生成AIの登場で急速に社会が変わり将来の見通しがききづらくなってきた昨今、今の中高生はどのような将来を思い描いているだろうか。
安定を求めるのか、それとも「好き」を貫きたいのか。恋愛や結婚に対する温度感、そして生活に欠かせない存在となりつつある生成AIとの付き合い方など中高生たちのホンネが気になるところ。
そこでソニー生命保険は、2026年6月4日~6月12日の9日間、全国の中学生・高校生(中高生)に対し、今回で7回目となる「中高生が思い描く将来についての意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名(中学生200名、高校生800名)の有効サンプルの集計結果を公開したので、詳細をお伝えしよう。
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
中高生の自身の将来に対する見通し「10年後は明るい」中学生では58%、高校生では55%
全回答者に、10年後の日本や世界について、明るい見通しをもっているか、不安を抱いているか聞いた。
2025年の調査結果と比較すると、『不安(計)』は、[10年後の日本](2025年77.3%、2026年68.9%)では8.4ポイント下降、[10年後の世界](2025年71.9%、2026年68.0%)では3.9ポイント下降していた。
物価上昇や円安進行、国際情勢の不安定化が続くなかでも、AIやロボティクスなどテクノロジーの急速な進化に期待が膨らむといった社会情勢もあってか、将来の日本や世界にポジティブな印象を抱いている中高生が増加しているのかもしれない。
男子中学生が将来なりたい職業は「ITエンジニア・プログラマー」が2017年調査以来の1位、女子中学生は「芸能人」が3年連続1位
全回答者に、将来の夢について質問。中学生についてみると、「好きなことを仕事にする」(49.0%)が最も高くなり、次いで、「安定した毎日を送る」(47.5%)、「趣味を充実させて生きる」(43.0%)、「お金持ちになる」(36.5%)、「素敵な相手と恋愛・結婚する」(32.5%)が続いた。
高校生についてみると、「安定した毎日を送る」(46.3%)が最も高くなり、次いで、「趣味を充実させて生きる」(41.6%)、「好きなことを仕事にする」(41.5%)、「お金持ちになる」(34.9%)、「素敵な相手と恋愛・結婚する」(32.5%)という結果に。
中学生についてみると、男子中学生では1位「ITエンジニア・プログラマー」(12.0%)、2位「社長などの会社経営者・起業家」「YouTuberなどの動画投稿者」「プロスポーツ選手」(いずれも10.0%)、5位「公務員」(9.0%)であった。
女子中学生では1位「歌手・俳優・声優などの芸能人」(11.0%)、2位「美容師」「医師」「保育士・幼稚園教諭」「デザイナー(ファッション・インテリアなど)」(いずれも10.0%)という結果に。
2025年の調査結果と比較すると、男子中学生では「ITエンジニア・プログラマー」が2025年の5位から順位を上げ、2017年の第1回目の調査以来、2回目の1位となっている。
また、「ボカロP(音声合成ソフト楽曲のクリエイター)」が2025年の10位圏外(23位)から10位に上昇した。
女子中学生では「歌手・俳優・声優などの芸能人」が2024年の調査以降、3年連続で1位となっている。
高校生についてみると、男子高校生では1位「公務員」(13.5%)、2位「ITエンジニア・プログラマー」(10.5%)、3位「YouTuberなどの動画投稿者」(10.3%)、4位「会社員」(7.8%)、5位「教師・教員」(7.5%)。
女子高校生では1位「公務員」(12.5%)、2位「会社員」(9.3%)、3位「看護師」(9.0%)、4位「教師・教員」(7.3%)、5位「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」(7.0%)となった。
2025年の調査結果と比較すると、男子高校生では2025年に5位だった「YouTuberなどの動画投稿者」が3位に順位を上げたほか、「銀行員など金融関係」が10位圏外(17位)から6位に上昇。
女子高校生ではTOP4は、2025年調査と同じ結果に。「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」が2025年10位圏外(12位)→2026年5位に上昇していた。
将来なりたい職業を選択した理由について聞いたところ、男子中学生1位の「ITエンジニア・プログラマー」では「自分の特技に合っている気がするから」や「ゲームが好きだから」、女子中学生1位の「歌手・俳優・声優などの芸能人」では「ドラマや映画に元気を貰っているから」や「モデルを目指しているから」といった回答がみられる。
また、男子高校生と女子高校生1位の「公務員」では「リストラの心配がなく、福利厚生が整っているから」や「大変そうだけどやりがいがありそう」、「行政に関わり、地域に貢献したい」、「安定した給料がもらえるから」といった理由が挙げられた。




DIME MAGAZINE





















