最近、オシャレ女子の間で密かに話題になっているスポーツ「ピックルボール」。テレビや女性ファッション誌でも紹介される機会も増え、都内では専用コートが続々とオープン。国内のプレー人口はすでに約33万人と推計されるなど、いつの間にか身近なスポーツになりつつある。
とはいえ、ピックルボールとは実際、どのようなスポーツなのだろうか。その“正体”と人気の理由を探るべく、都内にあるピックルボール専門店に潜入してみた。
ピックルボール人気が日本でも急拡大!プレー人口は33万人、都内ではコート不足の状態に
アメリカで急速に人気を拡大し、日本でもプレー人口が急上昇中の「ピックルボール」。テニスよりも小さなコートで、穴の開いたプラスチック製のボールを「パドル」と呼ばれ…
コートもラケットも。ピックルボール専門店「ピックルボールワン銀座新橋」
向かったのは、新橋駅から徒歩3分の好立地にあるピックルボール専門店「ピックルボールワン銀座新橋」。ピックルボール専門のインドアコートの他に、必要な用具が全て揃えることができるショップも併設している。立地柄、出勤前後のOLや経営者、銀座に遊びに来たマダムなど様々な層に利用されているようだ。





ピックルボールワン銀座新橋/東京都千代田区内幸町1-5-2 内幸町平和ビルB1F
見た目はテニスっぽいけど、初心者でも楽しみやすい?
ピックルボールは、ラケットとボールを使ってネット越しに打ち合う、テニスによく似たスポーツだ。大きく違うのが、使用するボール。テニスボールよりも軽く、穴の開いた柔らかいプラスチック製のボールを使用する。

実際に手に取ってみると、とにかく軽い。たくさんの穴が開いているため空気の影響を受けやすく、強く打ってもテニスほど飛距離やスピードが出ない。身体に当たっても、それほど痛くないのも初心者にはありがたい。
ほかにも、ネット際にはノーバウンドでの返球が禁止される「ノンボレーゾーン」、通称「キッチン」が設けられている。

こうしたルールによって比較的ラリーが続きやすいゲーム性になっている。ラケットスポーツ未経験者同士でも、カタチになるのも魅力の一つだろう。
ちなみに、最近生まれた新しいスポーツのように思えるが、その歴史は意外に古い。ピックルボールが誕生したのは1960年代のアメリカだ。長らく一部で親しまれてきたが、アメリカでも数年前から注目度が急上昇し、プレイヤーが急増。その勢いは世界へ広がり、日本でも近年、注目されているというわけだ。
「スポーツ」というより「大人の遊び」に近い?
ルールを覚えたところで、実際にピックルボールを体験してみた。
まず感じたのが、想像以上にコミュニケーションが多いスポーツだということ。コートがコンパクトでボールのスピードも比較的穏やかなため、プレー中でも「ナイス!」「惜しい!」と声を掛け合ったり、時には会話をしたりする余裕がある。
試合前や試合後には全員でパドルを合わせてタッチ。ポイントが決まれば、パートナーとパドルを合わせてタッチ。こうした距離感の近さも楽しい。

もちろん勝敗を競うスポーツではあるのだが、実際にプレーしている感覚はもっとカジュアル。テニスやゴルフほど経験を問われず、ジムのように黙々と自分を追い込むわけでもない。友人や仕事仲間と会話をしながら身体を動かし、そのままゲームまで楽しめる。
流行に敏感な若い女性から仕事前後のビジネスパーソンまで、幅広い人がコートを訪れている理由も、実際にプレーすると少しわかった気がした。運動経験や年齢を問わず、誰もがフラットに楽しめる競技は意外と少ない。ピックルボールには、そんなニーズに応える懐の深さがある。
オシャレ女子も注目する新たなトレンドは、この先もっと幅広い人を巻き込んでいくのかもしれない。
ピックルボール人気が日本でも急拡大!プレー人口は33万人、都内ではコート不足の状態に
アメリカで急速に人気を拡大し、日本でもプレー人口が急上昇中の「ピックルボール」。テニスよりも小さなコートで、穴の開いたプラスチック製のボールを「パドル」と呼ばれ…
取材・文/峯亮佑




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