毎年「9月11日」は「公衆電話の日」に制定されている。1900年9月11日に、日本で初めて公衆電話が設置されたことに由来する。
街角で人と人をつないできた公衆電話は、家族や友人と声でつながる手段として長く暮らしに根づいてきた一方、携帯電話の普及とともに設置数は大きく減少し、Z世代にとっては馴染みの薄い存在になりつつあるようだ。
また、スマートフォンやSNSの普及により、人々のコミュニケーション手段そのものも大きく変化している。とりわけZ世代は電話に苦手意識を持っていると言われ、「電話離れ」が進行している。
電話離れとは、電話がかかってくることに対し苦手意識を感じたり、電話をかけることにハードルを感じたりすることによって、電話の使用頻度が減っていることを指す。
声を出すコミュニケーションを強要する電話は、メッセージングが当たり前になっている現在、敬遠されつつあるとされているようだ。
そこでJiffcyでは、9月11日の「公衆電話の日」にあわせて、電話に対する苦手意識や、苦手な要因、そして電話の代わりに使っているコミュニケーションツールを明らかにするために、Z世代188人を対象に「電話離れ」に関する意識調査を実施したので、結果をお伝えしよう。
電話に対して苦手意識を感じているZ世代は半数以上。苦手な理由1位は「緊張するから」
「電話に対して苦手意識を感じていますか?」という質問に対して、「とても苦手意識を感じている」「苦手意識を感じている」の合計は52.2%になった。
一方で、「まったく苦手意識を感じていない」が22.9%で、「とても苦手意識を感じている」(14.4%)よりも多いことも判明。
ヒアリング調査では、公衆電話の利用について「使ったこともないし、見たこともない」「公衆電話ってなんですか?」という意見もあり、Z世代にとって公衆電話が馴染みのないものになっていっていることもうかがえた。
「電話が苦手な理由はなんですか?」という質問に対して、1番多かった回答は「緊張するから」(54.3%)、続いて「周りに話し声が聞かれるから」(34.0%)、「慣れていないから」(19.1%)という結果に。
電話で会話する際の緊張や、周囲に話し声を聞かれることへの抵抗感が、電話への苦手意識につながっていることがうかがえる。
「電話がかかってきて嫌な気持ちになったことはありますか?」という質問に対して、4割以上(41.0%)が「ある」と回答。一方で「まったくない」が19.1%という結果になった。
電話をかけることだけでなく、電話を受けることに対しても、一定数のZ世代が心理的な負担を感じていることがうかがえる。
電話の代わりに一番使っているツールは「LINE」。続いて「InstagramのDM」「Jiffcy」を使用
「普段電話の代わりに何を使っていますか?」という質問に対して、一番多かった回答は「LINE」(86.7%)、続いて「InstagramのDM」(54.8%)、「Jiffcy」(43.1%)という結果に。
Z世代では、従来の音声通話だけでなく、テキストを中心としたコミュニケーションツールが電話の代替手段として利用されていることがわかった。
電話よりテキスト通話を選ぶ理由として最も多かったのは「周りに話し声が聞かれないから」、続いて「緊張しないから」。
テキスト通話アプリJiffcyを使っている人を対象にした「電話よりテキスト通話を選ぶ理由はなんですか?」という質問に対して、1番多かった回答は「周りに話し声が聞かれないから」(52.0%)、続いて「緊張しないから」(50.0%)、「話したいことが伝わりやすいから」(30.6%)という結果になった。
電話が苦手な理由として上位に挙がった「緊張する」「周りに話し声が聞かれる」という要素が、テキスト通話を選ぶことで軽減されていることがうかがえる。
株式会社Jiffcy 代表取締役CEO 西村 成城 のコメント
今回、Z世代への調査の中で、公衆電話について、馴染みがないZ世代が多数いることがわかりました。公衆電話は「最低限の通信手段」として設置が義務付けられており、使い方を知っておくことは自分の身を守るためにも重要となってきます。
Jiffcyでは毎年電話離れについての調査を行なっていますが、今回の調査で、昨年より一層電話離れが加速していることがわかりました。昨年の調査では電話に苦手意識を持っている割合は40.6%でしたが、今年は52.2%で、10ポイント以上上がっています。
その中で、Jiffcyは電話の代わりのコミュニケーション手段として、昨年に引き続き利用されているようです。私たちはこれに満足せず、電話の代替手段以上の価値を、今後も提供してまいります。
調査概要
Z世代を対象とした「電話離れ」に関する実態調査
期間: 2026年8月5日~2026年8月27日
調査対象:Z世代(15-29歳)の男女
調査方法:インターネット調査
有効回答数:188人
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
構成/Ara




DIME MAGAZINE




















