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レンタカーによるセルフドライブ旅行が人気の国ランキング、3位アメリカ、2位タイ、1位は?

2026.09.04

公共交通機関の発着時間を気にすることなく、自由なスケジュールで楽しめるレンタカーでのドライブ旅。その旅行先として人気の高い国はいったいどこだろうか?

グローバルオンライン旅行サービスプロバイダーのTrip.comはこのほど、レンタカー予約データを分析し、世界のセルフドライブ旅行に関する最新動向を発表した。分析の結果、世界のレンタカー予約数は前年比81%増加し、なかでも日本はレンタカーを利用した旅行先として世界1位となった。

日本がセルフドライブ旅行の目的地として世界1位に

Trip.comのレンタカー予約データによると、日本はセルフドライブ旅行の目的地として世界1位となり、レンタカー予約数は前年比119%増加した。日本以外では、韓国、オーストラリア、タイ、米国も人気の目的地となっており、レンタカー予約数はそれぞれ前年比148%、74%、59%、54%増加した。

都市別では、韓国の済州島が前年比148%増、東京が156%増、沖縄が87%増、札幌が129%増、福岡が88%増となった。都市を旅行先として訪れたうえで、レンタカーを活用して周辺地域まで足を延ばし、一度の旅行でより広いエリアを楽しむスタイルが広がっている。

日本の魅力は、地域によって異なる多様な景観や旅行体験を楽しめることだ。北海道の広々とした道路を走るドライブ、沖縄や九州の島々を巡るルート、富士山を望む海岸沿いの景観など、地域ごとに異なる魅力を自由に組み合わせて楽しめるのも、レンタカー旅行ならではの魅力だ。

また、レンタカーを利用することで、主要都市だけではなく、公共交通機関ではアクセスしにくい場所へも訪れることができる。地域ならではの自然や文化、景観に触れながら、自分のペースで旅を楽しむ旅行者が増えている。

アジア太平洋地域の旅行者が海外セルフドライブ旅行の成長を牽引

旅行者の出発地別に見ると、アジア太平洋地域の旅行者によるレンタカー需要が大きく伸長している。台湾、日本、韓国、タイ、香港、の旅行者が主要な出発市場として上位に入り、Trip.comにおけるレンタカー予約数は、それぞれ前年比139%、113%、85%、78%、62%、増加した。

アジア太平洋地域の旅行者は、自由度の高い海外旅行への関心を高めており、複数の目的地を一度の旅で巡る際にセルフドライブを取り入れる傾向も見られる。例えば、シンガポールとマレーシアを結ぶルートでは、都市観光と海沿いのドライブを組み合わせることができる。

また、マレーシアのランカウイやマラッカでは、島の景観や歴史的な名所、地域文化を車で巡りながら、自分たちのペースで旅を楽しむことができる。Trip.comのコミュニティプラットフォーム「Tripモーメンツ」でも、タイのチェンマイの旅程や車で地域を巡る際の情報など、ロードトリップに関する旅行者の投稿が見られている。

欧州でもロードトリップへの関心が拡大

セルフドライブ旅行の伸びはアジア太平洋地域にとどまらない。イタリア、スペイン、ドイツでは、Trip.comにおけるレンタカー予約数がそれぞれ前年比88%、80%、75%増加した。

また、Tripモーメンツにおけるスペイン関連のドライブコンテンツは前年比662%増、英国では371%、イタリアでは211%増加している。

スペインでは海沿いの道路を走りながら海辺の街や景観を楽しむ旅、イタリアのトスカーナではワイナリーや地元の醸造所、温泉などを巡る旅など、車で移動すること自体を旅行体験の一部として楽しむスタイルが広がっている。

英国でも、伝統的な村々や静かな田園風景を巡るルートなど、都市部から離れて地域ならではの風景や文化に触れるロードトリップが旅行の魅力となっている。

家族、ペット、RV車など、セルフドライブ旅行はより多様なスタイルへ

セルフドライブ旅行の拡大とともに、旅行者が選ぶ車種や旅のスタイルにも変化が見られる。

Trip.comのレンタカーデータでは、予約の52%を一般乗用車(コンパクトカー等)、29%をSUV、17%を乗用バンが占めている。実用性の高い車種が中心となっていることから、セルフドライブ旅行が、従来の長距離ロードトリップだけでなく、都市観光や周辺エリアへの小旅行、家族旅行など、幅広い旅行シーンに広がっていることがうかがえる。

特に家族旅行は、セルフドライブ旅行を牽引するスタイルの一つだ。レンタカー予約では25~44歳の旅行者が大半を占め、小さな子どもを連れた旅行者がロードトリップ予約の半数以上を占めている。

また、Tripモーメンツに投稿された家族でのロードトリップに関するコンテンツは前年比309%増加した。

さらに、旅行者のライフスタイルに合わせた新しい旅への関心も高まっている。ペットとのロードトリップに関するコンテンツは前年比209%増、キャンピングカーやRV車に関するコンテンツは同220%増となった。

こうしたデータからも、セルフドライブ旅行が「移動手段を自分で選ぶ旅」から、「同行者や目的に合わせて旅そのものをデザインするスタイル」へと広がっていることがわかる。

自由な旅だからこそ、旅行者は早めの準備と安心を重視

セルフドライブ旅行が一般化する一方、旅行者はレンタカーを利用する旅をより計画的に準備するようになっている。

Trip.comのレンタカーデータでは、平均予約リードタイムが前年と比べて約1週間長期化した。セルフドライブを旅行全体の旅程に組み込む旅行者が増え、より早い段階から計画を立てる傾向が見られる。

また、安全・安心への関心も高まっている。レンタカー利用時の保険購入件数は前年比131%増加しており、慣れない地域で運転する旅行者が、万一に備えたサービスを重視していることがうかがえる。

さらに、オートマチック車が予約の95%を占めるなど、旅行者は運転時の負担を抑え、よりシンプルで快適なレンタカー体験を求めている。

自由度の高いセルフドライブ旅行でありながら、事前の車両選択や保険、予約などを早めに済ませることで、旅行中はより安心して自分らしい時間を楽しむといった新しいセルフドライブ旅行のスタイルが広がっている。

セルフドライブは「移動手段」から「旅そのもの」へ進化。共有したくなるロードトリップ

セルフドライブ旅行の魅力は、目的地に到着することだけではない。Tripモーメンツでは、美しい景色を楽しめるドライブ、山道、国立公園、田園地帯など、自然をテーマにしたロードトリップが高いエンゲージメントを獲得している。

サンフランシスコとロサンゼルスを結ぶカリフォルニアの「ハイウェイ1」や、米国南西部の渓谷地帯を走るルートなど、象徴的なドライブコースも旅行者のインスピレーションとなっている。

また、旅の体験を共有する手段として動画への関心も高まっている。Tripモーメンツでは、動画投稿が写真投稿と比べて3倍以上のインタラクションを獲得している。

曲がりくねった海岸沿いの道路、雄大な山々、家族との冒険、旅の途中で偶然出会った地域の風景など、「移動中の体験」そのものが、旅の思い出となり、さらに次の旅のきっかけにもなっている。

Trip.comでは、こうしたデータを通じて、旅行者の移動や旅のスタイルの変化を捉えている。セルフドライブ旅行は、単に目的地へ向かうための移動手段ではなく、自分のペースで地域を発見し、同行者との時間を楽しみ、旅のストーリーをつくるための旅行スタイルへと進化している。

出典元:Trip.com(トリップドットコム)

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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