LGとSchneider Electricの協力で開発された「Apple Home Collection」が提案するスマートホームの新しいカタチ
2026.10.21
Appleは2026年10月13日、LG ElectronicsおよびSchneider Electricと協力して設計された屋内外のカメラ、サーモスタット、温度センサー、ビデオドアベルとドアロックなどを含む、スマートホームアクセサリーの新しいラインアップ「Apple Home Collection」を発表した(※1)。
※1 Apple Home Collectionアクセサリを利用するには、NFCペアリング用に、最新のオペレーティングシステムソフトウェアを搭載したiPhoneが必要。追加の機能はアクセサリによって異なり、Apple HomeView、HomePod、Apple TVなどの対応するホームハブが必要。
これらの新しいアクセサリは、iPhoneでワンタップするだけでシンプルに設定を開始できるほか、すべてAppleホームアプリからの管理に対応する。別のアプリやアカウントは必要ない。

また各アクセサリはApple Homeでエンドツーエンドで暗号化されるため、ユーザー自身とユーザーが選択した人だけが家のデータにアクセスできる。
すべての製品は2026年12月に提供が開始され、一部のアクセサリは2027年初頭に提供が開始される予定だ。

ホームモニタリング:LGから4モデルのカメラがラインアップ
すべてのカメラが最大2.5Kの解像度でビデオを撮影。人物、親しい人の顔、ペット、車両、荷物を認識する。ビデオの履歴はユーザーの対応するiCloud+プランに安全に保存されるので、別のカメラ用サブスクリプションは不要だ(※2)。
※2 HomeKitセキュアビデオカメラのイベント履歴機能を利用するにはiCloud+のサブスクリプションが必要。50GBのプランは1台、200GBのプランは最大5台、2TBのプランは無制限の台数のカメラに対応する。Apple Intelligenceのカメラ機能を利用する場合も、対応するiCloud+のサブスクリプションが必要。
■Video Doorbell
訪問者と荷物を別の映像でとらえるデュアルカメラを搭載。ユーザーはフロントカメラとボトムカメラの映像をシームレスに切り替えられるほか、スポットライトとHomeView、HomePod、HomePod miniを通して鳴るチャイムを内蔵している。
フロントカメラは2.5K解像度のビデオを、ボトムカメラはフルHD解像度のビデオを撮影できる。

■Floodlight Cam
動きが検出されると自動的に作動するアダプティブデュアルフラッドライト加えて、屋外で起きていることをユーザーが確認しやすいように、より暗い状況でも鮮明さを維持する低照度カラーナイトビジョンを装備。パワフルな敷地監視映像を提供する。

■Outdoor Cam
低照度カラーナイトビジョンを提供するほか、簡単に角度を調整できるので、シンプルなユーザー自身での設置で屋外を柔軟にカバーできる。

■Indoor Cam
ユーザーが自宅の状況を確かめる時は自動的に上下に傾いて映像の表示を調整。最初の家族が帰宅するとすぐに下に向いて監視を停止するなど、ホームアプリのプライバシー配慮に独自のアプローチ手法を採用している。
また、部屋全体をすばやく見る場合でも、見たい場所に合わせて正確に調整する場合でも、ユーザーは手動またはホームアプリ上で、いつでもカメラを傾けることができる。

各カメラはiCloud+に対応、ユーザーは10日分のイベントビデオ履歴にアクセスできる。対象となるiCloud+プランでは、Apple Intelligenceによってクリップ内で起きていることを要約する自動ビデオ説明が追加され、自然な言葉づかいによる説明で映像を検索できる。

玄関・エントランスへのアクセス
LGのSmart Deadbolt Lockは、家へのアクセスに新しいレベルの便利さをもたらしてくれる。
まず超広帯域テクノロジーを利用して、対応するiPhoneまたはApple Watchを所有するユーザーがドアに近づくと、何もタップしなくても自動的に開錠される。
そして柔軟性を持たせるため、ユーザーはiPhoneやApple Watchでタップしてロックを解除したり、統合されたPINパッドを使ったり、見えないところにあるバックアップ用キースロットを使うこともできる。
ゲストアクセスをホームアプリから直接共有することもできるため、犬の散歩係やハウスシッター、訪れた家族等に対して、家に入るための独自の方法をシンプルに提供できるようになる。

ホームアプリのコントロールにより、ドアベルとロックが玄関ドアのシステムとして連係。ユーザーは誰が来たのかを確認してから、同じ画面で操作するか、あるいはSiriに頼むことでドアを解錠できる。
この新しいスマートロックはMatterに対応、Aliroをサポートする。完全にローカルで動作するため、中核となるアクセス機能はインターネット接続がなくても機能が持続する。
家の空調について
LG ElectronicsとSchneider Electricから1機種ずつ、2つの新しいSmart Thermostatが提供される。
iPhoneのデバイス上のインテリジェンスを使って、誰かが在宅しているか、夜間に休息しているか、出かけているかにもとづいて自動的にサーモスタットを調整。手動でスケジュールを設定しなくても家を常に適切な温度に保ってくれる。


新しいサーモスタットは、LG ElectronicsとSchneider Electricの新しい単体の温湿度センサー、またはHomeView、HomePod、HomePod miniにすでに組み込まれているセンサーを使って、複数の部屋で室温を測定できる。

サーモスタットと温湿度センサーは、どちらもMatterに対応。DIYしやすく、幅広いHVACシステムに対応するなど、デバイス上の配線検出機能を備えているので簡単に設置が可能だ。
価格と販売について
・Apple Home Collectionは、2026年12月にapple.com/jp/store 、Apple Storeアプリ、Apple Storeで販売を開始。一部のアクセサリは2027年初めの販売開始が予定されている。
・LG Video Doorbell Wiredは249.95ドル(米国)から、LG Floodlight Camは399.95ドル(米国)から、LG Outdoor Cam Plug-Inは299.95ドル(米国)から。いずれも米国、カナダ、英国で販売され、エッセンスグラファイトとエッセンシルバーから選べる。
・LG Indoor Cam Plug-Inも米国、カナダ、英国で販売され、カラーはエッセンスホワイト、価格は199.95ドル(米国)から。
・LG Smart Deadbolt Lockの価格は349.95ドル(米国)から。で米国とカナダで販売され、エッセンスグラファイトとエッセンスシルバーから選べる。
LG Smart Thermostatは199.95ドル(米国)から、LG Temperature Sensorは39.95ドル(米国)から。カラーはエッセンスホワイトで、米国とカナダで販売される。
・Schneider Home Smart Thermostatの価格は199.95ドル(米国)からで、米国とカナダで販売され、シルバーとホワイトから選べる。Schneider Home Room Sensorも米国とカナダで販売され、カラーはホワイトで、価格は39.95ドル(米国)から。
構成/清水眞希




DIME MAGAZINE














