9月18日より、アップルの最新モデル「iPhone 18 Pro/18 Pro Max」が発売されている。今年は折りたたみモデルの「iPhone Duo」が10月23日発売なのに加え、標準モデルが更新されなかったため、現在はProモデルだけが最新機種として手に取れる状況だ。
ここでは、アップルよりお借りしたiPhone 18 Pro Maxを試し、処理能力、排熱性能の違いについてチェックしていく。比較対象は、筆者の手元にあるiPhone 17 Proであるため、直接的なアップデートモデルではないが、参考までにチェックしてもらえると幸いだ。
外観はほぼそのままだが中身が大きく変わったiPhone 18 Pro Max
iPhone 18 Pro/18 Pro Maxを見て、「前モデルとほぼ変わらない」と感じた人は多いだろう。筆者も同じ感想を抱いたが、試していくと、中身の進化はしっかりと1世代分用意されている。
新たに搭載されたSoCは、2ナノメートルプロセスで設計された「A20 Pro」。公式サイトでは「iPhone 17 Proよりも40%高速」と表現されており、AIの演算能力も2倍アップしているとのことだ。
直接の比較にはならないが、iPhone 17 ProとiPhone 18 Pro Maxのベンチマークスコアを見ても、シングルコア、マルチコアともに、性能の向上が確認できる。


とはいえ、iPhone 17 ProのA19 Proチップも、まだまだ現役のSoCである。性能がアップしても、その差を体感できるコンテンツがほぼないため、「明らかに動きがスムーズになった」と感じる機会は少ない。
体感できるほど冷却システムが良くなった
処理能力の向上は喜ばしい限りだが、実際問題、iPhone 17 Pro/17 Pro Maxの能力に不満が出るシーンはほとんどないだろう。Siri AIの日本語対応が始まれば、スピード感の違いが体感できる可能性はあるが、これはまだ少し先の話となる。
現時点で体感できるアップデートポイントが、排熱性能の向上である。A20 Proチップの設計と新しい冷却システム、大型ベイパーチャンバーの効果により、ピークの性能が上がっただけでなく、高いパフォーマンスをより長く維持できるようになっている。
冷却システムのアップデートはしっかりと体感できるレベルになっており、ヘビーなゲームアプリをプレイしていても、本体の熱上昇はかなり緩やか。手元で計測しても、明らかに温度は低いまま維持できている。
下画像は、アプリゲーム「原神」をそれぞれ1時間ずつプレイした後の背面温度となる。4度ほどの違いがあり、冷却システムがしっかりと作用していることが伺える。


全く温度が変わらないというわけではなく、わずかに本体全域が暖かくなることからも、熱をうまく分散していることがわかる。
スマートフォンでは、直射日光下で動画を撮影していると、温度上昇により録画が止まってしまうことがある。最近は涼しくなってきているため、わかりやすいテストこそできていないが、動画撮影の安定にも冷却システムは効いてくるはずだ。
バッテリー性能の向上も嬉しいポイント
電池持ちも改善されておおり、ビデオ再生時間は前機種比で6時間延長の最大45時間となった。充電速度もアップしており、約15分で最大50%まで充電できる。

YouTubeアプリにて、画面輝度最大、音量0にして動画再生をしたところ、1時間後が98%、2時間後が94%、3時間後(7分過ぎてしまいましたが)90%となっている。画面輝度最大で動画を見続けるシーンはあまりなく、日常的にバッテリー残量を意識する機会はほぼない。
前世代比でも優秀なiPhone 18 Pro Max
処理能力については、もともと優秀だったため、なかなか体感できる要素が少ないが、冷却システムの進化、バッテリー性能については、前世代と比べても体感できる。
外観の変化は少なく、価格も高騰しているため、前世代からすぐに買い替えることを推奨するつもりはないが数世代前からの機種変更であれば、目に見える進化を体感できるはずだ。
取材・文/佐藤文彦




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