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港区女子や世田谷マダムの間で流行中?33万人がハマっている「ピックルボール」の正体

2026.09.17

最近、オシャレ女子の間で密かに話題になっているスポーツ「ピックルボール」。テレビや女性ファッション誌でも紹介される機会も増え、都内では専用コートが続々とオープン。国内のプレー人口はすでに約33万人と推計されるなど、いつの間にか身近なスポーツになりつつある。

とはいえ、ピックルボールとは実際、どのようなスポーツなのだろうか。その“正体”と人気の理由を探るべく、都内にあるピックルボール専門店に潜入してみた。

ピックルボール人気が日本でも急拡大!プレー人口は33万人、都内ではコート不足の状態に

アメリカで急速に人気を拡大し、日本でもプレー人口が急上昇中の「ピックルボール」。テニスよりも小さなコートで、穴の開いたプラスチック製のボールを「パドル」と呼ばれ…

コートもラケットも。ピックルボール専門店「ピックルボールワン銀座新橋」

向かったのは、新橋駅から徒歩3分の好立地にあるピックルボール専門店「ピックルボールワン銀座新橋」。ピックルボール専門のインドアコートの他に、必要な用具が全て揃えることができるショップも併設している。立地柄、出勤前後のOLや経営者、銀座に遊びに来たマダムなど様々な層に利用されているようだ。

撮影/干川修
撮影/干川修
撮影/干川修
撮影/干川修
撮影/干川修

ピックルボールワン銀座新橋/東京都千代田区内幸町1-5-2 内幸町平和ビルB1F

見た目はテニスっぽいけど、初心者でも楽しみやすい?

ピックルボールは、ラケットとボールを使ってネット越しに打ち合う、テニスによく似たスポーツだ。大きく違うのが、使用するボール。テニスボールよりも軽く、穴の開いた柔らかいプラスチック製のボールを使用する。

写真/shutterstock

実際に手に取ってみると、とにかく軽い。たくさんの穴が開いているため空気の影響を受けやすく、強く打ってもテニスほど飛距離やスピードが出ない。身体に当たっても、それほど痛くないのも初心者にはありがたい。

ほかにも、ネット際にはノーバウンドでの返球が禁止される「ノンボレーゾーン」、通称「キッチン」が設けられている。

写真/ピックルボール日本連盟ホームページより

こうしたルールによって比較的ラリーが続きやすいゲーム性になっている。ラケットスポーツ未経験者同士でも、カタチになるのも魅力の一つだろう。

ちなみに、最近生まれた新しいスポーツのように思えるが、その歴史は意外に古い。ピックルボールが誕生したのは1960年代のアメリカだ。長らく一部で親しまれてきたが、アメリカでも数年前から注目度が急上昇し、プレイヤーが急増。その勢いは世界へ広がり、日本でも近年、注目されているというわけだ。

「スポーツ」というより「大人の遊び」に近い?

ルールを覚えたところで、実際にピックルボールを体験してみた。

まず感じたのが、想像以上にコミュニケーションが多いスポーツだということ。コートがコンパクトでボールのスピードも比較的穏やかなため、プレー中でも「ナイス!」「惜しい!」と声を掛け合ったり、時には会話をしたりする余裕がある。

試合前や試合後には全員でパドルを合わせてタッチ。ポイントが決まれば、パートナーとパドルを合わせてタッチ。こうした距離感の近さも楽しい。

写真/shutterstock

もちろん勝敗を競うスポーツではあるのだが、実際にプレーしている感覚はもっとカジュアル。テニスやゴルフほど経験を問われず、ジムのように黙々と自分を追い込むわけでもない。友人や仕事仲間と会話をしながら身体を動かし、そのままゲームまで楽しめる。

流行に敏感な若い女性から仕事前後のビジネスパーソンまで、幅広い人がコートを訪れている理由も、実際にプレーすると少しわかった気がした。運動経験や年齢を問わず、誰もがフラットに楽しめる競技は意外と少ない。ピックルボールには、そんなニーズに応える懐の深さがある。

オシャレ女子も注目する新たなトレンドは、この先もっと幅広い人を巻き込んでいくのかもしれない。

ピックルボール人気が日本でも急拡大!プレー人口は33万人、都内ではコート不足の状態に

アメリカで急速に人気を拡大し、日本でもプレー人口が急上昇中の「ピックルボール」。テニスよりも小さなコートで、穴の開いたプラスチック製のボールを「パドル」と呼ばれ…

取材・文/峯亮佑

Author
大学卒業後、『週刊ポスト』で週刊誌記者としてキャリアを始める。医療、芸能、政治、社会問題などを担当し現場取材を中心に経験を積む。2023年からは@DIMEで編集者兼ライターを務め、ビジネスからエンタメまで幅広く取材・執筆を行なう。取材・執筆した企画(一例)/「ポケモン超進化論」(「DIME 2023年9・10月合併号」)、「ガンプラ45年の軌跡」(「DIME 2025年9・10月合併号」)

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