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〝型落ちを安く買う〟のが通用しない時代に!?新型「iPhone」の発表で旧モデルも値上げ、いったいいつ買えばいいの?

2026.09.12

新型iPhoneが登場すると、最新モデルに注目が集まる一方で、狙い目となるのが「型落ちiPhone」だ。最新モデルほどの性能は必要ないなら、値下げされた旧モデルを選ぶ。そんな買い方をしてきた人も多いだろう。

ところが、今年はAppleは新型「iPhone 18 Pro/Pro Max」を発表すると同時に、継続販売する既存モデルも一斉に値上げを敢行。iPhone 17(256GB)は14万2800円から15万9800円、iPhone 16(128GB)も12万4800円から13万9800円へ1万5000円値上がりした。iPhone Airの1TBモデルに至っては24万7800円から29万4800円へ、実に4万7000円もの値上げとなっている。

では、いまiPhoneを買い替えるなら、いつ、どのモデルを選ぶのが正解なのか。新型発表後の価格とラインアップを整理しながら、これからの「iPhoneの買い時」を考えてみたい。

新型が出れば旧モデルは安くなる、はずだった

これまでiPhoneは、新モデルの登場に伴って旧モデルが値下げされるケースが多かった。そのため、最新モデルにこだわらないのであれば、新型の発表を待って「型落ち」を狙うのも定番の買い方だった。

実際、iPhone 16もそうだった。

2024年9月に発売されたiPhone 16(128GB)の価格は12万4800円から。翌2025年9月にiPhone 17シリーズが発表されると、継続販売されたiPhone 16は11万4800円からとなり、1万円値下げされた。

ところが、この流れに変化が起きたのが2026年7月だ。

Appleは日本国内のiPhoneの価格を一斉に改定。主なモデルの価格は次のように変更された。

  • iPhone 16(128GB):11万4800円 → 12万4800円(+1万円
  • iPhone 17e(256GB):9万9800円 → 10万7800円(+8000円
  • iPhone 17(256GB):12万9800円 → 14万2800円(+1万3000円
  • iPhone Air(256GB):15万9800円 → 17万7800円(+1万8000円
  • iPhone 17 Pro(256GB):17万9800円 → 19万4800円(+1万5000円
  • iPhone 17 Pro Max(256GB):19万4800円 → 21万4800円(+2万円

なかでもiPhone 16は、前年のiPhone 17発表時に1万円値下げされていたため、この価格改定によって値下げ分がそっくり帳消しになり、発売価格に戻る事態になったのだ。

そして9月10日に「iPhone 18 Pro/Pro Max」などの新モデルが発表されたが、今回、旧モデルは値下げされるどころか再び値上げされたのだ。

継続販売されるモデルの価格改定は以下の通り。

  • iPhone 16(128GB):12万4800円 → 13万9800円(+1万5000円
  • iPhone 17e(256GB):10万7800円 → 12万4800円(+1万7000円
  • iPhone 17(256GB):14万2800円 → 15万9800円(+1万7000円
  • iPhone Air(256GB):17万7800円 → 18万9800円(+1万2000円

一方、iPhone 17 Pro/Pro Maxは新型の登場に伴ってApple Storeでの販売を終了している。これで、7月の値上げ前と比べると、わずか2か月ほどでiPhone 16と17eは2万5000円、iPhone 17とAir(256GB)は3万円値上がりしたことになる。

では一体いつ、iPhoneを買い替えるべきなのか

では、これまでの「新型の発表を待って、安くなった旧モデルを買う」という方法が通用しなくなった今、iPhoneはいつ買い替えるべきなのだろうか。

そもそも「2年ごと」「3年ごと」と、なんとなく買い替えのペースを決めていた人も多いはずだ。しかし、ここまで価格が上がっている以上、そのサイクルにこだわる必要はないのかもしれない。

正直なところ、近年のスマートフォンの進化は高止まりしている。毎年カメラやチップ、バッテリーなどは進化しているものの、数年前のiPhoneでも日常的な用途で困る場面は少ない。

実際、最新のiOS 27は2019年発売のiPhone 11まで対応している。6〜7年前のモデルが最新OSに対応していることを考えれば、2020年発売のiPhone 12ならあと1〜2年、2021年のiPhone 13なら2〜3年、2022年のiPhone 14なら3〜4年、2023年のiPhone 15なら4〜5年と使い続けることを視野に入れてもいいだろう。もちろん、OSの対応期間にも絶対の保証があるわけではないが、現在の実績から考えれば、発売から6〜7年程度は使い続けるという選択肢もありそうだ。少なくとも「2年経ったから」「3年経ったから」という理由だけで買い替える必要性は薄くなっている。

高くなるなら、買わない。今のiPhoneで困っていないなら、買い替えない。

少し身も蓋もない結論だが、iPhoneが20万円を超える時代には、それも十分に賢い選択になってきたのではないだろうか。

文/峯亮佑

Author
大学卒業後、『週刊ポスト』で週刊誌記者としてキャリアを始める。医療、芸能、政治、社会問題などを担当し現場取材を中心に経験を積む。2023年からは@DIMEで編集者兼ライターを務め、ビジネスからエンタメまで幅広く取材・執筆を行なう。取材・執筆した企画(一例)/「ポケモン超進化論」(「DIME 2023年9・10月合併号」)、「ガンプラ45年の軌跡」(「DIME 2025年9・10月合併号」)

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