iPhoneのバッテリーが劣化すると充電の減りが早くなる。バッテリー最大容量の確認方法やバッテリー劣化の原因、交換目安、長持ちさせるコツまで操作画面つきで解説する。
目次
iPhoneのバッテリーの減りが早いと感じたら、まず疑いたいのはバッテリー最大容量だ。本記事では、iPhoneのバッテリー容量を確認する方法や、バッテリー劣化のペース、何%になったら交換を検討すべきか、長持ちさせる工夫などを解説する。
iPhoneのバッテリー最大容量を確認する方法
iPhoneのバッテリーの劣化状況は「設定」アプリから確認できる。
■設定アプリで最大容量を確認する手順
iPhone14以前のモデルでは、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」の順にタップすると最大容量が表示される。
1.iphoneの「設定」画面から「バッテリー」を選択する

2.「バッテリーの状態と充電」をタップ

3.表示されたバッテリーの「最大容量」を確認

iPhone15以降のモデルでは、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から確認する。最大容量に加えて、充放電回数、製造日、使用開始日といった詳細情報も表示されるのが特徴だ。
■表示される数値(90%・85%・80%・75%など)の見方は?
iPhoneのバッテリー最大容量は、新品時の容量を100%としたときの現在の容量だ。数値が低くなるほどバッテリーの化学的経年劣化が進んでいることを示す。
iPhoneのバッテリー容量は一年でどれくらい減る?劣化の原因とモデルによる違い
iPhoneを使用する以上、バッテリーの劣化は避けられないが、どれくらいのペースで劣化が進むか気になる人も多いだろう。劣化の速度と主な劣化原因、iPhoneのモデルによる違いを見てみよう。
■iPhoneのバッテリー容量は一年でどれくらい減るか、目安と個人差
Appleはバッテリーの設計上の耐久性について、経過年数だけでなく、充電サイクル数を基準に説明している。それによると、iPhone14以前は、理想的な条件下でフル充電サイクルを500回、iPhone15モデルでは1,000回繰り返したあとも容量80%を維持するよう設計されている。「一年で一割程度」といった体感が語られる場合もあるが、使用状況によって個人差が大きい点に注意したい。
※参考:iPhoneのバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート (日本)
■iPhoneのバッテリー容量が減る主な原因は高温や充電サイクル
バッテリーの化学的経年劣化を進める主な要因は、高温状態での使用&充電、充電サイクル数の増加などだ。
なお、iPhoneにはフル充電に近づくと充電電流が徐々に絞られる仕組みがある。一方、高温状態での使用や充電はバッテリーの寿命に悪影響を及ぼす可能性があるため、充電時には本体が高温にならないよう、特に注意したい。
■iPhoneのモデルによるバッテリー容量・劣化速度の違いはある?
前述の通り、iPhoneのバッテリー容量は、iPhone14以前はフル充電500回、iPhone15モデルはフル充電1,000回で本来の容量の80%を維持するよう設計されている。つまり、Appleは充電サイクル数を基準に、バッテリーの設計上の耐久性を示していると言えるだろう。
ただし、これは理想的な条件下での基準であり、実際にどれだけバッテリーが劣化するかは、高温環境での使用や充電のやり方などに左右される。
また、バッテリーが電気をどれだけ蓄えられるかを表す「mAh」もモデルごとに異なるが、こちらはApple公式情報としてバッテリー劣化との関係性などは公表されていない。容量が大きいモデルほどバッテリーも劣化しにくいとは限らないため注意しよう。
iPhoneのバッテリー交換の目安と費用、お得な交換方法は?
iPhoneの充電の減りが早いと感じたら、具体的なバッテリー容量の目安や費用感を知っておくと、替え時を判断しやすい。
■交換を検討する目安は「最大容量80%未満」
バッテリーの劣化が進むと、iPhoneの「バッテリーの状態」画面に「著しく劣化しています」とメッセージが表示される場合がある。これは端末の安全上の問題を示すものではないので引き続き端末を使用することは可能だが、バッテリーを交換することで容量や持続時間の改善が期待できる。
なお、バッテリー最大容量が80%未満になると、AppleCare+でのバッテリー交換が追加料金なしとなるため、80%未満が一つの基準になるだろう。
■バッテリー交換にかかる費用はiPhoneのモデル・修理業者によって異なる
Apple正規窓口でのバッテリー交換費用はモデルによって異なり、機種が新しいほど高くなる傾向がある。非正規の修理業者に依頼すると費用を抑えられるケースが多いが、Apple正規サービスとは異なる部品が使われる場合があるほか、修理後のサポートや保証内容も業者によって異なるため、依頼前に確認したい。
■iPhoneのバッテリーをお得に交換する方法
AppleCare+に加入している場合は、最大容量が80%未満(79%以下)のバッテリーは追加料金なしで交換可能となる。AppleCare+は月払いまたは年払いのプランがあり、解約しない限り自動更新されるため、加入中のプランや更新状況を確認しておきたい。
なお、購入時に付いてくる1年間のハードウェア保証は、通常のバッテリーの経年劣化は対象外なので注意しよう。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法は?

iPhoneのバッテリーは使い方次第で劣化速度を遅らせることが可能だ。バッテリー最大容量を長持ちさせる方法を見てみよう。
■iPhoneを充電する際に工夫したいこと
バッテリーを長持ちさせる方法としては「フル充電」の状態を長時間保つことを避けるのがおすすめだ。一般的な目安として20〜80%程度を保つのが良いと言われる。また、充電しながらゲームなど負荷の高い操作を続けると発熱しやすいため注意したい。充電アクセサリはApple純正品などの信頼性が高いものを使うと安心だ。
■充電上限の設定(iPhone15以降)/バッテリー充電の最適化(iPhone14以前)
iPhone本体の設定で「フル充電」状態が長時間続かないようにするのもおすすめだ。
iPhone15以降の機種では、「設定」→「バッテリー」→「充電」から充電上限を80〜100%の間で設定できる。
iPhone14以前の機種には「バッテリー充電の最適化」機能があり、普段の充電習慣を学習して必要以上にフル充電の状態が続かないよう調整してくれる。
■アプリ・環境面での対策はある?
「設定」→「バッテリー」の画面では、消費量の多いアプリやシステムアクティビティを確認できる。数値を参考に不要なアプリのバックグラウンド更新をオフにしておくとバッテリーの消費速度を抑えやすくなるため、充電頻度も減らせる可能性が高いだろう。
1.iphoneの「設定」画面から「バッテリー」を選択する

2.「バッテリー」画面の「アプリとシステムのアクティビティ」で「すべてのバッテリー使用状況を表示」をタップすると、各アプリのバッテリー使用状況を確認できる





DIME MAGAZINE














