今や暑さ対策のために多くの人が持ち歩くようになったハンディファン。さまざまなモデルが存在するが、abbi(アビ)から次世代モデルと称される『abbiFAN ICEMIST』が発売された。そこでさっそく使ってみた。
abbi『abbiFAN ICEMIST 冷却ミストターボファン』5980円
76×181×53mm、247g、使用時間:扇風機のみ/2.5~24時間、扇風機+冷却モード/1.5~6時間、扇風機+ミストモード/最大6時間(都度給水し続けた場合) 、充電方式:USB-C
このモデルは風を送り出すと同時にミストも発生させ、送風面に付いているペルチェ式冷却プレートで肌も冷やせるという、3つの機能を搭載している。この一台三役が〝次世代〟と謳う由縁だ。
想像以上の強力送風にビックリ!
バッテリーを充電して背面のメインスイッチを入れ、ファンのボタンを押すと送風スタート。長押しすることで100段階の送風調整ができるが、最大にするとかなりの風力! 室内で首周りに送風すると、それだけで体温が下がっていく感じだ。
次に屋外。この日は予想最高気温31℃で日差しは弱いが湿度があり、蒸し暑い感じ。やはり首周り風を当てると十分に涼しさを感じさせてくれる。
実は今までハンディファンは使っていなかったが、多くの人が持ち歩いている意味がようやく実感できた。これからは使うようにしよう。
きめ細かいミストが風と共に運ばれてくる
そしてミスト噴射。正しいかわからないが、直接顔に当ててみると、かなり微細なミストが降りかかってくる。
そして気化していくときにひんやりとした感触が生まれる。首回りも試したが、こちらは涼感が長続きする感じだった。これもかなり効果的だ。
ただ、屋外で風があると、距離を置くとさすがのターボファンの力でもミストが広がって、若干流される感じ。しかし、近づければ問題はなかった。
瞬時に冷感が感じられるプレート
最後に冷却プレート。送風面側に取り付けられているのは、アルミやステンレスではなく、2種類の半導体を組み合わせたペルチェ素子を採用したもの。直流電流を流すと一方向に熱が移動するペルチェ効果を利用している。
屋外でのレビューで体が少し熱くなったので室内に戻り、まずは手を冷やす。実は手のひらにはAVA血管、動静脈吻合と呼ばれる特殊な血管がある。
暑いときは血管が大きく開き、大量の血液を流して熱を体外に逃し、寒いときは収縮して熱が逃げるのを防ぐという、体温調整の働きをしている。冷やすと、冷やされた血液が体を巡って深部体温を効率良く下げることができるのだ。
ファンと併用して、当てた瞬間からすぐに冷たさを感じる。続けて首筋や腕などにも当ててみると、直径3.5cmのプレートが効率良く冷やしてくれる。かなり心地が良い。
かなり使い勝手が良いハンディファン
実際に使用してみた全体的な感想は、家でも外出時も持っておきたい、というもの。
一般的にこれだけの機能を搭載したハンディファンは1万円以上する機種もあるが、『abbiFAN ICEMIST』は5980円。価格も手頃だ。それに特に底部に付けられたカラビナは、取り出すとスタンドにもなり、卓上ファンとして使うこともできる。
実際、この原稿を書いているときもパソコンの前に立てて送風しているが、エアコンとの併用でかなり清涼感が増してくる。
また、エアコンがない洗面所などに持ち込めば風呂上がりに髪を乾かす際に涼しく過ごせたり、室内でクールダウンしたりするときにも役立つかもしれない。
取材・文/松尾直俊
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