2026年は、アニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の放送開始から30周年。当時は第2次ミニ四駆ブームの真っただ中で、自慢のマシンを手に、改造やレースに夢中になった子どもも多かったはずだ。
あれから30年。仕事や家庭に追われる毎日を送るようになった今だからこそ、あの頃のワクワクをもう一度味わってみたくなることはないだろうか。今回は『レッツ&ゴー!!』世代のライターがミニ四駆際入門に挑戦。当時を象徴する2台、「サイクロンマグナム」と「ハリケーンソニック」を約30年ぶりに組み立ててみた。
大人になった今だからこそミニ四駆
当時のキットこそ手に入りにくいが、現在は最新のシャーシにリニューアルされたキットが販売されている。サイクロンマグナムやハリケーンソニックはもちろん、レイスティンガーやブロッケンG、シャイニングスコーピオンなどラインアップはかなり充実している。30年経った今でも、当時の愛車を再び手に取れるようになっているのは、なんともうれしい限りだ。

当時、親に必死に頼み込んで買ってもらった「サイクロンマグナム」と、結局、最後まで買ってもらえなかった「ハリケーンソニック」。どどちらも私にとって忘れられないミニ四駆だ。
箱を開けると、ボディやシャーシ、ホイール、ギアなど、30年前と変わらない光景が広がる。当時はモーターは別売りだったと思うが、今は同梱されている。必要なものが一通りそろっているので、すぐに組み立てを始められる。


子どもの頃は、筆箱に入っていたハサミで急いで切り出していたパーツも、今はプラモデル用ニッパーで一つひとつ丁寧に切り出す。ステッカーもピンセットを使い、ずれないよう慎重に貼っていく。

ステッカーを貼る難しさは昔と変わらず…!少しでもズレるとキレイに貼れない

シャーシの上側だと思っていた側が実は底側だった。ボディを外して電池やモーターを交換するという当たり前も変わってしまったらしい。
ハリケーンソニックに続いてサイクロンマグナムも組み立て。


気づけば作り始めて約2時間。2台とも無事に完成した。30年ぶりでも、説明書どおりに進めれば迷うことはない。夢中で手を動かしているうちに、時間を忘れて没頭していたあの頃の感覚が自然とよみがえってくる。

子どもの頃は、一刻も早く完成させて走らせることしか考えていなかった。しかし30年ぶりに組み立ててみると、パーツ一つひとつの精巧さや、丁寧に組み上げていく工程そのものがこんなにも楽しい。ミニ四駆は、大人になった今だからこそ、その魅力をより深く味わえるホビーなのかもしれない。
ミニ四駆への再入門は、何もレースや本格的な改造だけではない。当時憧れたマシンをもう一度組み立てる。それだけでも、あの頃のワクワクは十分によみがえる。『レッツ&ゴー!!』30周年を機に、気軽な気持ちで再びミニ四駆を手に取ってみてほしい。
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