WhiteLabは、充電不要のままUWB通信を実現した「ソーラーリングUWB」と、1円玉より小さいIoTゲートウェイ「センサーコネクトⅡ」を開発し、2026年10月13日から16日まで幕張メッセで開催されている「CEATEC 2026」にて、新製品「ソーラーシール」とあわせて展示すると発表した。
日本最大級のデジタル技術の総合展示会「CEATEC 2026」で展示
同社は2024年、バッテリーを搭載しないスマートリング「ソーラーリング」を発表。また、同じ2024年には、センサーのデータをインターネットへ送るIoTゲートウェイ「センサーコネクトⅠ」も開発している。
その中で「スマートリングを電子決済に使いたい」「センサーコネクトIをもっと小さくして、自社のウェアラブル機器に内蔵したい」という要望を数多くの企業から受けた。こうした声に応えるため、約1年をかけて開発したのが、今回出展する「ソーラーリングUWB」と「センサーコネクトⅡ」となる。
■ソーラーリングUWB:充電不要のまま、新しい通信方式に対応
スマートリングは、指にはめるだけで体温などの体のデータを測り、自動で送信する指輪型のデバイス。一般的な製品は定期的な充電が必要だが、ソーラーリングUWBはバッテリーを搭載しておらず、光で発電して動くため、充電の手間がかからない。
今回の最大の特徴は、通信方式に「UWB(ウルトラワイドバンド)」を採用したところ。UWBは、紛失防止タグや自動車のデジタルキーなどに使われている無線通信だ。
スマートリングの通信には、ワイヤレスイヤホンなどでもおなじみの、電力消費の少ない「BLE」が使われてきた。UWBはBLEより多くの電力を必要とするため、バッテリーを持たない指輪で使うのは非常に困難とされてきたのだ。そこで同社は、これまで培ってきた省電力技術をもとに、UWBに最適化した回路を新たに設計し、充電不要のままUWB通信を実現した。
UWBの採用により、将来的には、財布やスマートフォンを取り出したり、手をかざしたりしなくても支払いができる「タッチレス決済」への活用を目指す。
■センサーコネクトⅡ:1円玉より小さなIoTゲートウェイ
IoTゲートウェイとは、センサーが集めたデータをインターネットへ送り出す「通信の出入り口」の役割を持つ部品。センサーコネクトⅡは、従来品より面積を約7割小さくし、1円玉より小さいサイズを実現した。
これにより、スマートウォッチなどのウェアラブル機器をはじめ、エアコンやキッチン家電、電気・ガス・水道のメーター、橋やトンネルなどのインフラ点検、高齢者の見守りなど、さまざまな製品や設備に組み込むことができる。
なお、今回は、搭載事例として「熱中症モニター」を展示。周囲の熱・気温・湿度から熱中症の危険度を示す「暑さ指数(WBGT)」を算出し、そのデータをLTE(携帯電話で用いる回線)で直接クラウドへ送信する。
■ソーラーシール:貼るだけで温度を測れる新製品
あわせて、ソーラーリングの技術をシール型にした新製品「ソーラーシール」も展示する。1円玉と同じ大きさで、額や首に貼って体温を、物や設備に貼って温度を測ることができるもので、完全防水のため、場所を選ぶことなく使える。
■CEATECの展示について
展示会名:CEATEC 2026
会期:2026年10月13日(火)~16日(金)10:00~17:00
会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
出展エリア:ネクストジェネレーションパーク
ブース番号:4H-219(伯東と協賛出展)
入場方法:全来場者登録制・オンラインでの事前登録が必要
構成/立原尚子
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