8月8日開催のインディゲーム展示会「東京ゲームダンジョン13」に出展
電通は、ゲームに精通した約200人が所属する社内横断のクリエイティブチーム「デンツウゲームセンター」(※1)が2025年3月に開発した生成AIを〝遊び〟に活用したPC用ゲーム「Verse of Birth(バースオブバース/バスバス)」(※2)を製品化。世界最大級のPCゲーム配信プラットフォーム「Steam」(※3)にて2026年内に販売を開始すると発表した。
また、本作を2026年8月8日に開催されるインディゲーム展示会「東京ゲームダンジョン13」(※4)に出展する。
同社では今回の発表に際して、「これらの取り組みを通じて、当社は広告コミュニケーション領域で培ったクリエイティビティを生かし、新たなゲーム開発の可能性に挑戦します」とコメントしている。

<Steam内「Verse of Birth」Storeページ>
https://store.steampowered.com/app/4736800/Verse_of_Birth/
■生成AIを効率化の手段ではなく、独自の体験価値を生み出す要素として活用
近年、ゲーム市場が世界的に成長し続ける中、開発規模は拡大し、制作プロセスも高度化が進んでいる。一方で、生成AIをはじめとする新たな技術の活用については、創作における人と技術の関係性、倫理・法的課題、制作現場における安全性への配慮、さらにはユーザー体験への影響などについて、慎重な議論が重ねられている。
電通では今回、こうした課題に対応するため、生成AIを単なる効率化の手段としてではなく、独自の体験価値を生み出す要素として活用した。
その特徴は、プレーヤーが入力した言葉を起点に、生成AIがオリジナルキャラクターが創出すること。名前・外見・能力といった要素をランダムに組み合わせるのではなく、一つのキャラクターとしての一貫性を持たせて生成していくのだ。
その結果、プレーヤーは自分だけのキャラクターに愛着を抱きながら、編成や攻略を楽しむことが可能になった。このキャラクター生成システムについては現在特許出願中だという。
■権利面や安全性に配慮した生成AI活用基盤に新たなゲーム体験を提供
また、アドビとのパートナーシップに基づき、許可を得ているコンテンツと権利を有しているコンテンツだけを学習データとするAdobe Fireflyを活用。
権利面や安全性に配慮した生成AI活用基盤に、電通が広告コミュニケーション領域で培ってきた企画・体験設計やシナリオライティングを掛け合わせることで、同社ならではの新たなゲーム体験を提供していく。
これらの状況を踏まえた今後の展開について同では、「今後も、生成AIとクリエイティブの融合による新たなコンテンツ開発を推進し、ゲーム領域にとどまらず、広告やエンターテインメントなど多様な分野への展開を通じて、コンテンツビジネスのさらなる拡大と価値創造に取り組んでまいります」と述べている。
※1 2023年09月15日発表 https://www.dentsu.co.jp/news/business/2023/0915-010641.html
※2 2025年03月07日発表 https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0307-010856.html
※3 米Valve社が運営する世界最大級のPCゲーム配信プラットフォーム https://store.steampowered.com/
※4 国内のインディゲーム開発者が自作ゲームを試遊・展示するインディゲーム展示会 https://tokyogamedungeon.com/
関連情報
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2026/0731-011073.html
構成/清水眞希




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