スバルのフラッグシップバッテリーEV、SUV×ステーションワゴンの「トレイルシーカー」が登場
2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞のフォレスターなど、ドッグフレンドリーカーとしても世界中で愛されているのがスバル車。そして2025年JMS(ジャパンモビリティショー)においてスバルのブースでひときわ輝き、注目を集めていたのが参考出展された「トレイルシーカー」でした。
そして2026年4月、ついにスバルのグローバルバッテリーEVのラインナップ第二弾となるミッドサイズSUVの新型「トレイルシーカー」が発表されました。
ベースとなるのはすでにバッテリーEVとして定評あるスバル・ソルテラ。そのリヤオーバーハング部分(主にラゲッジルーム部分)を115mm伸ばし、ラギッドかつ伸びやかなエクステリアデザインを与え、SUV×ステーションワゴンのような雰囲気を醸し出しています。そう、スバル・アウトバックのバッテリーEV的存在でもあり、欧州ではE-OUTBACKとして販売されているのです。

@DIMEではすでにスバル・ソルテラのドッグフレンドリーカーとしての資質の高さを紹介済みですが、この「トレイルシーカー」がどのようにドッグフレンドリーなバッテリーEVであるかも大いに気になるところ。さっそく、我が家の4代目自称自動車評論犬!?のキャバリアのアーモンドとともに、初秋の”わんこと行くクルマ旅”に出発することに。

バッテリーEVで気になる一充電走行距離はなんと690~734km!!
「トレイルシーカー」のボディサイズは全長4845×全幅1860×全高1675mm。ホイールベース2850mm。駆動方式は前輪駆動のFWDと四輪駆動のAWDが用意され、大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することでET-SSグレードのFWD車で734km、ET-SS、ET-HSのAWD車で690kmの一充電走行距離を実現(WLTCモード)。AWD車の場合は前後に高出力モーターを採用することで、スポーツカー並みのシステム最大出力280kW=約380psを発揮。
ところで、バッテリーEV=電気自動車は力強く、静かで滑らかに安定して走ることから、聴覚に優れ、車内でどこかに掴まれない犬に優しいドッグフレンドリーカーとして最適である一方、ドライブ途中の充電が必要になることも。天候がよければ愛犬をお散歩させるなどして時間がつぶせるものの(充電設備+ドッグラン完備のSA/PAを推奨)、例えば暑い日、雨の日に高速道路などの充電スポットで30分間充電するとなれば、人間だけなら施設の店内で過ごすこともできるのですが、犬連れではそうはいかず(テラス席はペット同伴可ですが、暑く、雨に濡れる心配あり)、充電がおっくうになりがち。
しかし、今回の”わんこと行くクルマ旅”の目的地、河口湖エリアにある愛犬同伴可能なグランピングヴィレッジ富士河口湖を東京から目指したときの走行距離は、途中、ランチスポットや観光スポットに立ち寄っても往復約280km。一充電走行距離690~734kmの「トレイルシーカー」であれば、エアコンを使う季節、バッテリーEVの航続距離に不利なヒーターを使う季節でも、満充電で出発すれば途中での充電の手間なしの”わんこと行くクルマ旅”が可能。この安心感は絶大です。
「トレイルシーカー」は天候・路面を問わない走破性を発揮するドッグフレンドリーカー
しかも「トレイルシーカー」は最低地上高210mmを誇る本格SUV。AWD車であれば、雨、雪、悪路により強く、ドッグフレンドリーカーとしての資質は爆上がり。つまり、せっかく予定していたドライブが大雨だから、雪が降っているから、運転に自信がなくやむなく中止・・・ということも避けられます。犬の寿命は10年から15年。その短い犬生の間に普段はお留守番の時間も長い犬にとって1日中、家族といっしょにいられる最高の体験、思い出となるドライブ旅行の機会を1回でも多く叶えてあげることが飼い主の使命であるとすれば、天候、路面に左右されずに安心・安全に走れる走破性を備えた「トレイルシーカー」のようなクルマは、最高のドッグフレンドリーカーと言えるのではないでしょうか。
秋晴れを期待していた出発日の朝は残念ながら雨模様。それでも乗っていくクルマは「スバル・トレイルシーカー」のET-HS、AWDモデルですから、まったく不安なし。気分は晴れ晴れです。
目的地は河口湖エリアにある「トレイルシーカー」の車格に相応しい高級グランピング施設
今回は9月が誕生日月の愛犬、アーモンドの誕生日ドライブ旅行を兼ねた”わんこと行くクルマ旅”。その滞在先はアウトドア感覚も満点の「トレイルシーカー」にぴったりな、河口湖エリアにある広大な森に囲まれたグランピンク施設、大型犬まで泊まれるグランピングヴィレッジ富士河口湖。
夫婦+アーモンドの荷物はそれなりになりますが、ソルテラに対して155mm長いリヤオーバーハングによって633Lもの大容量を実現した広大なラゲッジルームに機内持ち込みサイズのキャリーケース2個、保冷バッグ、「トレイルシーカー」に備わるAC100V/1500Wコンセントを使った”どこでもドッグカフェ”用の湯沸かしポット、アーモンドの誕生日用アイテム、そしてコットと車体分離式の大型ドッグカートまで余裕で積み込めました。もう1~2人分の荷物が増えても、本格アウトドア用の荷物があっても問題なし。
極上の快適感と安心感を伴って初秋の河口湖を一路目指す
そんな「トレイルシーカー」で走り出せば、モーター駆動による車内の静かさはもちろん、微振動まで皆無。加速力の立ち上がりがじつにスムーズで、回生ブレーキによる減速も自然。つまり、運転が楽しく、人間はもちろん、犬にとっても素晴らしく快適で心地よく、それはドライブでの疲労低減にもつながるのです。もちろん、0次安全である全方位の視界の良さも、運転のしやすさ、安全に直結。
しかも、メーカーオプションの235/50R20サイズの大径タイヤを履きながら乗り心地がまた素晴らしい。高いボディ剛性を感じさせるしっかり感、体に優しいしなやかさ、フラット感の融合が見事で、段差を超えてもショックは丸められ、一発で吸収。中央フリーウェイに入っても鉄壁の直進性、安定感に支えられたクルージングを味わうことができ、インテリアの上質さ、十分すぎる広さもあって、まるでモダンなリビングルームにいる感覚のまま、河口湖を目指すことができました。途中、大雨に見舞われましたが、そんなシビアコンディションこそ、「トレイルシーカー」の威力、信頼感を発揮するシーンなのです。
エコ、ノーマル、スポーツが選べるドライブモードセレクトは愛犬同乗に気遣い、ゆったり穏やかな走りになり、航続距離も伸ばせるエコモードにセット(それでも文句なしに速い)。広々とした、エアコン吹き出し口もある後席にDOG DEPTのドライブベッドを設置して安全・快適に乗車しているアーモンドも「トレイルシーカー」のドライブに大満足している様子。
ランチを済ませていよいよグランピングヴィレッジ富士河口湖に到着
運転、乗車にかかわるストレスフリーのまま中央フリーウェイ河口湖ICに到着。ランチを済ませ、グランピングヴィレッジ富士河口湖のチェックインまでまだ時間があるので、クルマで湖畔に出られる西湖へ。
AC100V/1500Wコンセントを使って西湖湖畔に“どこでもドッグカフェ”を開店!?
西湖湖畔の駐車場では「トレイルシーカー」のカーゴルームにあるAC100V/1500Wコンセントを生かした”どこでもドッグカフェ”を開店。湯沸かしポットをつないでお湯を沸かしてティータイム。「トレイルシーカー」のバックドアがひさしになるカーゴルームに腰掛け、湖畔のテラス席にいるような時間を過ごしたのでした。
「トレイルシーカー」の快適なドライブでグランピングヴィレッジ富士河口湖に到着
グランピングヴィレッジ富士河口湖は山梨県河口湖エリアの標高1000mを超える美しい大自然に囲まれた場所に位置する広大なグランピング施設。全30棟のヴィラとドームがあり、全室に客室温泉を備え、ヴィラには専用サウナも完備。我が家はアーモンドの誕生月パーティを行うことからダイニングテーブルもある「愛犬同伴専用デラックスヴィラ」の予約です。言い忘れましたが、今回は森のガーデンドームを予約した友人たちも集まりました。
天気は刻々と変わりますが、グランピングヴィレッジ富士河口湖のデラックスヴィラの豪華さ、広さは「トレイルシーカー」の車格にぴったり。2ベッドルームに広大なリビング、ダイニング、ミニキッチン、客室温泉、サウナ、湧水の水風呂、トイレ、そして半屋内のBBQスペース、広々としたテラスと自然の中のドッグランというレイアウト。
リビングのソファで備え付けのコーヒーをいただき、「トレイルシーカーのドライブだったから、まったく疲れてないよ」というアーモンドをドッグランで遊ばせ、ボクたちは客室温泉とサウナを満喫。16時から20時までは森の中にある「Nature Bar」でビール、ハイボール、山梨の日本酒、山梨のワインを無料提供されるのもお酒好きには嬉しいですね。
アーモンドの誕生日祝いを兼ねた夕食はヴィラでの豪華BBQ
そしてヴィラが宵闇に包み込まれ始めた頃、8人がけダイニングテーブルで友人たちとのアーモンドのBBQバースディパーティをスタートさせました。2食付きプランのグランピングBBQは甲州ワインビーフ(サーロイン)、甲州地鶏骨付きもも肉/骨付きフランク、有頭エビ、殻付きホタテ、鮎、スキレット、バゲットという豪華極まる、量もたっぷりなメニュー。アーモンドには持参したバースディ特別わんこメニューを味わってもらいました。
こうして、スバルの新型「トレイルシーカー」で訪れた河口湖の”わんこと行くクルマ旅”の1日目が終了。実は、この夜、とんでもない大雨だったのですが、乗ってきているのがAWD、Xモードを備えたSUVの「トレイルシーカー」だったからか、なんだか気持ちに余裕が持て、ぐっすり眠ることができたのでした。
後編では、アーモンドが犬目線でわんわん語る「トレイルシーカー」のドッグフレンドリーポイント、安全性能、先進運転支援機能、帰路の渋滞で役立ったAdvanced Driveによるハンズオフドライブ、そして朝食、友人たちが泊まった森のガーデンドームについても紹介する予定です。お楽しみに!!
企画・構成・文/青山尚暉
写真/雪岡直樹
スタイリング/nanae
衣装協力/DOG DEPT




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