これから迎える冬季に気を付けたい冬道での運転。凍結した路面を走行する際、冬道に慣れた雪国ドライバーとそうではない都市部ドライバーでは、どのような意識の違いがあるのだろうか?
DUNLOPはこのほど「冬道運転」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。本調査は、20~69歳の普通自動車運転免許保有者かつ、冬季の運転で、氷が張った・凍結した路面を週に1~2回程度以上運転する1,000名(雪国ドライバー500名/都市部ドライバー500名)を対象に行っている。
雪国ドライバーの90.2%が「危険を知っているから毎回慎重」と回答。冬道への慎重さは“慣れているから”だけでなく“危険を知っているから”だった?
冬道への向き合い方を聞いたところ、「危険をよく知っているからこそ毎回慎重に運転している」と回答した人は雪国ドライバーで90.2%、都市部ドライバーで54.4%。また慎重になる理由では、約9割もの雪国ドライバーが「実際に滑った・ヒヤリとした経験があるから」と回答。続いて「止まれると思っていても止まれないことがあるから」「ブレーキがうまく効かないと知っているから」が上位となった。
一方、都市部ドライバーも「実際に滑った・ヒヤリとした経験があるから」が最も多かったほか、「路面が凍っているか見た目では判断しにくい」「冬道の運転に自信がない」が続いた。
冬道経験の多い雪国ドライバーは、単に運転に慣れているだけではなく、ほとんどが「ヒヤリ」とした経験を持ち危険性を実体験として認識していることが、慎重な運転行動につながっていることがうかがえる結果となった。
雪国ドライバーが最も危険だと感じているのは「ブラックアイスバーン」。経験者ほど“見えない凍結”を危険視する結果に
危険(怖い)と感じる路面状況について聞いたところ、雪国ドライバーの51.8%がブラックアイスバーン(見た目は乾いているように見えるが凍結している路面)を最も危険な路面と回答した一方、都市部ドライバーではアイスバーン(路面が凍っている状態)が47.0%で最多となった。
凍結路面(アイスバーン+ブラックアイスバーン)を危険と回答した割合自体は雪国88.8%、都市部87.0%とほぼ同水準だったが、雪国ドライバーは見た目では判断しにくい凍結をより警戒している傾向が見られた。
雪国ドライバーのヒヤリ体験を聞いてみると、「ブラックアイスバーンのところで横断歩道で止まりきれず、人に接触しそうになった」「通勤中、信号のない交差点で止まろうとしたら、スピードも出ていなかったが滑って停止線をはみ出した」など、ブラックアイスバーンや凍結路面に関するリアルな体験談も多数寄せられた。
雪国ドライバーの94.2%が氷上特化スタッドレスタイヤを必要と回答。冬道の危険性を理解している人ほど、“氷への備え”を求める傾向に
氷上特化スタッドレスタイヤについて、雪国ドライバーの94.2%が「必要だと思う」と回答。また、スタッドレスタイヤ選びで最も重視するポイントも「氷上(アイスバーン)での制動性能」が1位となり、冬道経験を積んだ雪国ドライバーが、凍結路面で“しっかり止まれる性能”を重視していることがわかった。
さらに、「氷上特化スタッドレスタイヤを家族や知人に積極的に勧めたい」と回答した人は雪国ドライバーで66.2%に。冬道のリスクを経験し、知識も持つ雪国ドライバーほど、氷上性能の重要性を周囲にも伝えたいと考えていることが確認された。
雪国ドライバーの約2人に1人が「冬道運転PRO」。経験だけでなく知識も備えた“雪国プロ”の実態
冬道運転の知識の理解度を測るテストでは、10問中8問以上正解した「冬道運転PRO」の割合が雪国ドライバーは49.6%、都市部ドライバーは35.2%となり、雪国ドライバーの約半数が、冬道運転に関するプロ級の知識を有していることがわかった。
特に、「4WD車(四輪駆動車)は冬道でもブレーキ性能が優れている」「プラットフォームが1カ所露出したら交換のサイン」といった実践的な知識が必要な設問で差が見られた。雪国ドライバーの冬道運転に関する知識と経験の蓄積が、氷上性能を重視するタイヤ選びや高い安全意識にもつながっていると考えられる。
<DUNLOP「冬道運転に関する調査」概要>
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2026年8月
・調査対象:20~69歳の普通自動車運転免許保有者かつ、冬季の運転で、氷が張った・凍結した路面を週に1~2回程度以上運転する1,000名(雪国ドライバー500名/都市部ドライバー500名)
雪国ドライバー居住エリア(北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・長野・富山・石川・福井)
都市部ドライバー居住エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪)
構成/こじへい




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