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ヤマハが電子制御CVTを搭載した新型スポーツスクーター「AEROX ABS」を発売

2026.08.27

ヤマハ発動機は、155cc “BLUE CORE”エンジンを搭載し、スタイリッシュなフォルムとスポーティな乗り味を調和させた軽二輪クラスのスポーツスクーター「AEROX(アエロックス)ABS」を2026年8月31日に新発売することを発表した。

AEROX ABS(マットグリーニッシュグレー)

この「AEROX ABS」は、“The Closest Scooter to a Super Sport Motorcycles(スーパースポーツバイクに最も近いスクーター)”をコンセプトに開発。最新のヤマハスーパースポーツ「YZF-Rシリーズ」のデザイン思想を取り入れたスタイリングに加え、走る楽しさ、操る歓びを実現する電子制御CVT「YECVT」搭載エンジンと走行性能を支える高剛性フレームやサスペンションを組み合わせた。

電子制御CVT「YECVT」搭載で操る楽しさ実感

AEROX ABS(シルバー)

近年、国内外で扱いやすいボディサイズである126cc~200ccカテゴリーの需要が堅調に伸びており、今後もこの傾向は続くと見込まれている。また、若年層を中心に「スーパースポーツモデルに憧れるが操作への不安から購入をためらう。オートマ車は選択肢のひとつ」という声も多く聞かれオートマチックスクーターへの関心が高まっている。

今回の「AEROX」は、こうした市場環境やニーズに応えるため、「スーパースポーツモデルに最も近いスクーター」をコンセプトに開発された。最大の特長は、スーパースポーツモデルのエッセンスとスクーターならではの実用性を高いレベルで両立させていること。「YZF-Rシリーズ」のデザイン思想を取り入れたスタイリングに加え、電子制御CVT「YECVT」などを採用。マニュアル車のように、エンジン回転の緩急を活かしてスポーティに操る楽しさを提供する。さらに、日常使いに便利な機能や装備を充実させ、高い実用性とアクセシブルさ(親しみやすさ)も備えている。

◼「YZF-Rシリーズ」のエッセンスを織り込んだボディデザイン

デザインコンセプトは“Ultimate Super Sport Scooter(究極のスーパースポーツスクーター)”。「YZF-Rシリーズ」が持つ“ピュアなスーパースポーツらしさ”を随所に織り込み、従来のスクーターの延長線上にはないスタイリングを実現した。

第1の特長は、日常の扱いやすさに配慮しつつもセンタートンネルを高い位置に配し、従来のスクーターとは趣の異なる高い重心感とアジャイルなシルエットを作り上げている。

第2に、「YZF-Rシリーズ」を彷彿とさせるアグレッシブなフロントマスク。猛禽類の眼を思わせるシャープなLEDポジションランプと、存在感を控えめにしたコンパクトなLEDプロジェクターヘッドランプ、さらにカーボン調のウイングレット風造形をヘッドランプ下側に織り込むことで表現。また、バーチカル(縦型)レイアウトのLEDテールランプとボディと一体化したグラブバーが、レーシーなリアシルエットを強調している。

第3は、コックピットまわり。新型TFTメーターは、手前をパネル内に沈み込ませた立体的なレイアウトとすることで、スーパースポーツを想起させる高揚感をもたらす。なおカラーリングは、マテリアル感のあるダークトーンのボディにバーミリオンカラーのホイールとピンストライプをあしらい、スーパースポーツを想起させるデザインを強調した“マットグリーニッシュグレー”と、全体をシンプルなトーンでまとめつつ、イエローの差し色でオートマチック・スポーツの個性を表現した“シルバー”の2色展開となる。

◼VVA、SMG搭載の水冷・155cc “BLUE CORE”エンジン

水冷4ストローク・SOHC・4バルブ・155cc “BLUE CORE”エンジンを搭載。このエンジンの優れた特性を支えるキーポイントのひとつが「VVA(Variable valve actuation=可変バルブ)」。低速域と中高速域で吸気バルブの作動特性が走行状況に応じて切り替わるシステムで、FIセッティングとの最適化により、幅広い回転域で優れたトルク特性とリニアな加速フィーリングを実現している。

また、滑らかな発進性、走行性を支える「トラクションコントロールシステム」を採用したほか、エンジン始動用モーターと発電機能を一体化した「SMG(スマートモータージェネレーター)システム」を搭載。キュルキュル音のない静かなエンジン始動・再始動をもたらすほか、信号待ちなどで停車すると自動的にアイドリングを停止して燃料消費を抑えてくれる(Stop & Start System)。

◼「走行モード切替」機能、「シフトダウン」機能を備えた「YECVT」(電子制御CVT)操る楽しさをより実感できる設定

ライダーの操作に合わせてCVTの減速比を電子制御により調整する「YECVT」を採用。これにより走りの幅を広げ、操作する楽しさを提供する。ライダーの意思に合わせた減速比調整により、鋭い加速感やメリハリのあるレスポンスを実現し、マニュアル車のようなスポーティな走行フィーリングをもたらす。なお同モデルは、「YECVT」搭載車として、現行「NMAX155」に続く2モデル目となる。

・「走行モード切替」機能

駆動系の変速用マップを切り替えることで、走行シーンや好みに応じた異なる変速特性を選択できる。燃費を考慮し市街地でのスムーズな走行が可能な「Tモード」とワインディングロードでのレスポンスの良い走行を提供する「Sモード」の2つの走行モードを設定。「Sモード」は、今回“鋭い加速感”にスポットを当てた特性として制御設定し、スポーツライクな走りに応える。モード切り替えは、左ハンドルのスイッチボックス人差指側に装備しているボタンの操作で行なう。また選択したモードは、ディスプレイに「T」または「S」で表示される。メインキーをONにしたときの走行モードは、前回走行時の走行モードが維持される。

・「シフトダウン」機能

任意のタイミングで減速比を変更することで、マニュアルミッション車のシフトダウンのような走行特性を実現。“前走車をスムーズに追い抜きたい”“長い下り坂でエンジンブレーキを利用して減速したい”“コーナー進入の減速から脱出時に気持ちよく加速をしたい”などのシーンで、ライダーの操作の幅を広げ、操る楽しさを提供する。SHIFTボタンの操作、あるいはスロットルの急開操作により、加速/減速状態に応じ、最大3段階までシフトダウンが可能。

◼スポーティな乗り味と中高速での安定感・走行フィーリングを兼ね備えた高剛性フレーム

スポーティな乗り味、および中高速での安定感・走行フィーリングに貢献する軽量フレームを採用。メインパイプとダウンチューブ、センタートンネル部の補強材(レインフォース)を最適に配置することで、優れた剛性バランスを確保している。フレームへのエンジンユニットの懸架はリンク式とし、車体の下側にリンクを置くことで、快適な乗り心地と十分な収納スペース確保を両立した。またライディングポジションは、やや高めのハンドル位置に加え、アンクルホールドしやすいカバーや引き足で乗車しやすいフートスペースなど、スポーツバイクのような姿勢がとりやすくなっている。

◼良好な操縦性を支えるサスペンションやブレーキ、タイヤなどの足回り

フロントサスペンションには、高剛性を確保した30mm径インナーチューブを採用。リアには、サブタンク付きのサスペンションを採用している。タイヤサイズは前110/80-14、後140/70-14を採用。リアの偏平率70%・140mm幅タイヤは、操舵感とグリップ感、高速域での安定感を確保し、スポーティな走行フィーリングを支える。なおブレーキディスクは、前後とも230mm径で、入力に対しての応答性に優れている。

◼便利な機能を装備

日常の利便性向上はもちろん、走りを楽しむスポーツスクーターとしての魅力を充実させる以下のような機能がある。

・4.2インチTFTディスプレイ

表示モードは3パターンから選択切替が可能。「YZF-R」シリーズの世界観をモチーフにした「トラックモード」では、ハンドルスイッチでラップタイム記録が可能

・「Turn by Turnナビ」表示ができる“つながる”機能

専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(略:Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンと車体ユニットを接続すると、TFTメーターでは、スマホとの接続確認、着信通知や受話・終話、メールやテキストメッセージの通知及び一部表示、メーター上の時刻の自動補正などが可能。また音楽、ボリューム操作、天気予報、車両/走行情報なども表示できる。さらにスマホのアプリ上では、走行履歴管理・メンテナンスリコメンドなどの車両関連情報やライディングログなどの走行実績を確認可能

・キーを差し込むなどの手間もなく、ノブをまわす操作だけでエンジン始動が可能なスマートキー
・シートを開けずに開け閉めできる給油口
・優れた照射性を備えるプロジェクターヘッドランプ
・LED テール&ストップランプ
・ESS(エマージェンシーストップシグナル)搭載のフラッシャー
・約24.5Lのシート下トランク
・USB Type-C端子対応充電ソケットを備えた左フロントボックス

【フィーチャーマップ】

【販売計画】

1400台限定

【メーカー希望小売価格】

481,800円(税込)

【主要諸元】

関連情報:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/aerox/

構成/土屋嘉久

「CanCam」「Oggi」「Domani」などのファッション誌やサイトの編集に長年にわたり携わりながら、編集プロダクション「ADVOX株式会社」を設立。同時に、広告のクリエイティブディレクター&ライターとしても活動。近年は、DIMEをはじめとする情報誌やサイト、ラジオ番組などで、クルマや家電、美容、健康、グルメ、ファッション情報を発信。さらに現在では、クルマ好きが高じてWワークで超高級スーパーカーブランドにて車両移動する業務に携わり、毎日、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン、マセラティ、ロータス、ベントレー、ロールスロイスなど、様々なクルマの運転を満喫中。

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