空間から考える家具ブランドKarimoku Caseに音楽と建築と家具が一体になるCASE 13「Dynaudio Lounge」が登場
2026.09.06
カリモク家具は、「空間から考える家具」をテーマとするライフスタイルブランド〈Karimoku Case〉より、新たなケースとなるCASE 13 「Dynaudio Lounge」を2026年冬から発売する。
デンマーク・コペンハーゲンに音、建築、家具が一体となる空間を創出するソファ・テーブル・スツールが誕生
「空間から考える家具」をテーマに、建築プロジェクト(CASE)において実際に使用されるものとしてデザインされた家具コレクション〈Karimoku Case〉。
その新たなケースとなるCASE 13「Dynaudio Lounge」は、〈Karimoku Case〉のデザインディレクターであるNorm Architectsが設計を手掛けた、デンマーク・コペンハーゲンのオーディオブランド〈Dynaudio〉のヨーロッパ初のフラッグシップストアが舞台となった。
「Dynaudio Lounge」は、3フロアにわたる空間として構成されており、音と向き合い、人と集い、静かに内省する―それぞれのために設えられた場へと来場者を導く。その隅々にまで息づくのが、精緻さと調和を重んじる姿勢だ。
〈Dynaudio〉が卓越したエンジニアリングによって音を洗練させていくように、〈Karimoku Case〉もまた、等しい丁寧さと規律をもって木材に向き合っている。
「Dynaudio Lounge」は音、建築、そして家具が一つの体験として提供される、両ブランドに共通する価値観を体現した空間だ。この空間のために、〈Karimoku Case〉は新たな家具を手掛けた。
ソファ、コーヒーテーブル、スツールから成るこれらの新作は、Norm Architectsによってデザインされたもの。〈Karimoku Case〉の新たなコレクションとして、2026年冬から順次発売を予定している。
■ソファ
Norm Architectsがこの空間のためにデザインした新たなソファは、脚部に「N-S02 | Modular Sofa」と共通のデザイン言語を持ちながら、よりミニマルなデザインへと削ぎ落とすことで、個性を際立たせている。
アームレストと背もたれは、丸みを帯びた傾斜のあるシルエットを特徴とする。これにより全体のフォルムが和らぎ、奥行きのあるゆったりとしたプロポーションでありながらも、ソファに軽やかな印象を与えている。
座面、背もたれ、そしてアームレストが、途切れることのない一つのテキスタイルの塊として構成され、リラックスした姿勢を促しながら、身体を包み込むような安心感とくつろぎをもたらす。
ボリューミーなクッションと座面の奥行きのゆとりが快適な雰囲気を作り出し、ごく自然に身体を預けたくなるような心地よさへと誘う。その一方で、無垢材のベースが建築的な明快さをもってデザインの土台をしっかりと支えている。
クッション部を床からわずかに浮かせることで、重厚感と軽快さを両立した、洗練されたコントラストを生み出している。
■コーヒーテーブル
「N-CT02 | Coffee Table」のデザイン言語を踏襲したこの長方形のコーヒーテーブルは、オリジナルのコンセプトをより伸びやかなフォルムへと発展させたものだ。
明快な幾何学的フォルムと抑制の効いたディテールを特徴とし、空間に穏やかで建築的な存在感をもたらす。
天板はわずかに立ち上がった縁によって緩やかに縁取られており、そのトレイのような形状が全体の輪郭を際立たせると同時に、上に置かれたものをしっかりと留めておく役割を果たしている。
また、四隅に露出した接合部は家具の構造美をありのままに表現し、繊細なリズムをもたらす。
木材を用いて丹念に作られたこのテーブルは、素材の自然な木目や手触りの良さを引き立て、精密さと温もりを両立。単体のオブジェとして、広々としたラウンジを構成する一部としても機能する。
■スツール
Norm Architectsがデザインしたこの新たなスツールは、特徴的な2分割の背もたれと、面取りが施された座面で構成されており、どちらも無垢材で丁寧に製作された。
反復する垂直の要素がこの作品に建築的なリズムをもたらし、光と影、そして素材の奥深さが織りなす洗練された表情を生み出している。
背もたれのパネルを繋ぎ合わせる接合部はあえて視覚化されており、家具の構造をありのままに見せることで、誠実なものづくりを強調している。
どのように作られているかを隠すのではなく、構造そのものがデザインの一部となり、抑制の効いたミニマルなフォルムに深い奥行きとニュアンスを与えた。
絶妙なバランスのプロポーションと精緻な木工技術により、このスツールは空間に穏やかで確かな佇まいを与える。
無垢材の確かな素材感と柔らかなエッジは、耐久性と触れた時の温もりの両方をもたらし、住空間はもちろんのこと、ホテルなどのホスピタリティスペースやラウンジスペースなどにも適した一脚となっている。
Norm Architects
2008年設立のデンマークのデザインスタジオ。工業デザイン、住宅建築、商業インテリア、写真、アートディレクションなど多岐に渡る分野で活躍。ノーム・アーキテクツの作品の核になるのはバランス。豊かさと抑制、秩序と複雑さ―健康な人間と同様に、同スタジオの作品にはバランスが欠かせない要素となっている。
関連情報
https://www.karimoku-case.com/jp/case_studies/dynaudio-lounge/
構成/Ara




DIME MAGAZINE




















