勉強では集中力を高め、脳の記憶を整理・定着させることが大切だ。そのためには、十分な睡眠時間の確保が欠かせない。では、東大生と他大学の学生で睡眠時間はどれくらい異なるのだろうか?
オンライン学習塾「河野塾」を運営するStardyはこのほど、大学生・卒業生115名を対象に「大学受験における睡眠実態調査」を実施し、その結果を発表した。
【結果1】受験期、東大生の7割(73.9%)が「7時間以上」睡眠、他大学生は約半数(52.2%)
受験期(高3の秋から入試直前)の平均的な睡眠時間を聞いたところ、東大生では「7時間台」が約6割(58.7%)で最多となった。他大学生では「7時間台」は31.9%、「6時間台」が34.8%と、時間帯が分散している。7時間以上の睡眠を確保していた人の割合で見ると、東大生は7割超(73.9%)、他大学生は約5割(52.2%)となった。
また「4時間未満」と答えた東大生は0名(0%)で、他大学生では4.3%となった。一方、「8時間以上」は東大生15.2%、他大学生20.3%と、他大学生の方がやや高くなっている。
東大生の回答は「7時間台」に集まる形となり、他大学生は6時間台から8時間以上まで幅があった。
【結果2】9割近くが就寝・起床の時刻を決めていた
受験期に寝る時間・起きる時間が決まっていたかを聞いたところ、「ほぼ毎日、同じ時刻に寝起きしていた」が56.5%、「だいたい同じ時刻だった」が30.4%となり、合わせて9割近く(87.0%)が時刻を決めていたと回答した。
この項目では東大生(89.1%)と他大学生(85.5%)に差は見られず、大学を問わず共通して見られる結果となった。
睡眠を「何時間眠るか」という量だけでなく、「何時に寝て何時に起きるか」というリズムとして捉えていた人が多いことがうかがえる。
【結果3】就寝前の過ごし方は、大学を問わずおおむね共通
就寝前の1時間にしていたこと・決めていたことを聞いたところ(複数回答)、全体で最も多かったのは「英単語・古文単語などの暗記」で4割(40.0%)となった。以下「特に決めていなかった」が27.8%、「翌日の勉強計画を立てる」が20.9%、「寝る直前まで通常どおり勉強していた」が20.0%と続く。
就寝前に何らかの勉強をしていた人は、東大生60.9%、他大学生66.7%で差は見られなかった。就寝前に何らかの決めごとがあった人の割合も、東大生71.7%、他大学生72.5%とほぼ同じだった。就寝前の過ごし方は、大学による差よりも個人差の方が大きいことがうかがえる。
【結果4】睡眠より先に削っていたのは「娯楽」
勉強時間を確保するために睡眠より先に削っていたものを聞いたところ(複数回答)、最も多かったのは「動画・ゲームなどの娯楽」で6割(60.0%)、次いで「スマホ・SNS」が約5割(53.0%)となった。
この上位2項目は同時に削られる傾向が強く、「動画・ゲーム」と「スマホ・SNS」を両方とも削っていた人は4割超(43.5%)、少なくとも一方を削った人は約7割(69.6%)にのぼった。
「友人と過ごす時間」(24.3%)、「部活・習い事」(21.7%)と続き、「何も削らなかった」と答えた人も約2割(19.1%)いた。一方、「睡眠を最初に削った」と答えた人は115名中2名にとどまった。
<調査概要>
調査名:大学受験における睡眠実態調査
調査対象:大学生および大学卒業生
(河野塾のチューターおよびその友人)
調査期間:2026年9月14日(月)~9月16日(水)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
回答総数:115名
内訳:東京大学の在籍者・卒業者 46名/その他の大学の在籍者・卒業者 69名
調査主体:株式会社Stardy(河野塾)
出典元:株式会社Stardy
構成/こじへい




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