「モスバーガー」を展開するモスフードサービスから、家庭用冷凍食品の新ブランド「MOS Deli」が誕生した。その第1弾として登場したのは、『モスデリ 焼きおにバーガー』の2種。ライスバーガーではなく、焼きおにバーガーとは、一体どのようなバーガーなのか。また、なぜ冷凍食品ブランドを立ち上げたのかを聞いた。
MOSの日常化を目指した冷凍食品ブランド
モスフードサービスでは、かねてよりECサイト限定の冷凍ライスバーガーを販売するなど、オンラインを中心に冷凍食品を販売していた。今回は、スーパーマーケットなど小売店での販売チャネルを拡大し、既存顧客だけでなく、モスに行ったことがないという潜在顧客にもモスを知ってもらうため、家庭用冷凍食品ブランド「MOS Deli(モスデリ)」を展開することになった。
国内の冷凍食品市場は拡大傾向にあり、2025年の消費額は、前年比4.1%増の1兆3,614億円に達し、過去最高を記録している(一般社団法人 日本冷凍食品協会「令和7年(1~12月)冷凍食品の生産・消費について(速報)」より)。『MOSの日常化』を目指し、これまで日本の食文化を活かした“おいしさ”を追求してきたモスならではのこだわりを、冷凍食品という形で誕生したのが、「MOS Deli」ブランドだ。
日常化の達成に向けて、モスらしさにこだわって商品群の開発を進め、構想から2年でようやくデビューにたどり着いたという。モスらしさのものづくりのこだわりには、「原料にこだわり、日本らしいものづくりである」「医食同源の考えに基づいている」など体を満たすことのほか、「MOSらしいオリジナリティがあり、また欲しくなる」という心を満たすことや、「ユーザーの幸せな記憶につながる」という社会を満たす定義も含まれている。確かに、モスといえば、和のテイストのメニューだけでなく、国産野菜を使うなど、日本らしさが随所に見受けられる。
3つのこだわりポイント
「MOS Deli」は、新ブランドということで、従来のモスバーガーショップでは購入することができない。まあ、そもそも冷凍食品の棚を、モスの店内で見たことがないため、取り扱うのは現実的ではないだろう。この新ブランドには、3つのこだわりがある。
1. モスのお店では味わえないが、モスのこだわりがつまったメニューを家でも食べられる。
2. モスが創業当時から大切に育んできた和食文化を継承した「和の食材」を使用。
3. からだにうれしいひと工夫(玄米を初めて使用)。
モスであって、モスとは違う、家庭で食べる新たな形を提案している。
焼きおにぎりでもライスバーガーでもない「焼きおにバーガー」
(上)焼きおにバーガー 牛カルビ (下)焼きおにバーガー 鶏きんぴら
内容量:110g×2個入り 希望小売価格:各604円(消費税込み)
「MOS Deli」第1弾として登場したのは、『焼きおにバーガー 牛カルビ』と『焼きおにバーガー 鶏きんぴら』の2種類。焼きおにぎりのようでもあるが、具材を挟んだバーガー仕様になっている。おにぎりだと物足りないという人にもうれしい、具材たっぷりで食べ過ぎない絶妙なサイズ感。また、3種の国産玄米(うるち米・もち米・黒米)を使用している。
形が三角なだけで、ライスバーガーのような感覚なのではないかと想像していたのだが、試食してみると、ライスバーガーとは違い、また、焼きおにぎりとも違った食感と味が口の中で広がった。
低温調理法で肉のうまみを閉じ込めたという『焼きおにバーガー〈牛カルビ〉』は、甘めのタレで、玄米のつぶつぶ感がアクセントになり、食感も楽しめる。今後、メニューが増えた時にいろんな具材に合わせやすいようにと、玄米プレートを開発したそうだ。
『焼きおにバーガー〈鶏きんぴら〉』の方は、具材とのバランスからなのか、口の中に入れると、炊き込みご飯のおこげ部分を食べたときのような香ばしさと、しっかり味が染みたしっとり感があった。
現在のモスのメニューでは見つけられなかったが、高校生のころ、きんぴらライスバーガーを食べて感動したときのことを思い出す筆者にとって、なつかしさも感じられる味だった。
「三角にしたのは、焼きおにぎりを想起しやすいと考えたからです。最初は、バンズのバーガーも考えましたが、冷凍から、具材とともに電子レンジで温めることを考えるとむずかしく、ライスプレートならレンチンが可能だったため、今回のメニューになりました。」(モスフードサービス 商品本部 商品開発第二グループ 寺本和男さん)
冷凍パンもありますが、具材と一緒に解凍するとなると、ハードルが上がるようだ。
モスの店舗ではなく、全国のスーパー、ドラッグストアで、2026年9月1日から順次販売を開始し、売れ行きは好調で、取扱店舗数も目標を上回っている。来年の2月には、新商品の販売も予定していて、今後、年2回のペースで、焼きおにぎり意外に麺類やハンバーグなども計画中とのこと。
小腹がすいたときに、店舗に出向いたりオーダーしたりせず、モスの味をすぐに食べられる。焼きおにぎりタイプであることから、夜食やおやつのほか、忙しい朝にも便利そうだ。
取材・文/林ゆり
完売続きのワークマン「メディヒール」にNASAの技術を採用した最上位モデルが登場!2900円で睡眠の質はどれくらい変わるのか?
拡大を続けているリカバリーウェア市場の中でも、店頭に並ぶとすぐに完売してしまうほどの人気になっているのが、「ワークマン」のリカバリーウェア『メディヒール』だ。す…




DIME MAGAZINE




















