JTといえばたばこのイメージが強いが、実はリラクゼーションについても深く研究しているのをご存じだろうか。
中でもJTグループのMENTAGRAPH(メンタグラフ)社は事業インキュベーション会社として、「休憩」に着目したサービスを展開している。
そして、人間の耳には聞こえない超高周波によるハイパーソニック効果と、じんわりとした温熱効果を特徴とする超高周波アイマスク「Relaxonic Cover(リラソニックカバー)」を2025年に発売したのだ。
さらに、2026年8月末にアプリがリニューアルされ、より使い勝手が向上したと聞いた。そこで筆者が実際に体験し、そのリラクゼーション効果をレポートする。
ハイパーソニック効果とじんわり温熱効果って何?
超高周波アイマスク「Relaxonic Cover」には、3つの特徴がある。
1つめは、ハイパーソニック効果。
「Relaxonic Cover」では、80~88kHzの高周波成分を含む音源とスピーカーを独自に開発している。
この音域は人間の耳には聞こえない領域だが、音の広がりや質感を豊かにし、音の没入感を高めるとされている。
そして2つめは、じんわりとした温熱効果。ヒーターが40~42℃で目元をぽかぽかと温めてくれる。
さらに、耳や目元にフィットするやわらかいクッション素材も心地よい。やさしく頭部を包み込んでくれるのだ。
それでは、「Relaxonic Cover」を詳しくチェックしてみよう。
72.5×11×2cm、重量約185gの本体。付属の面ファスナーで固定するため、サイズ調整も自在だ。
また、顔に接する本体のクッションは立体成型されており、フィット感も上々だ。
さらに本体は、カバーと機器部分に分けられる。
機器部分には、2個のスピーカーや容量1000mAh/3.7Whのリチウムイオンバッテリー、、電源ボタンなどを集中して搭載。そのため、緑色のカバーは洗濯できる。顔に触れるものだけに、衛生面にも配慮されているのだ。
それでは実際に使ってみよう。まずは専用アプリをスマホなどにインストールし、接続用の画面をタップする。
本体の電源ボタンを長押しするだけで、接続が完了する。
今回、「Relaxonic Cover」の専用アプリがリニューアルされ、従来よりも直感的に操作できるようになった。
たとえば音楽を選ぶ画面も、従来のシンプルな表示から、スワイプ操作などで必要な情報を見やすく確認できる仕様にアップグレードしている。
〝とりのさえずり〟などの「ナチュラルサウンド」6曲、〝心海〟〝時波〟〝月雲〟などのデザイナーによるオリジナル楽曲「サウンドアート」3曲、〝スリットドラム〟〝ガムラン〟などの「ハーモナイズサウンド」6曲を含む全15曲から、自分の好みのサウンドを選ぶ。休憩時間を設定すれば「Relaxonic Cover」の準備は完了だ。本体を頭部に装着して、リラックスタイムを楽しもう。
休憩中のアプリ画面は、以下のようにシンプルな表示となる。音量の調整もスワイプで簡単に行える。
そして、2026年8月25日に実装された新機能が、「リフレッシュスコア」だ。
スマホのカメラで顔を解析し、スコアを算出。これまで主観的だった休憩の効果を、見える化できるようになった。
10分休憩のつもりが5分で寝落ち。仕事の合間の〝スパ体験〟って感じがうれしい
今回は10分ほど試してみた。筆者が選んだ〝スリットドラム1〟は、ゆるやかなサウンドのためか、ハイパーソニック効果を特に意識することはなかったが、リラックスしやすい楽曲だった。
また、じんわりとした温熱効果で、目元がぽかぽかに。外光を遮断してくれることも相まって、休憩のつもりが、5分で寝落ちしてしまった……。
多くのデスクワーカーは、液晶や有機ELのディスプレイに囲まれて仕事をしているはずだが、休憩時間で「Relaxonic Cover」を装着して外光を遮断し、音に没入しながら目元を温めれば、それはもはや〝スパ体験〟とでも呼びたくなるような、至福の時となりそうだ。
JTグループが研究を続けている「休憩」。「Relaxonic Cover」のリラクゼーション効果を、ぜひ一度体験してみてはいかがだろう。
取材・文/中馬幹弘




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