株式会社ぐるなびが運営する「ぐるなびリサーチ部」が、20$301C60代のぐるなび会員1,300名を対象に実施した“非常食・防災食”に関する最新調査で、防災意識と実際の備えとの間に大きなギャップがあることが明らかになった。
調査によると、地震や豪雨などの自然災害を「心配している」と回答した人は全体の約75%、実に4人に3人にのぼる。しかし実際に非常食・防災食を「常備している」人はわずか37%にとどまり、“備えたい気持ち”と“実際の行動”が一致していない実態が浮き彫りになった。
南海トラフ、富士山噴火、津波、洪水、迫りくる自然災害から身を守るマニュアルコミック『ゴルゴ13THEサバイバル~大地震、その時!~』
『ゴルゴ13THEサバイバル~大地震、その時!~』。『ビッグコミック』にて連載中の劇画の公式スピンオフコミックが、「防災の日」を前に発売され、話題となっている。…
災害への不安、女性30$301C40代は8割超え
「お住まいの地域で自然災害が起こることを心配していますか」という問いに対し、「かなり心配している」「まあまあ心配している」と答えた人は合計75.2%。年代・性別で見ると、20代・40代の男性はやや低く6割台にとどまる一方、30$301C40代の女性は8割を超え、危機意識に差が見られた。

非常食の常備率は37%、若年層と30代男性で低め
一方、非常食・防災食を「常備している」と回答したのは36.9%。60代女性は52.1%と半数を超えたが、30代男性は28.8%、20代女性は29.7%と、いずれも3割を切る水準にとどまった。年代が上がるほど備えが進んでいる傾向がうかがえる結果だ。

常備している非常食、TOP3は「飲料水」「缶詰」「レトルト食品」
非常食を常備していると答えた人(480名)に、具体的に何を備えているか複数回答で聞いたところ、上位は以下の通り。

- 飲料水……82.9%
- 缶詰……62.9%
- レトルト食品……62.1%
- カップ麺……48.5%
- アルファ米……36.3%
- 乾パン……30.2%
- フリーズドライ食品……27.1%
- スナック類……27.1%
- 栄養補助食品……23.1%
非常食を選ぶ際に重視する点は、「日持ち」が80.0%と圧倒的に高く、「調理が不要または簡単」(56.5%)、「普段食べても良いもの」(43.3%)が続いた。

消費期限「あまり把握していない」人が3割
備えていても、その中身の管理まで行き届いているとは限らないようだ。常備している非常食の消費期限について、「全て把握している」は7.5%にとどまり、「だいたい把握している」が59.0%、「あまり把握していない」が30.2%、「全く把握していない」も3.3%存在した。

備蓄量については「3$301C5日分くらい」が48.8%で最多となり、1週間分以内が全体の約9割を占めた。一方で20代は「2週間分以上」の備蓄が16%程度とやや多く、若年層でも一部にはしっかり備える層がいることがわかる。

注目は「ローリングストック」の広がり
普段使いの食品を多めに買い置きし、消費しながら補充していく「ローリングストック」については、「実践している」が27.2%、「知っていたが実践していない」が40.8%で、合計した認知率は68.0%に達した。実践者は60代女性が40.8%と最も高かった。

専門家コメント:意識を行動へ、日常で備えるローリングストックを
ぐるなびリサーチグループ長の本間久美子氏は、今回の結果についてこう分析する。
「全体の約4人に3人が災害に不安を抱いている一方、非常食の常備率は37%にとどまり、防災への“意識”と実際の“行動”には乖離があります。2024年2月の同様調査と比較しても、不安を抱く割合、非常食の常備率ともにほぼ変わっておらず、特に20$301C30代の若年層で備えが手薄な傾向が見られました」
一方で、変化が見られたのがローリングストックの実践率・認知率だという。「実践している」人は2024年の23%から今回27%へと4ポイント増加。認知率も60%から68%へと8ポイント伸びた。
「非常食に求める要素として『日持ち』『調理が不要または簡単』に次いで『普段食べても良いもの』が約半数の支持を集めていることからも、しまい込んで忘れてしまう“非日常の備蓄”から、日常の延長線上で備える“ローリングストック”へとシフトしつつあるのかもしれません。ローリングストックは、好きな食品を少し多めに買い置きすることから始められます。非常食を常備できていない方も、ぜひ今日から実践してみてください」(本間氏)
まとめ
- 災害を「心配している」人は全体の約75%(4人に3人)
- 非常食を「常備している」人は37%にとどまり、意識と行動にギャップ
- 常備品TOP3は「飲料水」「缶詰」「レトルト食品」
- 重視点は「日持ち」が突出、次いで「調理の手軽さ」「普段食べられるもの」
- 消費期限を「あまり/全く把握していない」人が3割強
- ローリングストックの認知率は68%、実践者は27%とじわじわ増加中
まずは「好きな食品を少し多めに買っておく」ことから。特別な備蓄品を揃えるハードルの高さに二の足を踏んでいる人こそ、日常の延長線上で始められるローリングストックから防災対策を始めてみてはどうだろうか。
【調査概要】
■調査期間:2026年8月4日(火)$301C8月6日(木)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者:20代$301C60代のぐるなび会員1,300名
■出典:「ぐるなびリサーチ部 調査レポート」Vol.110(株式会社ぐるなび)
南海トラフ、富士山噴火、津波、洪水、迫りくる自然災害から身を守るマニュアルコミック『ゴルゴ13THEサバイバル~大地震、その時!~』
『ゴルゴ13THEサバイバル~大地震、その時!~』。『ビッグコミック』にて連載中の劇画の公式スピンオフコミックが、「防災の日」を前に発売され、話題となっている。…




DIME MAGAZINE














