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防災グッズに欠かせない備蓄用モバイルバッテリーの「危険度セルフチェック」ポイント

2026.09.28

大きな災害などのニュースが続く中で、「スマホ用非常電源」などの防災グッズの点検や備蓄を見直す人は多いはずだ。いまや災害時の情報収集や連絡にスマートフォンは必須といえるが、その意味でもスマートフォンを充電できるモバイルバッテリーは重要な備蓄アイテムといえる。

ただ長期間放置されたバッテリーや製造上の不備によるリコール品などによる突然発火や発煙する事故も起こっている。モバイルバッテリーシェアリング「CHARGESPOT(チャージスポット)」を運営するINFORICHは、報道ベンチャーのJX通信社のSNS投稿データ分析とNITE(製品評価技術基盤機構)の事故データに基づき、安全なバッテリー運用のあり方などを提案しているが、ここではバイルバッテリーの発火事故の予兆やリスクについて合わせて紹介していく。

SNS投稿分析から判明した事故現場のリアルと「におい」

JX通信社が運営するリスク情報プラットフォーム『FASTALERT』の情報を生成AIで解析可能なサービス『FASTALERT MCP』を用いて、直近約1年間に検知・確認された火災に関するSNS上の目撃情報からモバイルバッテリーに関連する投稿を分析すると、事故の実態と初期サインが明確になったという。

注目したいのは、発火・異常の最初の警告サインは「におい(焦げ臭さ・異臭)」という回答。検知された91件の事故・トラブル関連トピックのうち約2割の19件で「異臭がすごい」や「焦げ臭いにおいがする」といった臭覚の異変への言及があったという。

事故が公式に確認される前の最初の投稿の時点で「におい」に触れているケースもあり、発煙や発火など視覚的にわかる異常だけでなく、嗅覚の変化が事故の初期サインにもなりうる。備蓄品や手持ちのバッテリーを点検する時は、充電中や使用中に変なにおいがしないかも重要なチェックポイントといえる。

NITEに見るモバイルバッテリー事故の実態

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2021年から2025年までに発生したモバイルバッテリー事故506件のうち、69件はリコール対象製品による事故だったという。やはり製品の品質もチェックポイントとして気を付けたい。INFORICHは、自宅の「備蓄バッテリー」安全確認リストとして3つのポイントを挙げている。

1:リコール情報の確認:リコールは古い製品だけでなく、製造工程の不備などで購入直後の製品が対象になる場合もある。「新しいから安全」とは限らないので、気になる製品は型番や販売時期を確認して、消費者庁サイトで照会しておこう。

・消費者庁 リコール情報サイト

2:PSEマークの有無:安全基準を満たした「PSEマーク」の表示がない製品は、発火リスクがあるので使用を控えたほうがいいだろう。

3:危険サインを見逃さない:備蓄用モバイルバッテリーの「危険度セルフチェック」項目7選を紹介するので、この症状がある場合は使用・充電を中止して、自治体のルールに従って適切に処分しよう。

「危険度セルフチェック」:備蓄用モバイルバッテリーのチェック項目7選

災害時にスマートフォンはさまざま状況で頼りになるが、そういった意味ではスマートフォンの電源は重要だ。防災グッズとして、常備用のモバイルバッテリーを用意して完全確認をしておこう。備えあれば憂いなしだ。

https://chargespot.jp/topics/2571/

構成/KUMU

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30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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