トライアンフモーターサイクルズジャパンは、世界限定750台となるTRIUMPH FACTORY CUSTOMの第5章を飾る新型「SPEED TWIN 1200 TFC 」の発売を発表した。
2027年モデルとして登場する新型Speed Twin 1200 TFCは、Triumph Factory Custom(TFC)の名を冠する5番目のモデルとなる。英国のクラフトマンシップを感じさせる専用ディテールと、走りを高めるプレミアムコンポーネントを組み合わせ、Speed Twin 1200 RSをさらに特別な1台へと昇華させた。
生産台数は世界限定750台。カーボンファイバー製ボディワーク、専用バッジ、削り出しバーエンドミラー、レザーとスエードを組み合わせたベンチシート、ゴールドチェーン、ゴールド仕上げのインナーチューブ、全体を引き締めるブラックアウトフィニッシュを採用している。外装色は、光の当たり方で微妙な表情を見せる専用カラー「Obsidian Gold」。各車両には、個別のシリアルナンバーが与えられ、Certificate of Authenticity(正規証明書)が付属する。
走りの面では、クリップオンハンドルによるスポーティなライディングポジションに、フルアジャスタブルのÖhlins製フロント/リアサスペンションを組み合わせている。高品位なシャシーコンポーネントが、入力に対する反応の明確さ、接地感、コントロール性を高め、Akrapovič製チタンサイレンサーがトライアンフらしいサウンドをより濃密に響かせる。
そしてエンジンは、トルクの厚みと鼓動感が魅力の1200cc Bonnevilleツイン。低回転域からレスポンスの良い力強いトルクが湧き上がる特性により、日常域でもワインディングでも扱いやすく、同時に刺激的な加速を楽しめる。Triumph Shift Assist、最適化されたコーナリングABS、トラクションコントロールなど、ライダーを支えるテクノロジーも充実している。
トライアンフ モーターサイクルズのCMO ニック・ベル氏は、以下のようにコメントしている。
「Triumph Factory Customは、私たちが“特別な一台”を形にするための取り組みです。新型 Speed Twin 1200 TFC は、モダンクラシックのラインアップの中でも特にパフォーマンス志向のSpeed Twinをベースに、ディテール、性能、希少性のすべてをさらに高めたモデルです。Speed Twinは、時代を超えるスタイル、キャラクター、そして高い実力を自然に融合させてきたモデルとして評価されてきました。TFCでは、その魅力をさらに押し広げています。結果として、所有する喜びと走らせる楽しさをいっそう深く感じられる一台に仕上がりました」
Triumph Factory Custom(TFC)とは
Triumph Factory Custom(TFC)は、トライアンフにおけるもっとも特別な表現。2019年にスタートしたTFCモデルは、厳格な台数限定のもと、パフォーマンス、装備仕様、デザイン、仕上げのすべてにおいてプレミアムな価値を追求している。各TFCは、カスタムビルドのような個性と存在感を持ちながら、ファクトリー開発による確かな完成度を備えている。
今回の新型Speed Twin 1200 TFCは、Thruxton TFC、Rocket 3 TFC、そして2つのBobber TFCに続き、TFCバッジを受け継ぐ5番目のモデルとなる。
特別かつ精緻なディテール
ビレットアルミニウム製トップヨークには、TFCエンブレムとともに各車固有のエディションナンバーをレーザー刻印。すべての車両にサイン入りの正規証明書が付属する。
さらにフロントマッドガードのエンブレム、クラッチカバーおよびオルタネーターカバーのメタライズドモノグラム、ゴールド仕上げのチェーンやインナーチューブ、サスペンションアジャスターなど、ひとつひとつの要素が機能と美観を両立するよう設計されている。
加えてグロス仕上げのカーボンファイバー製マッドガード、TFCロゴ入りサイドパネル、ヒールガードも採用。さらに、専用インドアカバーと防水シートカバーが付属する。
スポーツ性を高めたスタイリング
低く構えたクリップオンハンドル、ビレットアルミニウム製トップヨーク、バックステップにより、ライダーと車体の一体感を高めるアグレッシブなライディングポジションを実現している。
Obsidian Goldの燃料タンクは、メタリックブラックを基調にゴールドのメタルフレークを織り込み、光の変化に合わせて控えめながら印象的な輝きを見せる。グロスラッカー仕上げのカーボンファイバー製外装が、モータースポーツ由来のテクニカルな雰囲気を加えている。
さらにフォーク、リアスプロケット、コントロールプレート、エンジンカバーまでブラックアウトした仕上げに、ブラックのAkrapovič製サイレンサーを組み合わせることで、精悍で上質な印象を演出している。ブラックレザーと高グリップスポーツスエードを用いたワンピースベンチシートにはリブ加工とハンドステッチを施し、快適性とカスタムスポーツらしい佇まいを両立している。
また灯火類は、クラシックな丸型LEDヘッドライトと、コンパクトなバレットスタイルの多機能リアライトを採用。ウインカー、ブレーキ、テールライト機能をすっきり統合し、クリーンなリアビューを実現している。
プレミアムコンポーネント
軽量かつ高剛性のスチールチューブラークレードルフレームを中心にSpeed Twin 1200 TFCは、あらゆる道で俊敏かつ安心感のあるハンドリングを目指して作られている。フロント/リアにはフルアジャスタブルのÖhlins製サスペンションを採用。プリロード、圧側、伸側減衰を調整でき、好みや走行シーンに合わせたセッティングが可能。
ブレーキにはBrembo製StylemaキャリパーとBrembo製ラジアルマスターシリンダーを組み合わせ、調整式MCSレバーにより指先へ明確なフィードバックを伝える。軽量7スポークキャストアルミホイールは、慣性を抑え素早いステアリングレスポンスとシャープな方向転換に貢献。タイヤには、Metzeler製Racetec RR K3を装着し、Speed Twin 1200 TFCの軽快なハンドリングをしっかりと路面へつなぐ。
クラスをリードするパフォーマンス
4,250rpmで最大トルク112Nmを発生させ、最高出力は105PS/7,750rpmの“High Power”エンジンによって、スロットルを開けるたびに力強く、胸のすく加速感を味わえる。
さらにAkrapovič製のツインチタンメガホンサイレンサーは、270度クランクのBonnevilleツインが持つ深く個性的なサウンドを際立たせる。チタン製ボディにブラックのディテール、カーボンファイバー製エンドキャップを組み合わせ、現代的な走行性能と普遍的なBonnevilleらしさを融合している。
ライダーを支えるテクノロジー
Speed Twin 1200 TFCは、RSと同様にライダー中心のテクノロジーを搭載している。Triumph Shift Assist(クイックシフター)により、6速ギアボックスでクラッチ操作なしの素早いシフトチェンジが可能。中速域で早めにシフトアップする場面から、高回転域へ力強く加速する場面まで、スムーズで正確な変速を実現する。
電子制御スロットルは、Sport、Road、Rainの3つのライディングモードに対応。Roadでは自然で扱いやすいレスポンスを、Sportではよりダイレクトなスロットル反応と、走りを楽しむためのトラクションコントロール介入を提供する。
さらにオプティマイズドコーナリングABSとオプティマイズドトラクションコントロールが、車体の傾き、速度、グリップ状況を把握し、直立時でもバンク中でも必要なときだけ自然に介入する。クラシックな丸型メーター内には、大型LCD表示とカラーTFTスクリーンを組み合わせ、USB-C充電ソケットも備えている。
【メーカー希望小売価格】
2,899,000円(税込)
【主要諸元】
関連情報:https://www.triumphmotorcycles.jp/bikes/classic/speed/speed-twin-1200-tfc
構成/土屋嘉久




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