JALは、2026年4月より「New Angles, New Stories~日本ともう一度出会う」をコンセプトとして、国内線サービスの進化を進めてきた。その一環として、2026年10月8日に羽田空港第1ターミナル北ウイングの国内線ラウンジ、および専用保安検査場がリニューアルオープン 。
これにより、7月24日に先行オープンしていた専用カウンターと合わせて、北ウイングの関連施設リニューアルが完了した。なお本リニューアルに伴い、旧ダイヤモンド・プレミアラウンジはファーストクラスラウンジに名称変更となった。
本稿では、そんな羽田空港 JAL国内線ラウンジのリニューアルについて、改めてお伝えする。
「国内線ラウンジ」リニューアルの背景と目的
今回のリニューアルでは、ビジネス目的のみならず観光利用やインバウンド客など、利用目的が多様化しているなか、ラウンジを「ダイニング」・「リラクシング」・「ワーキング」・「キッズエリア」など、一人ひとりの用途や気分に合わせて選べる多彩な空間へと刷新。
ファーストクラスラウンジでは、座席数を従来比約1.4倍に増設することで、より快適な環境に整えられた。
また、地域の魅力と日本の価値を紡ぐ新しい旅のカタチとして、日本が誇る文化や魅力を五感で体感できるように、日本全国から取り寄せたこだわりのアートや食事など、随所に工夫を散りばめている。
ファーストクラスラウンジ:より上質な空間へとアップデート
従来のダイヤモンド・プレミアラウンジからファーストクラスラウンジへの名称変更(※3)に伴い、利用客一人ひとりのニーズに応えるパーソナライズされた時間と、日本の伝統の価値を再発見できる上質な空間へとアップデート。新たな食事のサービスとともに、ここに訪れること自体が〝ご褒美〟となるような、最上級の体験が待っている。
※3 新千歳空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港のダイヤモンド・プレミアラウンジも順次名称変更予定。

■エリアごとの空間設計

<ダイニングエリア>
朝夕で表情を変える洗練されたアイランドカウンターを中心に据えた開放的な空間で、搭乗前のひとときを彩るこだわりの食事や飲み物を楽しめる。
<リラクシングエリア>
上質な静寂に包まれた空間にマッサージチェアや身体を深く包み込むソファを配置。旅前の緊張を解きほぐす至福のひとときを過ごすことができる。
<ワーキングエリア>
完全個室のブースから適度なプライベート感のある半個室、オープンなデスクスペースまで多彩なスペースを用意。その日のお仕事や気分に合わせて、快適な集中空間を選べる。
■時間帯で変化する新たな食事メニュー
<朝~昼帯 【#チャージ】>
特製カレーパン、巻き寿司、スープなど、1日の始まりやご出発前にエネルギーをチャージできる豊富なラインアップを用意。

<ティータイム 【#ときめき】>
午後のひとときを華やかに彩るケーキやスコーンで、心ときめくティータイムをお届け。

<夜帯 【#やすらぎ】>
一日の締めくくりにふさわしいアルコール、ノンアルコール飲料と相性抜群の惣菜など、ゆったりとやすらぐひとときを楽しめる。

■地域の魅力を発信するポップアップ
五感を通じて日本の伝統・文化を体感できるイベントスペースを新設。さまざまなイベントが展開される予定だ。
第一弾として、日本の四季が生んだ六種の和素材を使用したサントリージャパニーズクラフトジン「ROKU<六>」と和菓子を提供。日本の和素材で製造された「ROKU<六>」と和菓子で、「和のこころ」に触れるひとときを味わいたい。

■日本の魅力を再発見するアートギャラリー

ワーキングエリアの一角に位置するアートギャラリーでは、さまざまなアート展示を通じて、日本の奥深い地域文化の魅力を再発見する機会を創出していく。第一弾として、エッセイスト・甲斐みのり氏監修の下、日本各地のお菓子の包み紙を展示。その奥深さを紹介していく。
サクララウンジ :すべての利用客が心地よさを感じられる空間へ

■エリアごとの空間設計

<ダイニングエリア>
優美な曲線のソファが目を惹く空間にビバレッジカウンターを配置。今回、新たに日本ならではの旨味を感じられる「飲むおだし」を楽しむことができる。
<リラクシングエリア>
照明の工夫や、マッサージチェアの配置など、出発までリラックスできる空間に整えられた。
<ワーキングエリア>
出発ロビーに直結するエスカレーター隣接エリアに、電源やUSBポートを全席完備した作業エリアを構築。搭乗直前まで、隙間時間を有効活用できる。
<キッズエリア >
株式会社ボーネルンドの設計プロデュースの下、子供たちが身体を動かしたり、夢中になれる多様な遊びを取り入れるとともに、家族が子どもの様子を見守りながら、ゆったりと過ごせる空間としている。
■感性を刺激するアート空間 「ART CANVAS」

ヘラルボニーが契約する異彩を放つ作家たちによる15の作品を展示。鑑賞する人の心に響く体験を届けていく。
ファーストクラスラウンジ、サクララウンジ共通で利用できる施設
■授乳室の新設
プライバシーに配慮した個室型の授乳室を設置。搭乗前の授乳や身支度を、周囲を気にせず安心かつ快適に行なうことができる。
■新たなシャワー利用システムの導入
手元のスマートフォンで利用申し込みから呼び出し通知、2次元バーコードによる入室まで手軽に実行できる新システムが導入された。従来はレセプションでの対面手続きや鍵などの受け渡しが必要であったが、本システムの導入により席を離れることなく、待ち時間もストレスフリーに過ごせるようになる。
■アップサイクルで彩る空間
目を終えた航空機部品やラウンジから出た廃材などを再生して、アートや家具、内装に使用した。同社によれば、航空機の窓や座席カバーなど、さまざまな廃材が姿を変えてラウンジの随所に隠れているという。
■専用カウンターおよび保安検査場の刷新

専用の自動手荷物預け機を導入することで、手続きの待ち時間短縮を目指す。また、スマートレーンの導入によってパソコンや液体物を取り出すことなく、スムーズな手荷物検査が実現。出発までの時間がより有意義に、快適な搭乗体験へと進化する。
関連情報
https://press.jal.co.jp/ja/release/202610/009750.html
https://www.jal.com/ja-jp/
構成/清水眞希




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