ソフトバンクロボティクスは2026年9月28日より、米国シリコンバレー発のスタートアップ企業であるBear Robotics, Inc. と共同開発した次世代配膳ロボット「Servi Q(サービィ キュー)」の国内販売を開始した。
「Servi Q」はソフトバンクロボティクスによって独占的に販売され、今後、グローバルネットワークを活かして世界各国でも順次販売される予定だ。
「Servi Q」:現場の課題に応える6つの特徴
■1:狭い通路にも対応する最小通過幅45cm
本体横幅わずか35cm、最小通過幅45cmというサイズを実現。テーブルや椅子が密集する飲食店など、走行スペースを確保しにくい環境にも導入しやすいスリムな設計ゆえ、限られた店舗スペースでも効率的に配膳・運搬できる。
■2:方向転換できない場所でも戻れるバック走行
独自の360度LiDARで周囲を認識できるため、方向転換するスペースがない狭い通路や袋小路でも、バック走行でスムーズな退出が可能。複数台が向かい合った場合には、一方が後退して道を譲るなど、店舗環境に合わせて協調しながら移動する。
■3:料理やドリンクを安定して運ぶ優れた走行性能
配膳ロボットに求められるのは、単に目的地まで移動することだけではない。「Servi Q」は、サスペンション機構により走行時のトレイの揺れを抑え、揺れの影響を受けやすいドリンクや料理も安定して運ぶことが可能だ。
同社では、ビールジョッキ6個を一つのトレイに載せた状態でも、緊急停止時やケーブルなどの段差を通過する際に、こぼれにくい走行性能を備えていると説明している。
■4:ゴミを巻き込みにくく、日々のメンテナンスも簡単
食べ物のかけらや紙くず、髪の毛などが付着・巻き込まれにくいホイール、およびキャスター構造を採用。ホイールに付着したゴミをマットにこすり落とす「クリーニングモード」も搭載しており、日常的なメンテナンスの負担軽減が期待できる。
■5:店舗に合わせて変更できる柔軟な積載スペース
運ぶ料理や食器、用途に応じて、1段目と2段目のトレイは6cm単位で高さを調整できるほか、段数も1~3段から選択できる。各段最大10kg、合計最大30kgまで積載が可能。
料理やドリンクの配膳・下膳に加え、食器や備品など、さまざまな物品の運搬にも活用できる。
■ 6:〝運ぶロボット〟から〝愛されるロボット〟へ
フロントには、表情を表現するディスプレイと18.5インチの大型ディスプレイを搭載。メニューやキャンペーン、広告などを表示するサイネージとしての活用も考えられる。愛らしい表情やオリジナルフェイスなど、店舗やブランドに合わせたキャラクター表現にも対応している。
ファミリーレストランでは親しみやすいキャラクターとして、ホテルでは洗練された案内役として、企業施設ではブランドの顔として、施設のニーズや世界観に合わせて、「個性」を表現できる。
このように配膳機能にとどまらず、「Servi Q」は来店客が思わず目を向け、親しみを感じられる存在を目指す。
<「Servi Q」の紹介動画はこちらから>
「Servi Q」の主な仕様
本体サイズ/幅350×奥行き466×高さ1060mm
本体質量/43.8kg
最大積載量/合計30kg(各段10kg)
トレイ数/3段(1・2段目は6cmずつ高さ変更可能)
トレイサイズ/幅350×奥行き360mm
トレイ検知/AIカメラ
最小通過幅/45cm
複数台すれ違い幅/100cm
走行速度/0.1〜1.2m/s
ナビゲーション方式/ LiDAR SLAM
バッテリー持続時間/12〜14時間(使用環境によって異なる)
充電時間/4時間
サイネージ/18.5インチ(23×41cm)
タッチパネル/8インチ、傾斜25度
関連情報
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/delivery/servi-q/
構成/清水眞希




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