巷のドラッグストアにメンズ美容コーナーが設けられるなど、男性の美容意識が高まっていると言われる昨今。実際のところ、男性の何割程度がメンズメイクやスキンケア、脱毛、日焼け対策などを行っているのだろうか?
クロス・マーケティングはこのほど、全国15~69歳の男性3,300名を対象に「美容に関する調査(2026年)」を行い、その結果を発表した。
メンズメイクへの意識と実施状況
メンズメイクをしている人への印象は、「よい」が11%、「ややよい」が41%で、合計52%が好印象を持っていることがわかった。関心度は23%(「よい」7%、「ややよい」16%)で、特に15~19歳は35%、20代は31%と高かった。
メンズメイクへの抵抗感では、「抵抗感がある」が24%、「やや抵抗感がある」が27%となり、合計51%が抵抗感があるとわかった。年代別でみると、年代があがるほど抵抗感は強まり、50~60代は6割を超えたが、対照的に15~19歳は抵抗感がない人が61%となった。<図1>
抵抗感がある理由は「メイクは女性がするもの」「男らしくない」など固定観念からと「時間がかかる/面倒」「お金がかかりそう」という意見が見られた。抵抗感がない理由は、「男性メイクは当たり前」といった時勢からと「清潔感を保つ」「見た目がよくなる」「肌の悩みを隠せる」という声が聞かれた。<図2>
メンズメイクの実施状況について調べたところ、「毎日している」が5%、「たまにしている」が8%となり、合計13%がメンズメイクをしているとわかり、2024年より微増していた。年代別にみると、15~19歳が16%、20代が19%、30代が18%と、他の年代に比べてメイク実施率がやや高くなっていた。
メイク実施のきっかけについて調べたところ、「身だしなみとして」が40%で最も多く、以下「特にない(なんとなく)」が26%、「コンプレックスをカバーするため」が23%と続いた。<図3>
スキンケアの実施状況
スキンケア実施率は59%と2022年から同様な水準で推移している。年代別でみると、20~50代の幅広い年代で実施率は6割を上回っていた。
スキンケアをし始めた時期について年代別で調べたところ、15~19歳では「小学生の頃」が12%、「中学生の頃」が55%となり、合わせて67%は中学生までにスキンケアを自身で行っていることがわかった。他方、40~60代は「26歳以降」にスキンケアを開始した人が約3割を占めていた。<図4>
脱毛経験と日焼け意識・対策
脱毛の実施状況について調べたところ、脱毛経験者は21%となり、年代別でみると15~19歳と20代は3割を超えていた。
脱毛した部位について調べたところ、「ひげ」が12%で最も多く、以下、「脚・足」が9%、「腕・手」「脇」が7%と続いた。年代別でみると、15~19歳は「ひげ」「腕・足」「腕・手」「脇」の脱毛が15~20%と高いことがわかった。<図5>
日焼けを気にしている程度について調べたところ、「気にしている」が9%、「やや気にしている」が20%で、合計29%は日焼けを気にしており、年代が上がるほど日焼けを気にしている人の割合は微減傾向となった。<図6>
日焼け対策を行っている理由は「日焼けによる疲労を防ぐ」(34%)が最も多く、以下「肌トラブル予防」(30%)、「将来の肌ダメージを抑える」(29%)、「肌の黒化・赤みを防ぐ」(28%)が上位となった。年代別でみると、15~19歳は「将来の肌ダメージを抑える」が1番手にあがっており、エイジングへの意識の強さがうかがえた。<図7>
<調査概要>
調査手法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :15~69歳の女性
調査期間 :2022年:8月19日(金)~21日(日)
2024年:8月9日(金)~16日(金)
2026年:8月5日(水)~7日(金)
有効回答数:2022年・2024年:本調査 1,375サンプル
2026年:本調査 3,300サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある。
出典元:株式会社クロス・マーケティング
構成/こじへい




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