いまや、全世帯の半数近くまで普及している空気清浄機。最近のトレンドは、コンパクトで場所をとらないものへとシフトしつつある。大手家電各社も、省スペースに対応した新製品を続々と投入している。
今回紹介するのもその1つで、米国のSharkNinjaが2026年9月25日に発売する「Shark ® BreatheClear 空気清浄機」だ。
簡単設定ですぐ使える
本製品のラインナップは、15畳用のスタンダードモデルと7畳用のコンパクトモデルの2種類。各モデルとも本体のカラーは、グレー、ブラック、グリーン、ホワイトの4色展開となっている。このうち7畳用のグレーを入手したので、さっそく見ていきたい。
形状はバレル(樽)型で、下部にかけてやや膨らみ、安定感のある印象。実際のサイズは、幅約23cm、奥行約24cm、高さ約30cmである。両側面がマグネットで着脱可能なパネルとなっており、外すと目の粗いプレフィルターが見える。その奥にあるのが、機能の要となるHEPAフィルター。作動時は、両フィルターを通して空気を吸い込み、上部の吹出口から清浄な空気を出す仕組みとなっている。なお、HEPAフィルターはメンテナンスが不要で、6年で交換が必要となる。
初めての使用時は、初期設定として曜日・時刻を合わせ、摂氏/華氏の表示を決める。あとは、吹出口手前にある操作パネルのスイッチを押すだけだ。
空気の汚れをリアルタイムに表示
本製品には、「BreatherClearテクノロジー」が備わっており、空気の汚れ具合に応じて風量が自動的に調節される。そのため、基本的に風量はお任せでいい。また、人感センサーによって、そばに人がいると風量が高まる。もし、風量を手動で設定したい場合は、操作パネルの上下矢印ボタンを押す。
さらに、空気の質を示す「My Air IQ」と呼ぶ機能もある。これは、円形ディスプレイに、部屋の空気がどれほど清浄であるかをパーセンテージで表示する。また、85%以上が良好で青色表示され、汚れがひどいと数値は低く、黄色や赤色となる。
詳細表示に切り替えると、パーセンテージの下に、PM1(超微粒子)、PM2.5(微小粒子)、PM10(比較的大きな粒子)、VOC(揮発性有機化合物)のそれぞれの濃度も低、中、高で表示される。このほか、1日あるいは1週間の期間における空気の質の変化も表示できる。
コンパクトながら高性能
何日か使用してみての感想を述べたい。筆者は、春先は花粉症、それ以外の季節はシックハウス症候群と思われる症状に悩むことがあり、空気清浄機は必需品。今まで使用していたものは、効果は高いが、大きくて作動音も耳障りなのが玉に瑕であった。正直、半分に満たないサイズの「Shark ® BreatheClear 空気清浄機」で大丈夫か、不安はあった。
まず、作動音について。5段階の風量設定の一番弱いレベルだと驚くほど静かで、少し離れればほぼ聞こえない。4~5レベルに上げれば、「ちょっと気になる」と感じるくらいの音がするが、通常はあえてこの設定にする必要はなさそうだ。また、就寝時はスリープモードにすれば、風量を抑えられ、ディスプレイも暗くなって便利。
6畳間の書斎で使っているが、清浄力もパワフルで、常時100%をキープできている。一時的に窓を開けたり(近くに交通量の激しい国道がある)、切り花の花粉やほこりを集めて意図的に空気を汚しても、短時間で100%になるのはなかなかのものだと感じた。
そしてやはり、場所をとらないのは好印象。デスクの下や棚の上に置けるので、実質的に占有スペースはゼロといっていい。手狭な部屋で空気清浄機の設置を考えているなら、おすすめポイントはとても高い。
なお本製品は、9月25日の発売に先立ち、公式サイトにて10%OFFクーポンを配布している。興味のある方はチェックしてみるといいだろう。
・公式サイト(商品ページ):https://www.sharkninja.jp/products/hp062j
文/鈴木拓也
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