日本の夏の暑さは年々厳しさを増している。体力の消耗が激しくなり、だんだんと食も細くなるが、夏バテ解消には十分な栄養摂取が必要だ。そうなると、冷たくてあっさりしたものが恋しくなるの。
「そんなお客様の声に着目して、夏に栄養たっぷりのスープがゴクゴク飲める、冷たいラーメンを開発しました」。
そう語るのは『どうとんぼり神座』を運営する株式会社理想実業のマーケティング本部次長であり、商品開発チームのひとりである小林沙弥さん。
話題の夏バテ対策メニューを求めて、さっそく『どうとんぼり神座』へ足を運んだ。
冷たいスープの中に、しっかりとした旨味とコク!
実は噂のメニューはトッピングの違いで3種類ある。
「まずはスープの味と白菜、麺の食感をダイレクトに感じられるコチラのメニューをお試しください」と小林さん。
カウンターから登場したのは、見た目から清涼感たっぷりの『澄みきりお出汁の冷たいおいしいラーメン』(860円~)だ。
『神座』ならではのおいしさの屋台骨ともいえる『黄金スープ』をベースに、実に数百回以上、1mg単位の調整を繰り返して完成させたというスープを飲んでみる。
『神座』の温かいラーメンは好きで何度も食べているが、口に入れると温かいスープとは違う冷製独特のコクと旨みが広がり、香りが鼻腔に抜けていく。ひと口飲んだだけでクセになる味わいだ。そのうえ飽きがこない感じがする。
「温かいスープは、湯気などで香り立つといった感覚が感じられるのですが、それを冷製でどう表現するかにこだわって開発しました。黄金スープをベースに、干し貝柱や昆布、椎茸や鶏の自然な旨味、塩分控えめですが深いコクを実現できました」(小林さん)
塩分やカリウム、アミノ酸など、夏場に不足しがちな栄養素を摂れるから、夏バテ予防に役立ちそうだ。
シャキシャキした食感と甘味が感じられる白菜
そして『神座』の大きな特徴である、トッピングの白菜。普段は煮込むことで甘味を出しているそうだが、夏仕様はスープに漬け込んだものを使用しているという。
食べてみると、通常の白菜と異なり、シャキシャキ感があっておいしい。火を通さない白菜は貧血予防や免疫力向上などが期待できるので、夏場の栄養補給にピッタリだろう。
豚肩ロースのチャーシューは、軽く炙られていて香ばしさも立っていて、食欲をそそる。豚肉はビタミンB群も豊富なので、エネルギー代謝を助けてくれるので、夏場にはうれしいトッピングだ。
あっさりとした冷涼感と同時に満足感も満たしてくれる味
そうこうしているうちにあっという間に完食。「ごくごく飲めるスープ」のキャッチフレーズ通り、最後の一滴まで飲み干してしまった。
スープからトッピングの組み合わせまで、500回以上の試作と試食を繰り返して完成させたということだが、それに見合った味だった。9月17日までの間にリピートして、他のトッピングのメニューも試してみたくなった。
まさに、‶夏のラーメン〟にふさわしい一杯だった。期間中にぜひ味わってはどうだろうか。
*価格は店舗によって異なります
*いずれも9月17日までの期間限定
取材・文/松尾直俊
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