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「実家じまい」について親子間で話し合っている人の割合は?

2026.08.20

いつかはやってくる親との死別。その前に、実家の処分について話し合っている人はどれくらいいるのだろうか?

すむたすはこのほど、60歳~89歳の親世代男女100名、30歳~59歳の子世代男女100名を対象に「実家の処分」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。2025年7月・12月に続き3回目の調査となる今回は、これまで扱ってこなかった兄弟姉妹間の意見調整・対立の実態にも焦点を当てた。

(1)親子間で実家の処分について話し合ったことが「ある」人は29.5%(前回32.5%)。話し合わない理由は引き続き「まだ具体的に考えていない」がトップ

実家の処分について、全体の70.5%が「会話したことがない」と回答。会話経験者は前回調査からやや減っている。理由は親子ともに「まだ具体的に考えていないから」がトップとなった。

親世代では「話し合う必要性を感じていなかった(25.7%)」が多かった一方、子世代では「話しを切り出すきっかけがなかった(28.2%)」「何から話してよいか分からない(19.7%)」と、必要性を感じながら話し合いを開始できないでいる方が親世代と比較しやや多い傾向が見られた。

実家じまいについては、引き続き親世代からも話し合いの機会を設ける必要性がうかがえる。

また、話し合いをした家庭における話題の中心は、引き続き「自身/親が逝去後の住まいの処分について(52.5%)」が最多で、次いで「自身/親が存命の間の住まいについて(49.1%)」となっている。

(2)実家の処分方針について兄弟姉妹と「話し合ったことがある」人は20.0%。そのうち、「意見が割れた・対立した経験がある」人は40.0%

実家の処分方針について兄弟姉妹と話し合ったことが「ある」と回答した子世代は20.0%と、親子間と比較してより低い結果となった。さらに兄弟姉妹と話し合ったことがある人のうち、実家の処分方針をめぐって意見が割れた・対立した経験が「ある」と回答した人は40.0%にのぼった。

親子間の会話不足に加えて、兄弟姉妹間の意見調整も実家じまいを進める上でのハードルになっている実態がうかがえる。

回答者は8名と少ないが、意見が割れた・対立した内容としては「売却するか、残す(維持する)か(62.5%)」、「誰が管理・対応するか(50.0%)」が上位となった。「費用負担(片付け・修繕・解体費用など)(37.5%)」、「遺品・形見の分配(37.5%)」、「実家に住む/住まないの希望(12.5%)」も一定数見られ、金銭的な負担と役割分担の両面が対立の要因になっていることがわかる。

(3)希望処分方法は親子ともに「売却」がトップ。「子どもや親族に住んでほしい」と考えている親は24.0%の一方、「自身が住みたい」子は18.0%

今後の住まいについて、親世代の78.0%が「今の家に住み続けたい」と回答。子世代の32.0%が「今の家に住み続けてほしい」、40.0%が「まだ考えていない/特に希望はない」とする一方で、12.0%が「利便性や安全性が高い住まいへ移ってほしい」、11.0%が「将来的な売却がしやすい住まいに移ってほしい」などの希望を持っている。

親世代が逝去後の住まいの処分方法については親世代・子世代共に「売却」がトップだったものの、親世代の24.0%が「子どもや親族に住んでほしい」と回答。一方子世代の回答は「自身が住みたい(18.0%)」、「兄弟姉妹や親族に住んでほしい(14.0%)」と、親子間でのギャップが見受けられる結果となった。

(4)子が親に事前準備してほしいことのトップは「不要品の整理・処分(35.0%)」。親が子に協力してほしいことも「不要品の整理(20.0%)」がトップ

実家の処分に向けては、親世代の約43.0%、子世代の約39.0%が何らかの準備を始めている。準備について双方への希望は、子から親が「不要品の整理・処分(35.0%)」、親から子に関しても「不要品の整理を手伝ってほしい(20.0%)でそれぞれトップとなった。

<調査概要>
実家じまいに関する家族間コミュニケーション実態調査
・調査方法:インターネットによる全国調査
・調査期間:2026年7月21日~7月22日
・調査対象:
(1)親世代 60歳~89歳、子どもあり、持ち家、子どもと別居状態の男女100名
(2)子世代 30歳~59歳、両親の少なくとも一方が存命しており別居状態、存命の兄弟・姉妹がいる男女100名

出典元:株式会社すむたす

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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