アラスカ航空グループは、アラスカ航空とハワイアン航空それぞれの個性を反映した2つのプレミアなフラッグシップ体験を導入する、同社史上最大規模の投資を発表した。
まずアラスカ航空の「Aurora」は、787型機のフルフラットスイート体験を向上させるほか、新型ボーイング737-10 MAXの一部大陸横断路線にも初導入。専用チェックインやシアトルのラウンジ、シェフ監修のダイニングを提供する。
そしてハワイアン航空の「Leihōkū」は、内装を刷新したエアバスA330型機を中心に展開。再設計されたフルフラットスイートや専用チェックイン、ハワイの島から着想を得た機内食に加え、ホノルルにはハワイアンの新たなラウンジを開設する。
さらに、ゲスト体験への幅広い基幹投資の一環として、新たなプレミアムエコノミー「Premium Reserve」も導入される。
Aurora:アラスカ航空の国際線ビジネスクラスとファーストクラスの次なる進化
あらゆる旅でより上質な体験を求める搭乗客が増えるなか、アラスカ航空は、すべてのワイドボディ機ボーイング787ドリームライナーに34席の「Aurora Suites」を導入する。
新しい「Aurora Suites」は、アラスカ航空が提供する機内プロダクトの最上位に位置づけられる。
2028年には、同社史上初めて、737型機の一部大陸横断路線のファーストクラスにも同サービスを展開。刷新後の787-9型機ではプレミアム座席が全体の約46%となり、現在の38%から拡大する。


今後、少なくとも25機の737-10 MAXに対して、それぞれ12席の「Aurora Suites」を設置する。これらの機材には、787ドリームライナーと同じ「Aurora」特別塗装が施される予定だ。
オーロラに着想を得たこのデザインは、社名の由来となった自然美に根差しながら、グローバルな航空会社として新たなステージに進むアラスカ航空を表現したものになる。


■新しい「Aurora Suites」の主な特徴
・シアトルの国際ハブ空港における専用チェックインおよびコンシェルジュサービス
・シアトルに新設される「Aurora Lounge」へのアクセスで、搭乗前の体験をより上質でシームレスに
・業界でも屈指の広さを備えたスイートで、フルフラットベッドや787型機のプライバシードア、全席通路アクセス、便利な収納スペースを完備
・19インチの4Kエンターテインメント・スクリーンやBluetooth接続、ワイヤレス充電、USB-C充電、AC電源に対応
・より柔らかく通気性に優れたUltraleather張地など、新たなプレミアム素材を導入
・厳選されたシェフプログラムや、好きなタイミングで食事を楽しめるオンデマンドダイニングによる、「Aurora」体験を機内へとつなぐレストラン品質の食事とアメニティ
・Atmos Rewards会員向けに、T-Mobileとの連携による超高速Starlink Wi-Fiを無料で提供
Leihōkū: ハワイアン航空のエアバスA330型機で拡充・刷新される体験
アジア、オセアニア、および一部北米路線に就航するハワイアン航空のワイドボディ機エアバスA330型の24機は、2028年より、最前列から最後列まで客室内装を全面的に刷新される。
国際線ビジネスクラスと国内線ファーストクラスにも「Leihōkū Suites」を22席導入。客室全体では、プレミアム座席が約40%となり、現在の30%から拡大する。


■新たなプレミアムキャビンで提供されるサービス
ハワイアン航空の新たなプレミアムキャビンでは、以下のサービスが用意される。
・ホノルルとシアトルで、よりシームレスな空港体験を提供する専用チェックインおよびコンシェルジュサービス
・全席通路アクセスやフルフラットシート、プライバシードアを完備
・19インチの4KエンターテインメントスクリーンやBluetooth接続、ワイヤレス充電、USB-C充電、AC電源に対応
・国内線のプレミアム旅行から国際線の複数コースによる上質なダイニングまで、ハワイの地元シェフが監修する料理とワインのペアリングを提供
・ホテル品質の寝具と、さらに充実した機内アメニティを用意
・Atmos Rewards会員向けに、T-Mobileとの連携による超高速Starlink Wi-Fiを無料で提供
Premium Reserve: プレミアムな選択肢を拡充
長距離路線でより広い空間と快適性を求める搭乗客向けの「Premium Reserve」は、2027年夏に販売が開始され、2028年よりアラスカ航空とハワイアン航空の両機材で順次導入される。
新たな機材は「Aurora Suites」または「Leihōkū Suites」、「Premium Reserve」、プレミアム・クラス、メインキャビンからなる4クラス構成となり、搭乗客に優れた選択肢と価値を提案していく。


■「Premium Reserve」の主な特徴
・ボーイング787-9および787-10に各35席、737-10 MAXに12席、エアバスA330に28席を設定
・広々とした38インチ(約97cm)のシートピッチと、従来のエコノミークラスより幅広い座席を用意
・より深いリクライニングや快適性を高めるレッグレストおよびカーフレスト、大型テーブルと使い勝手のよい収納ポケットを完備
・Bluetooth接続対応の16インチ4K OLEDエンターテインメントスクリーンや全席にAC電源とUSB-C充電を含む複数の充電オプションに対応
・機内空間をより上質に演出するプレミアムな仕上げと素材
・アップグレードされた食事とアメニティ
プレミアムダイニングについて
■アラスカ航空:シアトルを代表するシェフが米国西海岸の味わいをお届け
アラスカ航空の機内食は、「Aurora」が持つシアトルのルーツと米国太平洋岸北西部のアイデンティティを最も明確に表現する要素の一つ。そこでシアトルを代表するシェフ、レニー・エリクソン氏とブレイディ・イシワタ・ウィリアムズ氏と提携。シアトルと世界各地を結ぶ便で地元の味をお届けする。

エリクソン氏は、ロンドンとローマに加え、2027年春に就航予定のアテネおよびパリを含むアラスカ航空の欧州路線向けメニューを監修する。ジェームズ・ビアード賞受賞シェフのウィリアムズ氏は、アラスカ航空との料理プログラムをシアトル発アジア各地への路線に拡大していく。
国際線のすべての搭乗客には、アラスカ航空を象徴するフルーツとチーズのプラッターを洗練させたチーズとシャルキュトリーの盛り合わせを、ウェルカムサービスとして提供。また、新たな国際線向けワインプログラムも導入する。
■ハワイアン航空:地元食材と食文化に着想を得た料理と厳選ワインを堪能
ハワイアン航空では、機内サービス「Mea Ho‘okipa(私がおもてなしいたします)」と「Leihōkū」の体験の中核として、機内食と飲み物を位置づけ、あらゆる旅にハワイの味と物語を提供。

ハワイアン航空のエグゼクティブシェフ、デル・ヴァルデズ氏は、地元の食材と食文化に着想を得た料理と厳選したワインのペアリングを通じて、引き続きファーストクラスおよびビジネスクラスのメニューを監修する。
今夏、ハワイアン航空はこのアプローチをさらに発展させ、ハワイと米国本土を結ぶ多くの便で、メインキャビン向けにシェフ監修機内食の事前予約制ダイニングプログラムを開始した。このプログラムは、マウイ島を拠点とするシェフで、ジェームズ・ビアード賞ファイナリストのシェルドン・シミオン氏が開発を手がけている。
関連情報
https://www.hawaiianairlines.co.jp/
https://www.alaskaair.com
構成/清水眞希




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