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レッドブルのF1マシン「RB8」がマドリードの地下鉄線路を爆走!いったい現場はどうなっていたのか?

2026.09.15

オラクル・レッドブル・レーシングは、舞台をアスファルトから地下に移し、RB8をマドリード・メトロの線路上で走行させるという、史上初の試みを行なった。

F1用の2倍となる29.8kgの特注金属製ホイールを設計・製造

45年ぶりにスペインGPがマドリードに戻ってくることを記念し、オラクル・レッドブル・レーシングは、2度のタイトルを獲得したRB8を完成したばかりのマドリング・サーキットにあるマドリード地下鉄の線路へと持ち込んだ。

いままでヒマラヤの山々から死海のほとりまで、オラクル・レッドブル・レーシングがF1の興奮を届けていない場所はそう多くない。しかし、薄暗く狭い地下トンネルだけは、これまで立ち入ることができない領域だった。今回、それが実現した。

F1マシンを「列車」に変えるというのは、これまで誰も挑んだことのない、前例のないエンジニアリング上の挑戦だった。しかしチームと、スペインのエンジニアリング&クリエイティブ集団「Andtonic」の発想力に限界はない。

両者はカニジェハスのワークショップでこの野心的なプロジェクトに着手。RB8をマドリード・メトロの線路上で走行させるため、標準的なF1用ホイールの2倍の重量となる29.8kgの特注金属製ホイールが設計・製造された。

そして元F1ドライバーのパトリック・フリーザッハー氏は、コックピットに乗り込み、鉄製のホイールを装着したRB8とともに、地下鉄とモータースポーツの歴史を刻んだ。RB8は、閉鎖されたマドリード地下鉄の路線網を轟音とともに走り抜け、エスタディオ・メトロポリターノ駅や、サセダルおよびチャマルティンの車両基地のそばを通過した。

オラクル・レッドブル・レーシングのショーラン・ドライバーを務めるパトリック・フリーザッハー氏は、次のように語っている。

「信じられないような体験でした。これまでチームとともに、さまざまな経験をする機会に恵まれてきましたが、F1マシンを鉄道の線路上で運転するというのは、まるで現実とは思えない体験でした。履歴書に“地下鉄ドライバー”と書き加えられるのは、とてもクールですね」

サーキット施設内には、新たな地下鉄駅が設けられ、ファンはマドリングへ簡単にアクセスできるようになる。これにより、数千人の観客が地下鉄を利用して、1981年以来初めて開催されるマドリードのグランプリ会場へ向かうことになる。この歴史的な挑戦は、レッドブルとマドリングのパートナーシップの一環として、マドリード地下鉄との協力のもと実施された。

関連情報:https://www.redbull.com/jp-ja/

構成/土屋嘉久

「CanCam」「Oggi」「Domani」などのファッション誌やサイトの編集に長年にわたり携わりながら、編集プロダクション「ADVOX株式会社」を設立。同時に、広告のクリエイティブディレクター&ライターとしても活動。近年は、DIMEをはじめとする情報誌やサイト、ラジオ番組などで、クルマや家電、美容、健康、グルメ、ファッション情報を発信。さらに現在では、クルマ好きが高じてWワークで超高級スーパーカーブランドにて車両移動する業務に携わり、毎日、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン、マセラティ、ロータス、ベントレー、ロールスロイスなど、様々なクルマの運転を満喫中。

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