CIPA(一般社団法人カメラ映像機器工業会)の発表によれば、レンズ一体型デジタルカメラ(いわゆるコンデジ)の出荷台数は、2025年4月と2026年4月を比較すると、147.9%も伸びたそうだ。そんなコンデジの中でも、気軽に持ち歩けるサイズで味わい深いローレゾな写真撮影を楽しめるミニカメラが流行っている。今年に入ると毎月のように小型軽量の新製品が発売され、選択肢は着実に広がっている状況だ。
アクセサリー感覚でバッグなどにぶらさげられるキーホルダーが付いたKODAK『KODAK CHARMERA MILLENNIUM』は、KODAKブランドの新作ミニカメラ。「前機種と同様に若年層からの注文が多く、昨今の平成レトロのブームにマッチした」(SAEDA担当者)ようだ。カラーは全7種類で、箱を開けるまでどの色なのかがわからない。「SNSでは、撮影写真とともに開封時の投稿も見られ、写真を撮る行為だけでなく『開けた時に何色が出てくるのか』という高揚感も感じていただけているように思う」とのこと。

ディスプレイ兼用のファインダーから透けて見える被写体をそのまま撮影可能なGodox『Godox C100』もユニークなミニカメラのひとつ。「発売情報の公開後、多数の予約をいただいています。『かわいい』というデザイン面の反応に加え、カメラやガジェットが好きな人から関心も高く、幅広い層からの反響がありました」(ユア・トレジャー担当者)とのこと。実際に製品を手にした国内外のユーザーが、特徴的なデザイン、操作感、露出計機能などに関する様々なSNS投稿をしている。
「高解像度が当たり前になった今、あえて情報量を減らすことで見えてくるものがあります。写真の本質は正確に写すことではなく、どの瞬間を切り取って残すのか……だと改めて教えてくれます」と写真家・かみたばさんが評価する〝撮る醍醐味〟も含めたミニカメラの様々な魅力が、人気の背景にあるのだ。
私が試してみました!

写真家 かみたばさん
YouTubeチャンネル『Kamitaba Log』の運営者。個性派カメラのレビューを中心にガジェット好きの興味を刺激する動画を公開中!
この価格帯には珍しいAF搭載の名刺型カメラ


UI『Leaf Camera』7980円
9.4mmの薄さ&約88gの軽さなので、料理を撮りたい時にサッと取り出せるのが魅力だ。被写体は約2.4インチの背面モニターで確認できる。記録メディアはmicroSDカード。

料理などの接写にも向いている!
AF速度は遅いものの、この価格で〝フォーカシング表現〟が可能なのは魅力的。高級感のある金属性ボディーも含めて、破格のコストパフォーマンスを誇る1台!」(かみたば)
内蔵フィルターを一新した人気トイデジ第2弾


KODAK『KODAK CHARMERA MILLENNIUM』6400円
手のひらの収まるサイズに背面モニターも搭載。写真モードでは被写体に合わせて選択可能な4種類のフレームと7種類のフィルターを備える。記録メディアはmicroSDカード。

ドット感ある新フィルターがいい!
「Y2Kデザインの新ボディーに加え、内蔵フィルターも一新されました。特にドット絵のような質感のピクセルフィルターが、レトロゲーム好きにはたまりません!」(かみたば)
露出計機能付き!フィルムカメラのお供にも◎


Godox『Godox C100 透明ビューファインダーカメラ』1万730円
撮影情報が浮かび上がる透明ビューファインダーを採用。写真と動画ともに16:9、3:2、4:3、1:1のアスペクト比を切り替えられる。記録メディアのTFカード(32GB)付き。

透けて見える景色を撮れるのが新鮮!
「写真・動画の撮影に加えて、露出計としても使用できるユニークなおまけ機能が付いています。フィルムカメラのお供としてもおすすめです!」(かみたば)
撮影/かみたば(作例)、黒石あみ(静物) 取材・文・編集/田尻健二郎
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2026年8月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。




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