通勤、通院、買い物、旅行先での移動など、タクシーは幅広い場面で利用される交通手段だ。一方、必要なときに車両が見つからず、待ち時間が長くなった経験を持つ人もいるのではないだろうか。
NEXER Groupはこのほど、世田谷タクシー求人おすすめナビ運営事務局と共同で、全国の男女633名を対象に、「タクシーのつかまりにくさと人材不足」についてのアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
78.2%が、タクシーを「ほとんど・まったく利用しない」と回答
普段どのくらいの頻度でタクシーを利用するか聞いたところ、「週に1回以上」は1.7%、「月に数回」は6.3%、「年に数回」は13.7%となった。一方、「ほとんど利用しない」は32.7%、「まったく利用しない」は45.5%で、合計78.2%となった。
「ほとんど利用しない」「まったく利用しない」が約8割を占め、日常的にタクシーを利用する人は少数にとどまった。
31.4%が、タクシーが「つかまりにくい」と感じたことがあると回答
「タクシーがつかまりにくいと感じたことがあるか」と尋ねたところ、「よくある」が7.9%、「たまにある」が23.5%で、合計31.4%がつかまりにくさを経験していることがわかった。
日常的に使う人が少ないなかでも、約3人に1人がタクシーのつかまりにくさを経験した結果となった。
つかまりにくい時間帯は「深夜・早朝」、場所は「繁華街」が最多
タクシーが「つかまりにくい」と感じたことがある199名に、どの時間帯につかまりにくいと感じるか複数回答形式で聞いた。
その結果、「深夜・早朝」が28.1%で最多となり、次いで「時間帯は特に関係ない」が27.1%、「平日日中」が21.6%となった。「深夜・早朝」が最多である一方、「時間帯は特に関係ない」との回答もほぼ同水準となった。
つかまりにくい場所は「繁華街」が33.7%で最多
タクシーが「つかまりにくい」と感じたことがある199名にどのような場所・エリアでつかまりにくいと感じるか複数回答形式で聞いた。
その結果、「繁華街」が33.7%で最も多く、「住宅街」が32.2%、「駅周辺」が27.1%、「地方・郊外」が22.1%と続いた。繁華街だけでなく、住宅街でも同程度のつかまりにくさが指摘された。
60.3%が、タクシー不足の原因として「ドライバー不足(人手不足)」と回答
タクシーが不足している原因は何だと思うか複数回答形式で聞いたところ、「ドライバー不足(人手不足)」が60.3%で最多となり、以下、「特に不足しているとは思わない」が26.4%、「給与水準の問題」が18.6%、「労働環境の問題」が18.3%、「インバウンド需要の増加」が11.5%と続いた。
「利用者の増加」や「配車アプリの普及による偏り」と比べても、「ドライバー不足(人手不足)」を原因として挙げる人が多い結果となった。
51.3%が、タクシードライバーの数は今後「減少する」と予想
タクシードライバーの数は今後どうなると思うかと尋ねたところ、「大きく減少する」が16.4%、「やや減少する」が34.9%で、合計51.3%が減少すると予想した。一方「変わらない」は19.0%、増加するとした人は合計5.4%となった。今後ドライバー数が減少すると見る回答が半数を超えていた。
55.0%が、タクシー業界の人材不足を問題視
タクシー業界の人材不足についてどのように感じているかと聞いたところ、「深刻な社会問題だと思う」が13.6%、「ある程度問題だと思う」が41.4%で、合計55.0%となった。半数を超える回答者が、タクシー業界の人材不足を何らかの問題として捉えていることがうかがえる。
4割超が、タクシードライバーの必要性は今後高まると回答
タクシードライバーという職業の必要性が今後高まると思うかと聞いたところ、「非常にそう思う」が8.2%、「ややそう思う」が34.4%で、合計42.6%が今後必要性が高まると回答した。
人材不足対策は「給与の引き上げ」が60.0%で最多
タクシー業界の人材不足を解消するために必要だと思う対策を複数回答形式で聞いたところ、「給与の引き上げ」が60.0%で最多となった。以下、「労働時間・働き方の改善」が52.6%、「女性ドライバーの増加」が27.2%、「若年層の採用強化」が25.8%、「二種免許取得支援の充実」が21.2%、「業界イメージの改善」が19.1%と続いた。
28.1%は、タクシーがつかまりにくい状況が続くと生活に「影響する」と回答
タクシーがつかまりにくい状況が続いた場合、生活への影響があると思うかについて聞いた。その結果、「大きく影響する」が5.2%、「やや影響する」が22.9%で、合計28.1%が影響すると回答した。
一方、「あまり影響しない」は30.5%、「まったく影響しない」は22.4%で、合計52.9%が「影響しない」と回答した。また、「わからない」は19.0%となった。
全体としては「影響しない」とする回答が半数を超えたものの、タクシーがつかまりにくい状況が続いた場合、約3割が生活に影響すると考えていることがわかった。
<調査概要>
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年7月13日
調査対象者:全国の男女
有効回答:633サンプル
出典元:株式会社NEXER Groupと世田谷タクシー求人おすすめナビ運営事務局による調査
構成/こじへい




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