AI搭載ギターアンプ
#楽器 #AI
楽器業界にもAIの波が広がっている。今年5月、音源からギターや歌を抜いたトラックを、練習用として生成できるスマートアンプ・Blackstar『BEAM MINI』が登場。同時期に、JBLからリアルタイムでドラムやベースなどの伴奏を自動生成してくれる『BandBox』も発売された。
そんな中で登場したPositive Gridの『REACTOR』は、テキスト・音声・音源・画像から、自分好みのギターサウンドを生成してくれる革命的なAI搭載ギターアンプだ。池部楽器店で国内販売および輸入業務を担当するアンプ・エフェクター ビジネスユニット長の武井唱樹さんは本機の優れた点を次のように解説する。
「ギターの音づくりは通常、アンプのセッティングとエフェクターの組み合わせで行ないますが、理想の音に近づけるには知識と経験が必要でした。『REACTOR』は、特定のアーティストの音が欲しいと思ったら、テキストや音源から、その音を再現して作ってくれます。理想の音づくりを素早く行なえるのが画期的なところです」
AIによって提案された音のユーザー評価を本機は学習することから、使えば使うほど自分好みの音を追求できるのも魅力だ。

楽器業界におけるAIの進化は、演奏に新たな可能性をもたらすと武井さんは予測する。
「本機があればギターの知識が少ない人でも、好きな音に最短でたどりつけるため、挫折しづらく、ギターを弾くのがもっと楽しくなると思います。プロや経験豊富な人にも、これまでにないプロセスで音づくりができ、きっと想像力がかきたてられるはず。ギターの弾き方やライブでの演奏方法まで、これまでになかった変化が起こる可能性があります」
池部楽器店では初回入荷分がすぐに完売。次回の入荷分についてもすでに多くの予約注文が入っているという。『REACTOR』の登場によって今後は「好きな曲やアーティストの音を再現したい」というきっかけで、ギターを始める人が増えるかもしれない。
DIMEの読み
仕事においてもAIの登場が大きな影響を与えたように、楽器の分野でも大きな変化が起こりそう。アーティストが音から刺激を受け、新たな演奏方法や楽曲が生まれることにも期待したい。
Positive Grid『REACTOR』
50W:5万9400円、100W:7万9200円

1Wから大音量までの出力切り替えに対応。小音量でも音の質感を変えずに本格的なサウンドを楽しめる。オーディオインターフェースも備え、USB-CケーブルでPCと接続すれば高音質な録音も可能だ。
♪専用アプリが対応するAIを活用した3パターンの音づくり♪
好きな楽曲を読み込ませればそれに合うトーンが完成!

最短で音づくりをしたいなら楽曲を読み込ませる機能もおすすめ。瞬時に理想の音を提案する。
写真を読み込ませることでそれに合うトーンを作る!

風景などの写真を読み込ませると、その雰囲気に合った音を生成してくれる機能もおもしろい。
音声入力したプロンプトからそれに合うトーンを生成!

プロンプトは「’60年代のロックな音」などと入力するだけ。音声入力にも対応している。

スマホアプリは『REACTOR』を購入すれば基本無料で利用できる。タブレットでの操作も可能だ。

専用のアプリからだけでなく、直接本体のつまみから音色や音量を変更することもできる。
取材・文/久我裕紀 編集/田尻健二郎 取材協力/池部楽器店
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2026年8月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。




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