理想の身体作りに向けた設備・器具を取り揃えるフィットネスジム&スタジオ。不特定多数の人がトレーニングに勤しみ汗を流すため、ニオイが気になる…という人も多いのではないだろうか?
パナソニック HVAC & CCはこのほど、「フィットネスジム・スタジオのニオイに関する意識・実態調査2026」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計した。
フィットネスジム・スタジオにおけるニオイ対策に関する意識・実態について
フィットネスジム・スタジオを月に1日以上利用している全国の20歳以上の男女900名(以下「利用者」)および、フィットネスジム・スタジオに勤務している全国の20歳以上の男女100名(以下「従業員」)に、フィットネスジム・スタジオの衛生に関する意識・経験について聞いた。
はじめに、利用者(900名)に、“こんなフィットネスジム・スタジオは利用したくない”と思うジムの衛生面で気になる点を聞いたところ、「施設内の汚れ」(61.3%)が最も高くなり、「施設内の不快なニオイ」(59.6%)が続いた。
また、従業員(100名)に、フィットネスジム・スタジオで働くうえで、衛生面で気になる点を聞いたところ、利用者が“利用したくない”と思うジムの衛生面で気になる点と同様に、「施設内の汚れ」(51.0%)が最も高くなり、次いで、「施設内の不快なニオイ」(47.0%)となった。
ニオイは目に見えないため対策の必要性が見過ごされがちだが、施設の清潔感や快適性の評価に直結する重要な要素であり、フィットネスジム・スタジオにおいては、汚れ対策に加え、ニオイ対策へのニーズも高まっていることがうかがえる。
実際に、フィットネスジム・スタジオのニオイが気になった経験がある人はどのくらいいるのだろうか。
全回答者(利用者900名、従業員100名)に、フィットネスジム・スタジオでニオイが気になったことがあるか聞いた。
利用者についてみると、「気になったことがある」は60.7%と、過半数が気になったことがあるという結果となった。従業員についてみると、「気になったことがある」は87.0%となり、施設の快適な利用・運営において、“ニオイ対策”が重要な課題となっていることがうかがえる結果となった。
次に、ニオイが気になったことがある利用者(546名)に、ニオイが気になったことがある場所を聞いたところ、「更衣室・ロッカールーム」(50.9%)が最も高くなり、次いで「トイレ・洗面所」(48.0%)、「シャワールーム」(33.5%)となった。
同様に、ニオイが気になったことがある従業員(87名)に、ニオイが気になったことがある場所を聞いたところ、「更衣室・ロッカールーム」「トイレ・洗面所」(いずれも52.9%)が最も高くなり、利用者・従業員ともに「更衣室・ロッカールーム」が1位となった。汗を吸収した衣服やタオルといったニオイの発生源が持ち込まれる更衣室では、利用者・従業員ともにニオイが気になりやすい環境であることがうかがえる。
従業員(100名)に、働いているフィットネスジム・スタジオで行っている“ニオイ対策”を聞いたところ、「こまめな清掃・換気」(53.0%)が半数以上で最多となり、「置き型消臭剤の使用」(37.0%)、「空気清浄機の設置」(34.0%)が続いた。
また、フィットネスジム・スタジオのニオイ対策が難しいと感じる理由を聞いたところ、「利用者の入れ替わりが多い」(44.0%)が最も高くなり、「空調・換気に制約がある」(39.0%)、「ニオイの発生源が多い」(31.0%)が続いた。
利用者の入れ替わりやニオイの発生源が多いことに加え、「空調・換気に制約がある」も回答割合が高くなっており、施設によっては設備上の制約から対策の幅が限られるケースもあるのではないだろうか。現在の環境の中で実施できるニオイ対策が求められていることがうかがえる。
施設のニオイが及ぼす影響
利用者(900名)に、フィットネスジム・スタジオを利用している際の施設内のニオイに関する経験について、経験の有無を聞いたところ、【施設内のニオイが原因で、施設の印象が悪くなる】では『ある(計)』が46.7%、【施設内のニオイが気になり、トレーニングのモチベーションが下がる】は45.0%、【施設内のニオイが原因で、ストレスを感じる】は44.8%となった。
施設内の不快なニオイは、利用者にストレスを与えるだけでなく、トレーニング意欲や集中力の低下、さらには施設そのものの印象悪化にもつながっていることがわかった。快適な利用環境づくりにおいては、目に見える清潔さだけでなく、ニオイへの配慮も重要な要素の一つと言えるだろう。
次に、従業員(100名)に、フィットネスジム・スタジオで働いている際の施設内のニオイに関する経験について、経験の有無を聞いたところ、【施設内のニオイが気になり、業務へのモチベーションが下がる】では『ある(計)』が69.0%、【施設内のニオイが気になり、職場環境に不満を感じる】では『ある(計)』は65.0%、【施設内のニオイが原因で、ストレスを感じる】では『ある(計)』が61.0%となった。
施設内の不快なニオイは、従業員の業務意欲や職場環境への満足度に影響を与えていることがわかった。利用者にとっての快適な空間づくりはもちろんだが、従業員が働きやすい快適な環境を維持するうえでも、施設内のニオイ対策の重要性がうかがえる結果となった。
利用者(900名)に、フィットネスジム・スタジオを選ぶ際に重視する点を複数提示し、それぞれどのくらい重視するかを聞いたところ、『重視する(計)』の割合が最も高くなったのは【自宅や職場から通いやすいこと】(88.3%)で、【施設全体に清潔感があること】(86.9%)、【施設内のニオイが気にならないこと】(83.3%)が続いた。
ジム選びにおいて、施設内のニオイはアクセスの良さや清潔感と並んで重視される要素であり、快適な空間づくりや施設価値の向上において、ニオイ対策が欠かせないことがうかがえる。
最後に、今後、フィットネスジム・スタジオのニオイ対策として期待することを聞いた。
利用者(900名)の回答をみると、「除菌と脱臭を同時にできる対策」(41.6%)が最も高くなり、「空間全体をカバーできる対策」(30.7%)、「様々なニオイに対応できる対策」(21.9%)が続いた。フィットネスジム・スタジオの利用者では、ニオイ対策とともに除菌対策の強化への期待が高い様子がうかがえた。
従業員(100名)の回答をみると、「空間全体をカバーできる対策」(36.0%)が最も高くなり、次いで、「すぐに脱臭効果を実感できる対策」(25.0%)、「除菌と脱臭を同時にできる対策」(24.0%)となった。従業員では、更衣室やトレーニングルームなど、それぞれの空間全体をカバーできるニオイ対策や、即効性のあるニオイ対策を求めている人が多いようだ。
<調査概要>
調査タイトル :フィットネスジム・スタジオのニオイに関する意識・実態調査2026
調査対象 :フィットネスジム・スタジオ*を月に1日以上利用している全国の20歳以上の男女、および
フィットネスジム・スタジオ*に勤務している全国の20歳以上の男女
*有人トレーニングジム、総合型フィットネスクラブ、パーソナルジム、ブティックジムのいずれかで、
月額基本料金が税抜5,000円以上の施設
調査地域 :全国
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2026年7月23日~7月28日の6日間
有効回答数 :1,000サンプル(内訳:利用者900名、従業員100名)
実施機関 :ネットエイジア株式会社
構成/こじへい




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