憧れのデートスポットだったお台場「パレットタウン」が2022年に営業終了。その事実に大きなショックを受けた人も多いのではないか?
そんなパレットタウンが開業したのは1999年。当時の本誌によるとその年は様々なショッピングモールが開業しており、その数はなんと同年1月から10月の間だけでも89か所にのぼったそう。そして当時「全国8大ショッピングモール」として本誌連載に取り上げられていた施設がこちらだが、現在は2施設が営業終了している。
その中でも経営が順調そうなのが「三井アウトレットパークマリンピア神戸」。現在は三日月型のラグーン(人工海水池)が併設され、水上アクティビティーも楽しめるなどの〝コト消費〟に注力している。時代を読むセンスとパワーは、さすが「ららぽーと」などを成功させている三井不動産グループ。物価高で国民の生活も苦しい現在、経営は今後もますます苦境が続きそうだが、ほかのところもなんとか生き残ってほしい。

『DIME』1999年11月18日号
1999年に開業したショッピングモールの現状

2008年に「三井アウトレットパークマリンピア神戸」に改称。2024年に全面建て替えによるリニューアルオープンし、売上高の当面目標を270億円に設定した。

開業翌年に映画館、2004年に博物館が施設内に開業するも現在はどちらも閉館。だが2008年には「ニューイースト」「ガーデンモール」が開業しこちらは順調。

当時の本誌によると初年度集客見込みは1200万人。だが2000年に「りんくうプレミアムアウトレット」が誕生したことで集客が激減。現在は空テナントが目立つ。

1999年に「コストコ」の日本第1号店にあたる「コストコ久山倉庫店」と同時に開業。2006年に「トリアス」に改称し、2013年にはシネコンもオープンした。

お台場の象徴となる大観覧車やテーマパーク型ショッピングモール「ヴィーナスフォート」などを抱え人気スポットに。しかしエリア一帯の再開発に伴い閉館。

かつて最先端のデートスポットとして、全国から若者が集っていた。

2021年に「桜木町駅」から施設前までの汽車道沿いに都市型ロープウェイを整備。2024年には大規模リニューアルを行ない、全体の半数以上の店舗を刷新する。

アジア太平洋トレードセンター(ATC)内の複合施設としてオープンするも、撤退する事業が続出。小売店を中心に立て直すも、2020年3月31日に閉館した。

2001年のマイカルの経営破綻に連鎖し、民事再生法を申請。2003年に「ウイングベイ小樽」に改称し再出発を図り、幾度の困難を乗り越えて現在も営業している。
取材・文/高山惠 編集/轡田緒早




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