棚ローソン
企業内のスペースを活用した新型コンビニが登場した。
工事不要で〝棚だけ〟を設置する「オフィスローソン」は、ローソンとKDDIの協業により実証実験が行なわれているもので、レジカウンターを設置せず客が自身のスマホで決済するシステムを利用した新感覚の店舗だ。
この革新的なサービスの背景について、ローソン オープン・イノベーションセンターの内田祐介さんはこう話す。
「大規模オフィスの昼休みでは、エレベーターの待ち時間に加えてコンビニや飲食店で混雑が生じ、昼休みを最大限に活用できないという課題がありました。オフィスローソンではレジを待つ必要がないため、混雑を解消できます」
出社回帰が進む中、オフィスの魅力づけを狙う企業への導入を想定しており、社員専用クーポンを配布することで福利厚生の役割も担う。一般客は立ち入れず社員のみが利用できるため、防犯面でのロスも非常に少ないという。
現在は2027年度中の事業化に向けてパッケージを検討中の段階で、9月には関西に新店舗をオープン。将来的には2桁から3桁規模の店舗数拡大を目指しており、全国展開が期待される。
DIMEの読み
出社回帰の中、オフィスも時代に合わせたアップデートが必要だ。天気や待ち時間を気にせずオフィス内で買い物できる新形態のローソンは、多くのワーカーが重宝するサービスとなるだろう。
棚だけの省スペースでオフィスへの導入を目指す

棚の種類は冷蔵品、冷凍品、常温品、コーヒーマシンなどがあり、企業ニーズに合わせて選択できるカスタマイズ性が魅力だ。商品数は約400品をそろえる。
専用アプリで無人会計の壁を突破

客が自身のスマホを用いて商品をスキャンし会計を行なう仕組みのため、レジ待ちの行列が発生しない。
取材・文/Miyu 編集/井田愛莉寿




DIME MAGAZINE













