小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

軽さか?パワーか?保冷力か?人気のコードレスパーソナルブレンダー3モデルを使いくらべてみた

2026.09.05

忙しい毎日のなかでも、野菜や果物はしっかり取りたい。そこでおすすめなのが野菜や果物を手軽かつおいしく楽しめるスムージーだ。

スムージーを作る家電はいろいろあるが、近年注目されているのが、どこでも材料をブレンドできて、そのまま持ち運べるコードレスな「パーソナルブレンダー」。

本体がコンパクトで収納場所を選ばないうえ、コップを用意する必要がないので洗い物も最低限で済むなどメリットが多い家電だ。最近は「プロテインが短時間で美味しく仕上がる」とジムに携帯する運動好きも増えている。

ただし、パーソナルブレンダーは大容量のものや軽量なもの、保冷できるものなど、製品ごとの特徴もさまざま。

そこで、ここでは今人気の3製品を実際に使って検証。実際の持ち運びやすさをチェックするとともに、同じ材料でスムージーを作ったときのなめらかさやおいしさ、毎日使ううえでの使い勝手まで比較する。

写真左からシャークニンジャ『Ninja Blast Max』、ウィナーズのレコルトブランドから『Cordless Solo Blender』、そしてデロンギ・ジャパンが発売するニュートリブレットブランドの『nutribullet FLIP』。

得意とするポイントがまったく異なる3製品

今回比較するのは3製品。いずれもパーソナルブレンダーではあるが、想定している使い方はかなり異なる。

たとえば『Ninja Blast Max』は最大530mlと大容量で、2人分などを作りたい場合にも対応。一方、『Cordless Solo Blender』は最大300mlと少量ながら、本体重量はモーターをいれても約420gと軽い。

このほかにも、容器の構造や食材への対応など違いは多い。まずは3製品の気になるスペックを表で比較し、さらに各製品の特徴について説明したい。

★シャークニンジャ:Ninja Blast Max(ニンジャ ブラスト マックス)
液体なしでも攪拌可能なパワフルさ!

3製品のなかでも、とにかくパワフルなのがシャークニンジャの『Ninja Blast Max』。

最大530mlと容量が大きく、一度に2人分のスムージーも作れる。さらに大きな特徴は、今回紹介するパーソナルブレンダーのなかで唯一、液体を加えなくても氷や冷凍フルーツを粉砕可能な点。

氷の攪拌に制限がある製品が多いなか、パワフルさが目立つ製品だ。

カキ氷が作れるBlast Max。じつは、固形物だけを攪拌できるパーソナルブレンダーは意外と少ない。

★ウィナーズ:Cordless Solo Blender(コードレス ソロ ブレンダー)
軽量コンパクト! 作ったスムージーをそのまま「食べる」ことも

3製品のなかでも、とにかく軽量コンパクトなのがレコルトの『Cordless Solo Blender』。

最大容量は300mlと少なめだが、本体重量は約420g。100mlと少量から作れるため、1人分を手軽に作りたい人に向いている。

ユニークなのが、ボトルをひっくり返して本体から外せば、脚付きのグラスとして使えること。作ったスムージーをそのまま飲むのはもちろん、フルーツやグラノーラなどをトッピングして、スムージーボウルのように「食べる」楽しみ方もできる。

一方、外出時にモーターが外せない唯一の製品でもある。

ボトル形状の時はフタになるパーツがグラスの脚になり、容器を変えずに「食べるスムージー」も楽しめる。写真はフローズンワインのバナナ添え。

★デロンギ・ジャパン:nutribullet FLIP(ニュートリブレット フリップ)
真空断熱構造で冷たさをキープ!

冷たいスムージーをゆっくり楽しみたい人に注目してほしいのが『nutribullet FLIP』。最大の特徴は、今回紹介する3製品で唯一、カップにステンレス製の真空二重構造を採用していること。

一般的なブレンダーカップと異なり、時間が経っても冷たさをキープしやすい。ブレードとモーターを搭載した本体とは別に軽量な「To-Goドリンクカバー」も付属。

いずれも飲み口から直接飲むほか、付属のステンレスストローを差して飲むこともできる。

ちなみに、To-Goドリンクカバーは密閉構造ではないため、中身を入れた状態で横にしたり、バッグなどに入れて持ち歩いたりなどができない点は注意したい。

真空断熱で保冷性能が高い『nutribullet FLIP』。400mlの水に氷10個を入れて放置した結果、普通のカップでは40分でとけた氷がFLIPでは約4時間形が残っていた。8時間後、通常のカップは25.1℃とほぼ室温だったが、FLIPは9.7℃とまだひんやりしている。

どれが一番おいしい? スムージーの仕上がりを比較

3製品は容量や得意とする使い方が大きく異なる。とはいえ、どれもスムージーを作るためのブレンダー。やはり気になるのは「どれがおいしく作れるのか?」だ。

できあがりが約250mlになるようすべての材料を統一。各メーカーが推奨するメニューでスムージーを作成した。

そこで、今回は3製品にまったく同じ材料を入れてスムージーを作り、仕上がりを比較した。使用したのは冷凍バナナ、皮付きリンゴ、小松菜、にんじん、牛乳。

バナナはあらかじめ冷凍したものを半解凍して使用し、リンゴの皮や小松菜の繊維、硬いにんじんなど、ブレンダーによる仕上がりの違いが出やすい食材をあえて組み合わせている。

完成したスムージー。左から『Blast Max』『Cordless Solo Blender』『nutribullet FLIP』。

完成したスムージーを見比べると、見た目にはそれほど大きな違いはない。しかし、実際に飲んでみると口当たりには少しずつ差があった。

もっともベースがなめらかに感じたのは『Cordless Solo Blender』。舌に感じるようなごく細かな粒子は少ない一方で、リンゴの皮など2mm前後のやや存在感のある粒はそこそこ感じられた。

対して『Blast Max』は、ごく細かな粒子によるザラつきは感じるものの、皮などの目立つ粒は少なく、全体として均一な口当たり。

そして『nutribullet FLIP』は、ベース部分は比較的なめらかなものの、ときどき5mmほどの明確な攪拌残しがある。

今回の材料では、なめらかさを重視するなら『Cordless Solo Blender』、全体的な口当たりのバランスでは『Blast Max』が優秀という印象。ただし、個人的には『nutribullet FLIP』の大きめの攪拌残しも、食感のアクセントとして意外と悪くないと感じた。

毎日使うならむしろこちらが重要? 使い勝手を比較

パーソナルブレンダーの魅力は、コンパクトで場所を選ばず使いやすいこと。ただし、実際に3製品を使ってみると、モーターを外せるか、どの状態で持ち運べるかなど構造にはかなり違いがあった。

また、毎日使うことを考えると、洗いやすさや充電方法も気になるところ。ここではスペック表だけではわかりにくい、実際の使い勝手を製品ごとにチェックしていく。

★<シャークニンジャ>重いモーターはワンタッチで取り外し可能。ただし充電には専用アダプターが必要

『Ninja Blast Max』は今回の3製品で唯一、本体重量が1kgを超えるモデル。

ただし、本体下部をひねるだけでモーターユニットをワンタッチで取り外すことができ、モーターユニットを外した状態では実測386gとかなり軽量になる。

また、フタには飲み口があり、ボタンを押すと飲み口カバーがバネで開く仕組み。片手で開閉してそのまま飲めるので、実際に使ってみるとかなり便利だった。

ひねるだけ1秒でモーターユニットと分離。フタも3機種中一番開けやすい。

一方、気になったのが充電方法。パワフルな製品だけに今回の3製品で唯一USB充電には対応せず、充電には付属の専用アダプターが必要になる。

スマートフォンなどほかの機器と充電環境を共有できず、必ず専用アダプターを用意しなければならないのは少々面倒に感じた。

今回の製品で唯一専用の電源アダプターを使った充電が必要。

★<レコルト>モーター一体型でも約420g! ブレードの洗いやすさも魅力

『Cordless Solo Blender』は、モーターを含めても約420gと、今回の3製品でも圧倒的に軽い。

カップとして使う場合はモーター部から取り外せるが、ボトルとして持ち運ぶ際はモーター部も一緒になる。それでも本体自体が軽いため、実際に持ってみても重さはそれほど気にならない。

使っていて特に気に入ったのが、お手入れのしやすさだ。一般的なパーソナルブレンダーはブレードがカップの底にあり、刃の下まで手が届きにくい。

一方、本製品はカップを外すとブレードが露出。ブレード周りに余計なパーツもないので、刃の下などの細かな部分まで洗いやすかった。

カップを外すとブレード全体が露出。汚れが残っていないか目視しやすい。

一方、少々面倒に感じたのがボトルとして使用するときのフタ。今回の3製品では唯一、蓋を回転させて取り外す方式を採用している。

ワンタッチでは飲めないため、移動中はやや手間取る。また、外出先で使う場合は外したフタの置き場所も確保しなければならない。

★<ニュートリブレット フリップ>モーターを外して軽量化。多彩な飲み方ができるが面倒さもある

『nutribullet FLIP』は、本体重量約920g。今回の3製品では『Ninja Blast Max』に次いで重い。

ただし、ブレードとモーターが一体になった本体は取り外すことができ、付属の「To-Goドリンクカバー」に交換可能。この状態なら実測381gと、じつは『Ninja Blast Max』よりも軽くなる。

飲み方を選べるのも特徴だ。To-Goドリンクカバーには飲み口があり、そのまま口をつけて飲むほか、付属のステンレスストローを差して飲むこともできる。

また、実際に使ってみるとカップになにも装着しなくても縁がなめらかなので、自宅などではカバーを取り付けずカップから直接飲むこともできた。

モーター付きの本体を外して、軽量なTo-Goドリンクカバーに交換可能。直接飲むほか、付属のステンレスストローも使用できる。

一方、気になったのがお手入れとパーツの多さ。飲み口やストローを差し込む部分など構造が複雑なうえ、To-Goドリンクカバー、ステンレスストロー、ストロー用のお手入れブラシ、さらに取り外した本体のブレードを保護するブレードカバーなど付属品も多い。

多彩な使い方ができる反面、フタの構造が複雑で洗浄がやや面倒。また、付属品が多いので使わないパーツをどこに収納しておくか迷うなど、多機能ならではの悩みもあった。

To-Goドリンクカバーやステンレスストロー、お手入れブラシ、ブレードカバーなど付属品は多め。

3製品とも方向性は明確。自分の使い方に合った1台を

今回3製品を使い比べて感じたのは、同じコードレスのパーソナルブレンダーでも、得意とする使い方が驚くほど違うということ。

とにかくパワフルで、氷や冷凍フルーツまで液体なしで攪拌したいなら『Ninja Blast Max』。大容量ながらモーターを外せば軽く、スムージーの仕上がりも均一で、今回の3製品ではもっとも万能に使いやすいと感じた。

1人分を手軽に作るなら『Cordless Solo Blender』が魅力的。本体ごと持ち歩いても約420gと軽く、お手入れもしやすい。100mlから作れるので「毎朝少しだけ飲みたい」といった使い方にも向いている。

『nutribullet FLIP』は真空二重構造ならではの保冷力が最大の魅力。モーターを外せば実測381gまで軽くなるため、冷たいドリンクを時間をかけて楽しみたい人には特に便利だ。中身が見えない構造なので、職場で誰にもしられず時間をかけてスムージーを楽しむこともできそうだ。

パワフルさと万能さ、軽さと手軽さ、保冷力と、3製品の強みはそれぞれ異なる。毎日使うものだからこそ、単純な攪拌性能だけでなく、作る量や持ち歩き方、お手入れまで含めて、ライフスタイルに合った1台を選んでほしい。

文・撮影/倉本 春

ほったらかし調理家電が大ブーム!今年のヒットは「エアフライヤー」と「スープブレンダー」

現在、発売中のDIME9/10合併号では上半期のヒット商品を大特集。物価高が続く一方で、AIは日常に浸透し、SNS発のトレンドはますます細分化。スポーツやエンタ…

ソフトバンクにてPC雑誌の編集者を5年、ドッグカフェのオーナーシェフを6年経験後、家電ライターに転向。 現在は生活家電分野をメインにWebをはじめ雑誌やラジオなど数多くの媒体で活動を展開

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2026年7月16日(木) 発売

DIME最新号は、世界の模型・プラモデルメーカーを大解剖する「ボクラのタミヤ」特集!『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』こしたてつひろ先生インタビュー&描き下ろしピンナップ、特別付録にはスチールギアケースも!さらに2026年上半期トレンド特集では、「売れる」より「育てる」をキーワードに、ファンを育てる新時代のヒット戦略を徹底分析!話題のモナキ独占インタビューも掲載した見逃せない一冊!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。