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「3850円でこんなに本格的!?」3COINSのスマートウォッチがコスパ最強と言える理由

2026.08.22

最近は、スマートウォッチの低価格化が進み、1万円を切る良品も増えてきた。たくさんあるなかで注目したのが、3COINSの「デバイスバンド セルフケアモデル」である。

自重23gの超軽量モデル

3COINSといえば、330円の生活雑貨が揃う店というイメージがあるが、実はデバイスのラインナップも充実している。モバイルバッテリー、ラベルプリンター、ヘッドホンなどなど。さすがに330円ではないが、リーズナブルな価格で、筆者もいくつか購入している。

「デバイスバンド セルフケアモデル」は、7月発売の新製品。価格は3850円と、スマートウォッチの相場からすればかなり安い。公式サイトを見ると、価格の割に機能が盛りだくさんだが、本当のところどうなのかを検証したい。

まず外観から見てみよう。購入時は、本体とベルトが別々だが、ベルトを取り付ける前にまず充電。本体から突き出たUSB(Type-A)端子を、PCなどに接続する(モバイルバッテリーは非対応なので注意)。

充電が終わったら、バンドを取り付け、手首にはめる。バンドの剣先は、美錠(バックル)を通したら、さらにベルトの横穴をくぐらせるようになっている。これが意外と難儀し、手首を濡らして滑りやすくする必要があった。単に筆者が不器用なだけかもしれないが、コツがあるのかもしれない。ふだん腕時計をしないため、装着が煩わしいかと思った。しかし、自重が23gしかなく、バンドは柔らかなシリコーン素材のため、すぐにつけていることを忘れた。

(バンドは写真のベージュのほかにブラックモデルもあり)

最初に使う前に専用アプリ「GHFit」(App StoreGoogle Play)をスマホにインストールする必要がある。インストールが終わったら起動して、ペアリングする。これで準備OK。

詳細データはスマホで確認が前提

では、使ってみよう。本機はタッチディスプレイではなく、操作はすべて画面下部にあるボタンで行う。長押しで電源のオン、一瞬タップすれば画面点灯、点灯状態でさらにタップするか右にスワイプすることで、画面が切り替わる。

機能をざっと見ると、健康管理については「歩数/移動距離/消費カロリー」「心拍数」「睡眠データ」「血中酸素飽和濃度」「表皮温度」がある。さらに21種類の「スポーツ」モードを設定でき、基本はしっかり押さえている。それ以外では、スマホに届いたメッセージを確認する「メッセージ」、「ストップウォッチ」、部屋のどこかに忘れたスマホを探す「スマホ検索」機能などがある。

ひとまず、「スポーツ」モードの「ウォーキング」を試してみる。行程は、片道1km先のスーパーへの行き帰り。画面上で3、2、1とカウントダウンされ、歩き始める。時間、歩数、心拍数、活動距離(km)、消費カロリーがリアルタイムで表示される。

外に出てわかったのだが、日中の曇り空でも画面が暗くて見えない。輝度が低すぎるのである。しばらく解決策を探したら、「GHFit」の「画面と表示」設定で、明るさが調節できるとあった。デフォルトでは一番暗くなっていたので、一番明るくしたら、だいぶ見えやすくなった。

明るさを上げないと、日中の屋外では見えにくい

スーパーに到着した時点で、「一時停止」をタップして記録を中断。買い物を終えたら「再開」し、帰宅したら「終了」。終了と同時に、ウォーキングの計測結果が一覧表示されるかと思ったが、それはなくて、ただ単に終わってしまった。一応、歩数や活動距離などのデータは表示されるが、それは今日1日の累積結果であり、単一のエクササイズに対するものではない。「GHFit」を見たら、「運動データ」の欄にそれが載っていた。なるほど、詳細はこちらを参照せよということだ。

ちなみに本機には、他のスマートウォッチではあまり見ない熱中症アラート機能がある。これは、心拍数、体温、歩数などのデータを分析し、「水分補給」「休息」「熱ストレス」を通知するというもの。今の時期だと、結構重宝しそう。

睡眠の質に関する細かいデータも

次は睡眠データの計測。手首にはめたまま就寝し、入眠と同時に計測が開始される。翌朝起きて本機を見ると、「07H 45M」と睡眠時間だけが表示されていた。これも詳細は「GHFit」に記録されており、「深睡眠時間」「浅睡眠時間」「夜更かし時間」「(中途)覚醒回数」など芸が細かい。

ただ、実際は8時間近くも眠っておらず、床上で本を読んでいる時間もカウントしてしまっている。夜になって、あまり手首が動かなくなった時点で入眠開始とみなすアルゴリズムになっているのだろうか。正確なデータを期すなら、いよいよ眠る直前に装着するとよさそうだ。

その後何日か使ってみたが、不都合は感じず、日ごろの運動・睡眠のマネジメントツールとしては、なかなか優れていると思った。もちろん電池の持ちの短さ(3日間)や、画面の大きさなど、スペック的な面では物足りないところはある。しかし、3850円という価格を考えると、かなり頑張っているのではないか。「これからスマートウォッチを始めたい」という方には、特におすすめしたいエントリーモデルである。

公式サイト(商品ページ)

文/鈴木拓也

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老舗翻訳会社役員を退任後、フリーランスの仕事人となる。ライターとして手掛けるテーマは、トラベル、ガジェット、著名人取材、アートなど幅広い。また、クリエイターとしての活動にも力を入れている。ライフワークは秘境と神社仏閣めぐりで、撮った写真をInstagramに掲載している。 https://www.instagram.com/happysuzuki

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