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チョコボールが59年目の挑戦!森永製菓が〝もちグミ〟を主役にした「もちもちチョコボール<金のきなこもち><ちょこもち>」を発売

2026.08.20

森永製菓は、発売59年目を迎えるロングセラーブランド「チョコボール」より、「もちもちチョコボール<金のきなこもち>」「もちもちチョコボール<ちょこもち>」を新発売する。

今回の新製品は、近年高まる〝もちもち食感〟人気を背景に、もちもちした食感の「もちグミ」を主役にしたチョコボールの開発に挑戦したものだ。

発売日は「もちもちチョコボール<金のきなこもち>」が2026年8月25日、「もちもちチョコボール<ちょこもち>」が2026年8月25日から2027年1月の予定。価格はいずれもオープン価格。

チョコボールマイスターが解説、「もちもちチョコボール」の特徴

森永製菓 研究所 チョコボール担当研究員(チョコボールマイスター) 仙波 佐智子氏

■製品概要

今回は少し大きめのサイズ感で、食べごたえと満足感を強化しました。さらに、チョコボールのコンセプトである〝ひと粒で複数の味わいと食感〟を進化させるために、新たな複合食感に挑戦。中心にもち粉入りのもちもち食感のグミを入れることで、外側のチョコのコクから、噛んだ瞬間のもちもち感へと、食感が変化していく楽しさを実現しています。

<金のきなこもち>
滑らかな舌触りと香り高い風味の、北海道産大豆100%「金のきな粉」使用。もち粉入りのもちもち食感グミを、きなこ味チョコレートでコーティング。香り高いきなこの風味ともちもち食感を組み合わせることで、本格的なきなこもちの味わいを表現しました。

<ちょこもち>
もち粉入りのもちもち食感グミを、相性の良いまろやかなミルクチョコレートでコーティング。リアルな「ちょこもち」らしさを感じられる味わいを目指して、素材だけに頼らず特殊製法を採用しました。噛むほどにもちの風味が広がる品質に仕上げています。

■注目ポイント(1)  いま注目の「もちもち食感」 〜もちスイーツ人気を背景に誕生

近年、韓国発の進化系スイーツやもち入りデザート、もちアイスなどの人気を背景に、「もちもち」は味わいだけでなく食感価値としても注目を集めています。国内のお客様はもちろん、インバウンド層からも支持が広がる中、チョコボールはこのトレンドに着目し、チョコボールとして初めて本格的な“もちもち食感”を主役に据えた新シリーズの展開に挑戦しました。

「もちのもっちり感」は、チョコの口どけや香りの立ち方を引き立て、ひと口の中に「やわらかさ」「噛む楽しさ」「チョコのコク」を段階的に感じられます。つまりチョコボールが掲げてきた“1粒で多層的に楽しめる”という価値を、より大人向けにアップデートできる可能性があると考えました。

■注目ポイント(2) 「もちグミを主役にできるか」〜チョコボール開発陣が挑んだ〝逆転の発想〟

「チョコボールの中にもちグミを入れる」のではなく、「もちグミを主役にしたチョコボールを作れないか」と考えましたが、その実現には大きな壁がありました。もちもち感をより強く感じてもらうためには、食べた時に、できるだけ早くセンターのもちグミに到達してもらう必要があります。

そこで開発チームは、チョコレートの量を見直し、もちグミの存在感を高める設計に挑戦しました。もちグミを主役にしようとすると、チョコレートはできるだけ薄くする必要があります。一方で、柔らかいもちグミを包むチョコレートは、薄くするほど割れやすくなります。「チョコを薄くして、もちもち感を強く感じられるようにするほど、ひび割れにつながるので製造が難しくなる」。開発チームはこのジレンマに直面しました。

そこで、大きくてやわらかいもちグミをチョコレートで包みながら、見た目の美しさと品質を維持するため、研究所と工場が連携し、チョコの量や製造条件を何度も見直すなど、開発には約4年かかりました。

また、「もちもちグミ」を主役にするために開発チームが目指したのは「何回も噛みたくなる、噛むことができる品質」。開発を進める中で見えてきたのが、「もちもち感を感じるには複数回噛むことが重要」というポイントでした。そこで、チョコレートの量、グミの大きさ、お菓子全体のサイズ感を細かく見直しながら試作を重ねました。チョコのコクを楽しんだ後、噛むたびにもちもち感が広がる。そんな「もちグミが主役」の品質が実現しました。

■もちもちチョコボールのWEB動画も新たに公開

もちもちチョコボールの新WEB動画「もちもちチョコボール」篇も発売日である8月25日(火)より公開される。

本動画では、おなじみの「チョコボールのうた」のサウンドが流れる中、プラカードを持ったキョロちゃんが登場。「もちっもちっもちっ」の歌詞に合わせて、チョコボールやキョロちゃんが伸び縮みする。チャックがついているから持ち運びできるという利点も、(やや強引に)メロディーに乗せて紹介。最後は「もちもちもちもち~」の声に合わせてコミカルな動きを見せるキョロちゃんに注目していただきたい。

【キョロちゃん】もちもちチョコボール篇
https://youtube.com/shorts/5Zk37syx3as (2026年8月25日 11時公開予定)

9月6日はキョロちゃんの日、愛されて59年「キョロちゃんヒストリー」

1965年に当時の人気アニメのキャラクターをデザインした「チョコレートボール」を発売。しかしアニメに伴い、新たなキャラクターを考える必要が生じた。

当時は箱からチョコボールを取り出す際、内側のサックを引き上げると横から取り出し口が現れるパッケージだった。その取り出し口がくちばしに、そして箱にデザインされたチョコボールが目に見えたことから、架空の鳥のキャラクターが生まれた。

しかし「目つきが悪い」「へんな鳥」と社内の評判も悪く、せめて名前だけでも可愛くしたいと考え、目がキョロキョロしているので「キョロちゃん」と命名された。

ところがパッケージに「キョロちゃん」の名前が初めて印刷されたのは1991年のこと。これを機に「キョロちゃん」の名前がようやく広く知られるようになったという。そして、キョロちゃんの形も時代とともに変わっており、現在は5代目となる。

■「くちばし」の変遷

・1967年:パッケージの上部を引き上げるとくちばしが現れる
・1969年:箱の上部のフタを起こすとくちばしが飛び出る
・1974年から:現在と同じくちばしの形に

■おもちゃのカンヅメの中身は社長も知らないトップシークレット

おもちゃのカンヅメは、金・銀のエンゼルを当てて応募する仕組み。おもちゃのカンヅメの中身は当てた人のみぞ知る秘密であり、カンヅメを開けるワクワク感も特徴の一つとなっている。

そのため、おもちゃのカンヅメの中身は社長ですら内容を知らない。把握しているのは森永製菓の中でも、代々のチョコボール担当者のみ、というこだわりが徹底されているのだ。

■金・銀エンゼルの確率は?

金・銀エンゼルの確率は非公開。しかし同社によれば、おもちゃのカンヅメは年間8万人以上、単純計算で1日約200人以上に向けて発送しているという。

【参考】スイートコーンやみたらしだんごなど多彩なフレーバーを開発

「チョコボール」は、センターの味や食感とチョコを組み合わせて、様々な商品を発売してきた。

例えば、もちグミをみたらしだんご味のチョコでコーティングした<みたらしだんご味>や、パチパチキャンディ入りのチョコをコーラ味のチョコでコーティングした<爽快コーラ味>のように、どのようにチョコボールで表現するかを考え、工夫が凝らされている。2026年2月の新商品は<金のきなこもち>で香り高いきな粉の風味が特徴だ。

一方、過去のチョコボールで、評価が今ひとつだったものもある。例えば、「チョコボール<ポテト>」。同社では、「ポテトスナックと塩味がきいたホワイトチョコを組み合わせた甘じょっぱいおいしさが自信作だったのですが、斬新すぎたようです」と分析している。

■デザートを見ると、どのようにチョコボールで表現できるか想像してしまう

研究員は、常にチョコボールにできそうなものがないか探索し続けている。食品を見ると、チョコをかけてボール状にしたくなったり、おいしいデザートを見ると、どのようにチョコボールで表現できるかをついつい想像してしまったりするのがチョコボールの研究員の職業病らしい。

過去に試作したものは、主なものでハイチュウ、ラムネ、おっとっと、ボーロ、もなか皮、パン(クルトン)、おかき、パイ、チーズ、乾燥した野菜、コーヒー豆、求肥など。

この中ではラムネやボーロはチョコボールとして相性がよく、発売に至った商品もあれば、経時的に水分が移行して食感が悪くなるものや、ひび割れてしまうもの、チョコボールらしくない形状になってしまい断念したものも多々あったとのこと。

さらにチョコボール史上初めて発泡ラムネを製品化した際は、品質の完成度以外にも子どもの口に刺激がありすぎるのでは?という観点から発泡の強弱を徹底的に調査して試作検討が行なわれた。

今回の「もちもちチョコボール」は、こうした試作の積み重ねの先に、もちグミを主役にした新たな挑戦を実現したものだ。

関連情報
https://www.morinaga.co.jp
https://www.morinaga.co.jp/kyorochan/

構成/清水眞希

@DIMEはサイトローンチ時より編集業務に携わる。現在は雑貨や家電、オーディオなどの新製品に加え、各種の社会調査・統計、話題の新スポットからイベント情報などを担当。信条は正確さとわかりやすさ。最近の趣味は日付が変わる時刻のウオーキング。

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