短かった夏が終わり、秋がやってきた。秋のアクティビティといえば「紅葉狩り」だが、今年はいつ紅葉が見頃を迎えるのだろうか?
ウェザーニューズはこのほど、秋の紅葉シーズンに向けて「第一回紅葉見頃予想」を発表した。
見頃時期:秋の平均気温は高い傾向で、見頃は「平年より遅いかやや遅い」
葉が色付く時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色付く時期が早くなり、気温が高いと遅くなる。8月は、北日本や東日本を中心に朝晩は涼しい日が徐々に増え、標高2,000mを超える室堂平(富山)では山頂付近から色付き始めた。
今秋の天気は周期変化ながら、東北から九州にかけては10月は中旬を中心に晴れる日が多い予想だ。晴れる日の朝晩は放射冷却によって色付きに必要な気温低下が見込めるものの、北日本では9月下旬以降、東日本・西日本は期間を通して平均気温が平年より高い傾向が続くとみられる。このことから、今年の紅葉の見頃は、全国的に平年より遅いかやや遅い所が多い予想だ。
夏の天候の影響は?:局地的な豪雨や渇水はあるも、広範囲で葉の状態は良好
夏の天候は葉の育ち具合や傷み具合を左右し、色付きの良さに影響を与える。今年の7月は北日本を中心に梅雨前線や低気圧の影響を受けて降水量が多くなった一方、東日本や西日本は高気圧に覆われて日照時間が多くなった。8月は東北太平洋側や関東では湿った東風の影響で、北陸西部では前線の影響で降水量が多く、そのほかのエリアは日照時間が多くなった。
ウェザーニューズでは、お天気アプリ「ウェザーニュース」を通じて毎年葉の状態を調査している。今年は8月21~25日に実施し、全国2,641人から回答が寄せられた。その結果、降水と日照がどちらもあった北日本や関東を中心に、葉の状態は良好と言えそうだ。
茨城県には台風15号が上陸、千葉県や北陸では豪雨となった日もあるが、葉への影響は今のところないとみられる。東海や西日本は深刻な渇水となっている所もあるが、昨年に比べると葉の状態は良い所が多いようだ。
鮮やかさ:鮮やかさに期待も、9月の台風や低気圧、前線の影響に注意
葉が鮮やかに色付くためには、夏の天候だけでなく秋に適度な日差しと雨があり、気温がしっかりと下がることが必要だ。今秋は天気が周期変化する所が多く、葉が鮮やかに色付くために必要な日差しや雨、朝晩の冷え込みが見込める。このため、鮮やかな紅葉が期待できそうだ。
9月上旬は全国的に、9月中旬は北日本・西日本で低気圧や前線、湿った空気による大雨に注意が必要だ。また、9月下旬は東日本・西日本の太平洋側に台風・熱帯低気圧が接近するおそれがある。影響次第では紅葉の見栄えや名所へのアクセスに支障が出る可能性があるため、随時最新の情報を確認してほしい。
各エリアの紅葉見頃予想
北海道は9月中旬から11月上旬まで、東北は10月上旬から11月下旬まで、関東は10月中旬から12月中旬まで、甲信は10月上旬から11月下旬まで、北陸は9月中旬から11月下旬まで、東海は10月下旬から12月中旬まで、近畿は10月下旬から12月中旬まで、中国・四国は10月下旬から12月上旬まで、九州は11月上旬から12月中旬までが紅葉の見頃と予想されている。
出典元:ウェザーニューズ
構成/こじへい




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