者(793名)では397名がiPhone Duoを選び(50.1%)、Android利用者(203名)では95名がGalaxy Z Fold8を選んだ(46.8%)。いま使っているOSが選択を大きく左右している。「どちらも選ばない」も204名(20.4%)となった。

「タブレットを買わなくて済む」としても、出せる額は「15万円未満」が55.0%

「タブレットを買わなくて済むと考えた場合、スマートフォン1台にいくらまで出せるか」と尋ねたところ、「10万~15万円未満」313名(31.3%)が最多で、「15万~20万円未満」248名(24.8%)、「10万円未満」237名(23.7%)が続いた。

15万円未満の合計は550名(55.0%)、20万円未満では798名(79.8%)となった。iPhone Duoの価格帯にあたる「30万円以上でもよい」は7名(0.7%)にとどまった。

2026年7月に行った調査(スマホユーザー300名)でも、折りたたみiPhoneを買える価格帯は「15万円未満」が58.3%だった。対象者は異なるものの、タブレットの代わりになる前提でも、出せる額の水準は大きく変わっていなかった。

購入先は「Apple Store」が49.1%で最多、4キャリア合計は34.9%

購入先を選んだ740名のうち、「Apple Store(オンライン含む)」が363名(49.1%)で最多となった。キャリアはドコモ92名(12.4%)、au74名(10.0%)、ソフトバンク50名(6.8%)、楽天モバイル42名(5.7%)で、4社合計は258名(34.9%)。「家電量販店」は91名(12.3%)となった。

2026年9月に行った新型iPhone全般の調査(iPhoneの予約購入経験者356名)では、Apple Store 38.2%・4キャリア合計48.6%となった。対象者は異なるため参考値だが、高額な折りたたみiPhoneでは、キャリアよりApple Storeを選ぶ人の割合が高くなっている。※「買うとしたら」という仮定の設問のため、実際の購入意向の数値(次の設問)とは異なる。

364,800円での購入意向、「買う予定はない」が56.9%

折りたたみiPhoneの購入意向を尋ねたところ、「買う予定はない」が569名(56.9%)で最多、「価格が下がれば買いたい」が290名(29.0%)で続いた。「発売後しばらく様子を見てから買いたい」は120名(12.0%)、「予約開始と同時に買いたい」は21名(2.1%)となった。

タブレットの代わりになるという評価は6割あるが、価格が購入のハードルになっている。一方で、価格の条件が合えば購入を考える層も3割近く残っている。

<調査概要>
調査期間:2026年9月25日~2026年9月29日
調査対象:スマートフォンユーザー
回答数:1,000
調査方法:「LiPro」読者によるインターネット調査

出典元:株式会社イード

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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