「こどもNISA」とは何?証券会社を選べば「ポイ活」ができる?
2027年からはじまる「こどもNISA」だが、実はこの「こどもNISA」でもポイ活ができる。筆者は子ども名義の「ジュニアNISA」を楽天証券で運用していることもあり、楽天証券を選ぶ予定で「ポイ活」する予定だ。
まず、2027年からはじまる「こどもNISA」を簡単に説明すると、NISAの「つみたて投資枠」はこれまで18歳以上だったが、制限つきで利用できるようになる制度だ。
・対象年齢は0歳~17歳
・年間投資枠60万円
・非課税保有限度額は600万円
これまで18歳以上にならないとNISAの「つみたて投資枠」が利用できなかったが、2027年からは0歳以上から利用でき、いわば“スタートダッシュを早くきれる”ようになる。ただし払い出しは条件があるので無理のない範囲でつみたてていくのがよさそうだ。そして、この「こどもNISA」でも、いわゆるポイ活ができる。楽天証券ではどうなのか具体的に見ていこう。
注目1:「投信残高ポイントプログラム」
楽天証券では、対象ファンドを保有することで残高によって毎月ポイントがたまる「投信残高ポイントプログラム」を実施している。
対象ファンドは、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」や「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」など合計6種類。
例えば、楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド60万円分ちょうどを30日間保有すると……
60万円×0.028%÷365×30=13ポイントもらえる
もし将来的に同銘柄を600万円ちょうど30日間保有すると……
600万円×0.028%÷365×30=138ポイントもらえる
600万円ちょうどの金額を保有すれば1ヶ月ごとに138ポイントもらえる計算だ(投資信託の基準価額は変動するので正確ではないが、わかりやすい計算方法にした)。基準価額が上がっていき保有する総額が上がるともっとポイントがもらえることも期待できる。初年度はポイントが少なくても、保有額が多くなればなるほど毎月もらえるポイントが増えていく。
注目2:「資産形成ポイント(ハッピープログラム)」
投信残高ポイントプログラムでは対象ファンドは6銘柄だが、保有したい銘柄が別にあるなら「資産形成ポイント(ハッピープログラム)」も検討してみよう。投資信託を月末時点で基準残高を達成するとポイントをプレゼントするものだ。NISA「つみたて投資枠」で買えても「資産形成ポイント(ハッピープログラム)」対象外ファンドもあるので、その点は確認しておこう。
・月末時点の残高が、はじめて10万円に到達すると … 10ポイントもらえる
・月末時点の残高が、はじめて30万円に到達すると … 30ポイントもらえる
・月末時点の残高が、はじめて50万円に到達すると … 50ポイントもらえる
・月末時点の残高が、はじめて100万円に到達すると … 100ポイントもらえる
600万円に到達するまで、10万円で10ポイント、30万円で30ポイント、50万円で50ポイント……。結果、590ポイントがもらえる。そして購入額が600万円でも、基準残高が増える、再投資を選ぶことで1,000万円を超えた場合は「はじめて1,000万円に到達」で、さらに500ポイント受け取れる可能性もある。
ただしポイントがもらえるのは1度限り。「毎月ポイントをもらいたい」と考えると残高に応じてポイントがもらえる「投信残高ポイントプログラム」の方が魅力的に思える。
注目3:「らくらくマネー運用」
もし余裕資金があるなら、楽天証券の「らくらくマネーファンド(MRF)」で運用するのもいいかもしれない。預けることで分配金を受け取ることができるからだ。
調べた2026年9月末のタイミングでは、楽天・マネーファンド(MRF)の利回りは、年0.985%(7日間の利回り)。もし満額60万円がすでに用意できるなら、こちらに一時的に預けておいてもよさそうだ。銀行に預けているよりも利回りを比較してみてほしい。
・2027年の「こどもNISA」までに60万円を用意できるなら預ける
・9月27日までの7日間の平均利回りは0.985%(税引前)だったため、60万円で7日間113円(税引前)、保有期間が伸びると多くの利子を受け取れる
・2027年の積立タイミングまでに一部を解約して「こどもNISA」の積立へ
もちろん「こどもNISA」に限らず余裕資金を「らくらくマネーファンド(MRF)」で運用しておき、日本株の暴落局面で資金を利用する方法も取れる。
楽天証券のほかにも投資信託残高でポイントがもらえる証券会社もある
楽天証券を例に出したが、ほかにも投資信託の買付や保有額に応じてポイントがもらえる証券会社がある。
たとえば、SBI証券では、投資信託の保有金額に応じて毎月ポイントを獲得できるサービス「投信マイレージ」を行っている。楽天証券では楽天ポイントだが、SBI証券ではVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントの5つのうち設定したメインポイントがたまる。ポイント付与率ごとに何ポイントたまるかは変わる。
大和コネクト証券の「まいにち投信」では1日100円から投資信託の積立投資ができ、月間の買付約定金額に応じて、dポイントやPontaポイントなどがもらえる(アカウントの連携が必要)。
注意しなくてはいけないのは、証券会社によっては毎月のエントリーが必要だったりすることがあり、条件はしっかり把握しておく必要がある。また、「つみたて投資枠」で買える投資信託であっても保有残高ポイントが0%でもらえない銘柄もあり、証券会社でその点も併せて確認しておきたい。
文/谷口 久美子




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