ショートvlog「setlog」
#vlog #クローズドSNS #十代熱狂
映えを競うSNSや、広くて浅い人間関係に疲れた若者たちの間で、韓国発の動画日記(vlog)アプリ『setlog』が急拡大中だ。1時間に1回撮影する2秒の動画が、1日分貯まると1本のvlogに自動でまとめられる。最大12人の仲間と〝ありのまま〟の毎日を共有できる新感覚SNSだ。
サイバーエージェント次世代生活研究所・松野みどりさんの解説。
「SNSは実名・長文のFacebookから、匿名・短文のX、写真の〝映え〟を競うInstagram、ショート動画のTikTokへと変遷しました。その『映え疲れ』の反動で、仲のいい人とありのままで繋がりたい欲求からBeRealが生まれました。setlogは、その動画版と言えるでしょう」
人気の要因は過程の共有にある。
「若い世代は完成された姿よりも、そこに至る過程に価値を感じます。デビューまでの道のりを応援する韓国アイドル文化と同じで、リアルな日常を見せ合いたい。つまり、承認欲求より『所属欲求』が強く、友達との繋がりを実感するアプリを求めています。機能面では、撮影は1時間に1回で、投稿しない時間も許される。抜き打ち通知に追われるBeRealより制約が緩く何度でも撮り直せる気軽さも人気の秘訣です」
【DIMEの読み】
〝ありのまま・身内志向〟で、完璧さよりも共感や過程を求める若者の新しい価値観は、収益モデルこそ未知数だが、これから様々な商品設計やマーケティングの起点として拡大するだろう。

日常生活でのワンシーンを1日中撮りためて仲間内で共有するが、BeRealと異なり〝サボってOK〟の緩さがウケている。
Z世代のSNS利用率推移

「〝映え〟やバズり疲れでインスタやXは利用率減傾向だが、ありのままを撮るBeRealは2年で約1.7倍。setlogはそれ以上に流行る兆しも」(松野さん)
出所:サイバーエージェント次世代生活研究所「2025年Z世代のSNS利用率」
取材・文/久我吉史 編集/千葉康永




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