ジャガーは、ブランド史上最もパワフルかつ高度な技術を採用した新型ラグジュアリー4ドアGT「Type 01(タイプゼロワン)」を発表した。
この「Type 01」のワールドプレミアは、ニューヨークで現代カルチャーを讃える特別なイベントのきっかけとなった。タイムズスクエア、DUMBO(ダンボ)、ローワー・イースト・サイドの大型デジタルディスプレイや壁面へのプロジェクションマッピングでジャガーを象徴するリーパーやStrikethrough(ストライクスルー)などが投影されるなか「Type 01」が駆け抜け、エクスクルーシブなローンチイベントの会場となったウェスト・チェルシーにある「STORIED」に到着するというダイナミックな演出でお披露目を行なった。
「Type 01」は、低いルーフライン、長いボンネット、流麗なシルエット、そして圧倒的な存在感を放つ、活気あふれるプロポーションが特徴。白紙に一本の線を描くことから生まれた「Type 01」は、ジャガーのロードカー史上最もパワフルかつ優れた空力性能を備えている。「E-TYPE」や「XJS」といった往年の名車の系譜を明確に受け継ぎながら、既成概念を打ち破る、大胆で唯一無二のモデルとなる。
「Type 01」の洗練されたボディラインの内部には、ジャガー専用のJaguar Electric Architecture(JEA)を採用し、1,000PSを超える最高出力を発生させ、常に余裕のあるパワーで紛れもなくジャガーならではのドライビングエクスペリエンスを実現。850Vの電動アーキテクチャを搭載し、航続距離は400マイル(EPAモード)を達成し、350kWの急速DC充電を使用すればわずか13分で200マイル(321km)分の航続距離を確保することが可能。「Type 01」は、パワー、空力性能、そして技術革新の新たなベンチマークを打ち立てる。
JAGUAR担当マネージング・ディレクターであるロードン・グローバー氏は、次のように述べている。
「ドラマチックなデザインから人々を魅了するドライビングエクスペリエンスに至るまで、『Type 01』はジャガーの真髄を凝縮させ、新時代を象徴するラグジュアリー・グランドツアラーとして具現化したモデルです。『Type 01』は、『E-TYPE』や『XJS』の時代と同様に、デザインとエンジニアリングに一切の妥協をすることなく、人々の憧れとなる存在となり、英国ブランドであるジャガーの新たな礎となるでしょう」
今回のワールドプレミアにおいてジャガーは、俳優のフローレンス・ピュー氏をジャガーの新時代を象徴するブランド・アンバサダーに起用することも発表した。そしてそれは、ジャガーの真髄であるオリジナリティ、大胆不敵さ、そして創造性を体現する存在となる。
このワールドプレミアには、ピュー氏やJジャガーブランドと親交のあるゲストたちが参加し、大胆な創造性と芸術的表現を讃える特別な時間を過ごした。2026年MTVビデオ・ミュージック・アワードで「最優秀新人賞」を受賞した英国のシンガーソングライター、シエナ・スパイロ氏による、特別なライブパフォーマンスのほか、著名なシェフのロゼ・トラオレ氏による、ジャガーの既成概念にとらわれない創造的ビジョンに着想を得て考案した特別なフードが提供された。
ジャガーは、独創性と英国のイノベーションを称える「Type 01」のワールドプレミアの舞台として、ニューヨークを選択したが、アート、ファッション、映画、音楽、デザインが融合するこの都市は、世界で最も影響力のある再創造の中心地のひとつとなっている。「STORIED」には、「Type 01」のビジョンを体現し、芸術性を探求した一連のパーツの展示された。
・Creative engineering:ジャガーのデザイナーたちが最初に描いた一本のラインが、創造性あふれるエンジニアリングによって実現されたデザイン・ビジョンの象徴として、アルミニウム製のオブジェを天井から吊り下げて展示
・Relentless dedication:インポッシブル・パネルは、活気にあふれ、ドラマチックなボディ形状を市販車として具現化するという、揺るぎないコミットメントを象徴
・Dual character:テストコースの一部に残されたタイヤ痕は、数十万㎞におよぶテストの軌跡であり、洗練された落ち着きとダイナミックさという「Type 01」が併せ持つ二面性を表現
今回のワールドプレミアは、1935年にジャガーというブランド名が誕生して以来、最大の節目となった。そしてジャガーのドラマチックな新時代にふさわしく、力強い表現の場となった。「Type 01」を皮切りに、ジャガーブランドの新たな章が始まる。それは、ジャガーの復活を意味する。
この「Type 01」は、2027年に受注を開始し、車両本体予定価格は「Type 01 1030(タイプ ゼロワン テンサーティ)」は2,188万円、「DESIGN VISION(デザインビジョン)」は2,552万円からとなる。
唯一無二の 4ドアGT
「Type 01」は、ジャガー新時代の幕開けを告げるモデル。ラグジュアリーな4ドアGTでありながら、そのスタイリングも走りも、これまでのどの電気自動車とも一線を画す。それは「A Copy of Nothing(なにもののコピーではない)」という精神を体現している。
「Type 01」は、「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」という新たなクリエイティブ哲学のもとで誕生した新生ジャガー初の市販車。低いルーフライン、長いボンネット、流麗なシルエット、そして圧倒的な存在感を備え、どこに現れても人々の視線を集める。ジャガーの輝かしい伝統を凝縮しながら、未来のラグジュアリー電動GTとして昇華させた。
「Type 01」は、ドラマチックなプロポーションとクリーンなサーフェスが特徴的。何の制約もない白紙の状態からデザインスタジオで構想され、その後、風洞実験を通じて徹底的に磨き上げられた。デザイナーとエンジニアが一体となり、当初のデザイン・ビジョンを具現化し、デザインの純度を損なうことなくジャガー史上最高の空力性能を達成している。
そして1,000PSを超える出力とジャガーならではの卓越したドライビングキャラクターを兼ね備えたモダンな電動4ドアGTを実現するためには、全く新しいボディ・アーキテクチャが必要であった。既存のプラットフォームでは、「Type 01」のドラマチックなシルエットと刺激的な走りを両立できないため、ジャガー専用のアーキテクチャを新たに開発した。なお、英国で設計・開発・製造がおこなわれている。
このジャガー専用アーキテクチャは、独創的なエンジニアリングと徹底したこだわりによって生み出され、「Type 01」の際立ったプロポーションと魅力的なドライビングダイナミクスを支えている。その結果、特許出願数は360件を超え、ジャガー史上最も高度な技術を搭載したモデルが誕生した。ジャガーの歴代ロードカーのなかで最もパワフルでありながら、50:50の理想的な重量配分を実現し、ドライバーを包み込むような一体感を提供。底知れぬパワーと洗練された快適性という、2つの異なる個性をひとつのドライビングのなかで味わうことができる。
インテリジェント・トルクベクタリングを備えたトライモーター・テクノロジーが必要な場所へ正確にパワーを配分し、最高出力1,030PS、最大トルク1,365Nmを発揮、0-100km/h加速を3.2秒で達成。しかし「Type 01」の魅力は加速性能だけではない。常に十分な余力を感じられるパワー特性を備えており、その実力は100km/hから180km/hまでをわずか4.0秒で到達する中間加速性能にも如実に表れている。フォーミュラE世界選手権で2度のチャンピオンに輝いたJAGUAR TCS RACINGチームの知見も、その独自のキャラクターを磨き上げることに貢献している。
さらに118kWhバッテリーと850Vアーキテクチャにより、日常の移動の99.7%を途中で充電することなく完了することが可能となっている。EPAモードで最大400マイル、WLTPモードで最大450マイル(720km)の航続距離を見込んでおり、350kWの急速DC充電器を使用すれば、最短13分で最大200マイル(321km)分の航続距離を確保できる。
また「Type 01」でのあらゆる移動は、特別な体験となる。その印象的なエクステリアからドラマチックなインテリアに至るまで、すべてが際立っている。エクステリアのカラーパレットは、「Type 01」のピュアなサーフェスを最も美しく引き立たせるよう厳選されている。モノリシックな造形美を強調するグロスカラーやサテン仕上げをラインアップし、エクステリアのフェンダー・インゴットには、精巧に作り込まれたジャガーの象徴である「リーパー」があしらわれている。
一方インテリアでは、キャビン中央を貫くセントラルスパインが各乗員のための独立した空間を創出。その両側にはブラス(真鍮)からインスピレーションを得たエレメントが前後方向に伸び、インテリア全体の水平基調を強調している。
さらに、24インチの一体型ガラスOLEDを採用したインタラクティブ・ドライブ・ディスプレイは、ドライバーの視界の正面にすべての操作系を集約、配置し、優れた視認性と直感的な新世代インフォテインメントシステムを提供。加えて、運転席と助手席の間にはスマートフォンのような7インチのディスプレイを配置し、頻繁に使用する主要機能へ素早くアクセスできる。自動車業界としては初採用となるフルワイド・フルレンジのパノラミックサウンドバーと音に合わせて振動するセンサリー・オーディオ・シートにより、没入感あふれる音響空間を創出する。
関連情報:https://www.jaguar.com/en-xi/jdx/copy-nothing/
構成/土屋嘉久




DIME MAGAZINE


































